進撃の巨人考察|カルライーター(ダイナ巨人)がベルトルト無視の理由!グリシャ探し

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進撃の巨人考察|カルライーター(ダイナ巨人)がベルトルト無視の理由!グリシャ探し

グリシャの妻ダイナ・フリッツはエレンの母であるカルラを食べた巨人カルライーターとして何度か登場しています。

基本的には目の前の人間を食べますが、ベルトルトを無視するという奇行種的な行動も取っていたました。

しかし、カルライーターはなぜベルトルト無視したのでしょうか。

最有力と言える説は「グリシャに会いたかったから」と言えそうです。

進撃の巨人87話 ダイナは巨人になってもグリシャを探し出す

進撃の巨人87話/諫山創先生/講談社
ダイナは巨人になってもグリシャを探し出す

この言葉が理由の全てとも読み取れます。

最終回は絶望的なエンディングになる

カルライーターはベルトルトを無視

ダイナ巨人であるカルライーターは奇行種と言われています。

進撃の巨人96話でカルライーターに見つかるベルトルトの描写があります。

進撃の巨人96話 カルライーターに見つかるベルトルト

進撃の巨人96話/諫山創先生/講談社
カルライーターに見つかるベルトルト

もうダメだ!となりそうな所ですが、ダイナ巨人(カルライーター)はそのままベルトルトを無視して壁内に入っていきます。

これにはベルトルトも「え?!」と驚きでした。

壁へと消えていったダイナ・フリッツの巨人カルライーターです。
(勿論、この時点ではカルラを食べていないので単なるダイナの巨人と言えますが)

この行動によりダイナ巨人(カルライーター)は奇行種と言われているのです。

ただ生前の記憶なりが何らかの形で作用するのは他の巨人を見ても明らかです。

ダイナ・フリッツは真っ先にエレンの家へグリシャを探しに向かったのだと考えてもいいでしょう。

どんな姿になってもあなたを探し出すから。
-ダイナ・フリッツ-
(進撃の巨人87話)

カルライーターは奇行種と言える

ダイナは良く言う原因不明の奇行種ではありませんが、少しばかり生前の記憶を持っていると言えそうです。

マーレによって巨人化された際、マーレ軍の遊びでグライスだけ人間のまま放たれましたが、ダイナは通常の無垢の巨人通り目の前のグライスを追っています

進撃の巨人87話|ダイナ巨人(カルライーター)は奇行種?!グライスを追う

(諫山創先生/講談社/進撃の巨人87話)

この時点では通常種と何ら代わりありません

壁に近づき中に入れるという状態で初めてグリシャに会いに行く事を優先するようになったと言えます。

場合によってはカルラへの嫉妬もあったのかもしれません。

しかし、ダイナ巨人(カルライーター)が壁内について何か分かっている訳ではありません。

となれば、ユミルの民として内部での繋がりがカルライーターを作り上げてしまった可能性はあります。

カルライーターがベルトルトを無視した理由

ではなぜダイナはベルトルトを無視したのでしょうか。

  • グリシャを探そうとした
  • 王家の血が意識に作用した可能性
  • グリシャの妻であるカルラへの嫉妬が優先
  • 知性の巨人の重要性を認識
  • 襲いたい者を襲う奇行種
  • 偶然そうなったに過ぎない
  • カルライーターであるダイナ・フリッツは王家の人間です。

    在る種どんな事でも起こり得る可能性を秘めていると言えるでしょう。

    意識が残っていたというよりも、意志が強い人間だった事が作用して「誰でも襲う」状態にはすでになっていなかったのかもしれません。

    巨人に意識はなくとも記憶がある

    ただ、イルゼイーターやコニーのおかあさん巨人が「おあえり…」と喋ったりしています。
    ※イルゼの手記;イルゼをユミルと間違え、ユミル様…と言葉をしゃべった巨人。元はユミルを利用し金を稼いでいた人。
    ユミルの過去でイルゼイータの秘密も判明

    ユミルも無垢の巨人の状態を「終わらない悪夢を見ているようだった」と語っています。

    妄想や空想の様な夢うつつの状態が続いている感覚なのかもしれません。

    巨人の行動は生前の記憶や意志に大きく作用させられる者もいると考えて良い。

    それが奇行種を生み出しているのでしょう。

    赤ちゃんの月光の巨人

    ジークが操っていた月光の巨人たちの中に、目が真横についたような小さい巨人が混じっていました。

    命令に背いてミケを食べようとしましたが、この巨人は赤ちゃんか小さい子を巨人にしたものです。

    赤ちゃんを操作するというのがそもそも難しい話です。

    現実世界を考えれば分かる所。

    このように巨人は過去の記憶や意志によって行動が特殊になることが分かっています。

    カルライーターは始祖の巨人を探したのか

    エレン座標発現時はダイナは始祖をもつエレンを食おうとしたのでは?とも考えられています。

    エルディア復権派であるグリシャと元妻のダイナ・フリッツ。

    始祖の巨人を取得してしまえば、全てが激変する瞬間であったと考えてもいいでしょう。

    地ならしという絶望の鐘を鳴らさずに済んだ可能性も出てきます。

    進撃の巨人131話 地ならしで崩壊する村々

    進撃の巨人131話/諫山創先生/講談社
    地ならしで崩壊する村々

    地ならしで島外は全て死ぬ

    ベルトルト無視も運の可能性

    わざわざ描かれている所を見ても、何かしら意味がありそうなカルライーターとベルトルトの遭遇。

    しかし、グリシャに会いたい一心だったとか、カルラへの嫉妬とか、自分の腹違いの息子のエレンに会いたいとか、始祖の巨人奪取を優先したとか、色んな可能性が出ています。

    どれにしても元のダイナ・フリッツが考えていた意志や記憶が作用して「ベルトルトを襲う優先度が低い」状態にあったのだと分かります。

    結果的にベルトルトはあそこで救われました。

    ただこれもまた進撃の巨人ならではの選択というものでしょう。

    仮にダイナ巨人がベルトルトをあそこで捕食していたら、世界は大きく変わっていました。

    恐らく二回目の内壁の撃破は無かったのではないかと推察出来ます。

    またカルラを喰われずに済んだ事でエレンが「全ての敵を駆逐する」という原体験をすることもありませんでした。

    あの一瞬の出来事一つとっても世界を救う可能性があったと言えるもの。

    それが進撃の巨人には共通して起こっている現象と言えます。

    本題のカルライーターのベルトルト無視の理由の最有力は「グリシャに会う事を優先させて壁内に入ったから」とするのが妥当と言えます。

    絶望に向かい続けた進撃の巨人の物語



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