レウウィス大公は女王の弟!最後は味方でムジカを王にする|約ネバ考察
約束のネバーランドに登場するレウウィス大公についての考察となります。
最初は「最恐」と言える敵としてゴールディ・ポンドの狩場に登場しています。
その強さは子どもたちを絶望させるレベルに至っていました。
レウウィス大公は死んだ
ゴールディ・ポンドの狩場でのレウウィス大公は最悪の敵でした。
私かね。
私の獲物は常に変わらんよ。
殺す気でかかってくる強い人間。
ただ最近はめっきりご無沙汰だねぇ。
-レウウィス大公-
(約束のネバーランド66話)
後にムジカを鬼の王として民衆に理解させるエマ側につくとは思えない出で立ちと言葉でした。
ただ最初の頃から他の鬼とは一線を画している存在だったのは確実に言えることです。
このレウウィス大公を倒すべくエマたちは作戦を練り続け、最終的にユウゴの狙撃で殺害に成功しました。
この死の直前にも「やはり人間は良い」と意味深な発言をしていました。
尚且走馬灯ではムジカの姿も映し出されている事からレウウィス大公という存在の謎が深まった瞬間でもあります。
レウウィス大公もムジカ達の血を飲んで、退化を抑えられる状態になっていた事を考えればこの走馬灯の意味も分かります。
レウウィス大公と女王の関係
レウウィス大公は女王であるレグラヴァリマの実の弟である事が分かっています。
またソンジュも同じく鬼の女王レグラヴァリマの弟です。
げに愚かな末弟よ。
妾を殺すとな?
王の個に生まれておきながら、古き信仰に囚われ王家の意に背き、邪血を連れて逃げた裏切り者が。
-レグラヴァリマ女王-
(約束のネバーランド157話)
これがソンジュに向けた言葉でした。
よってレウウィスはレグラヴァリマの弟であり、ソンジュの兄という事になります。
レウウィス大公は生きていた
レウウィス大公はレグラヴァリマ女王が死んで有力貴族が全滅した後で民衆の前に姿を表します。
ムジカとソンジュの処刑の直前の事でした。
生きていた事についてはレウウィス大公としても「意図せず」と話しています。
理由は核が2つあったからとなります。
レグラヴァリマだけではなくレウウィス大公にも2つの核があった事が175話で判明しました。
そして民衆の前で邪血が本来は退化を免れる奇跡の血であり、ムジカたちは民を救おうとした英雄なのだと伝えます。
レウウィス大公は王をムジカに譲る
レウウィス大公は約束のネバーランド175話でムジカに王を譲ります。
全国民に伝えよ!
現政権は解体!
その幹部、五摂家家臣団及び四大農園責任者は直ちに逮捕!
今後全ての民に邪血を分配し、もう何人も飢えや退化に苦しまぬ世を約束する!
そしてもう一つ。これを機に全ての農園を廃止しよう。
-レウウィス大公-
(約束のネバーランド175話)
農園を残す事でまた利用されて民を縛る事になってしまうのが民衆にも理解されます。
そして持ち上げられるレウウィス大公は今後の王として君臨する、はずでした。
最終的にムジカを王とする案が採用され、この鬼の世界も平和な道を歩む事になっていきます。
レウウィス大公も最初は人間にとっての凶悪な敵でしたが、2つあった核の再生によって生存し、そこで人格も少し変わったのでしょう。
意外と最後はカッコいい所を見せてくれたレウウィス大公となりました。
マンガ好き
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コメント
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- コメント (2)
11巻カバー裏表紙のあの腕も走馬灯と関係あるんだろうか( ̄~ ̄;)
鋭いコメントありがとうございます!
そんなところに腕が…!恥ずかしながら、見落としていました。
7章で書いた、二日酔いをしていた、レウィウスの若いころの存在の暗示なのかも…?