【バキ道考察】初代・野見宿禰(のみのすくね)実在した?最後はどうなった?
(板垣恵介先生/秋田書店 バキ道 引用)
バキシリーズ新作の「バキ道」!
今回の宿敵は
伝説の力士の末裔、
二代目・野見宿禰(のみのすくね)!
圧倒的巨体の
野見宿禰を前に、
一体どんな展開になるのか
楽しみですね!
ということで、
初代・野見宿禰
についても知っておくと、
今後の「バキ道」も
楽しさアップ間違いなしです!
⇒【強さランキング!最強は誰!?】
⇒【野見宿禰の実力は如何に!?】
野見宿禰は実在は微妙?
今回、野見宿禰(のみのすくね)の
参考資料となっているのが
西暦720年に書かれた
「日本書紀」。
そして気になるのが、
野見宿禰は実在したか?
ということ。
残念ながら、
野見宿禰(のみのすくね)は
「日本書紀」よりもさらに
数百年前の伝説のお話なので、
曖昧な部分も多く、
実在したかは結構微妙な
人物のようです。
ただ、少なくとも
野見宿禰を偉大な
ご先祖として祀っていた、
「土師氏」という
貴族は実存していたようです。
モデルになるような
人物はいたのかもしれませんね。
野見宿禰は神の末裔?
「日本書紀」によると、
野見宿禰(のみのすくね)は
当時の出雲国、
現在の島根県のあたりの出身。
日本神話に登場する
男神アメノホヒの
14代目の子孫として
生まれました。
(…ハイ、もうこの時点で
実在は怪しくなってきますが、
続けます。)
野見宿禰(のみのすくね)は
幼い頃から体が大きく、
大変な力持ちの腕っ節自慢でも
ありましたが、
同時に、学問にも優れた
人物でもあったようです。
地元では
知らぬ者はいないくらいに
有名だったこともあり、
当時の天皇、
垂仁天皇(すいにんてんのう)の
命により、
大和国(今の奈良県)に呼び出され、
「強い奴を連れてこいや!!」と
イキりまくっていた
当麻蹴速(たいまのけはや)と
バトルする事になったようです。
これはマンガと一緒ですね。
蹴速(けはや)に勝利!
ということで、
御前試合での出来事は
ほぼ「バキ道」で語られた
通りだったようです。
デカブツながら
蹴り技に長けた、
蹴速(けはや)を
同じ蹴り技で制し、
最後には倒れこんだ
蹴速(けはや)の
腰を踏み砕いて勝利。
二人の戦いは歴史上に
残ることになります。
事前の申告通り、
野見宿禰(のみのすくね)は
当時、蹴速(けはや)の
持っていた
土地を手に入れたとの事。
といっても、
島根県出身だった
野見宿禰(のみのすくね)が
奈良県の
土地を手に入れても
嬉しかったかどうかは
微妙ですね(笑)
⇒【野見宿禰の強さは!?】
その後の人生は?
蹴速(けはや)に勝利した後は、
御前試合を見ていた
垂仁天皇(すいにんてんのう)に
仕えていたようです。
田舎に生まれなが、
腕っぷしの強さ一本で
天皇に仕えるまでに
のし上がったということですね。
仕えてからは、
当時のエライ人が
亡くなった時のお葬式のルールを、
新しいものに変え、
貴族達に喜ばれたんだとか。
この当時のお葬式のルール
というのが恐ろしくて、
「殉死」という、
亡くなった主君と一緒に、
まだ生きている妻や臣下も
一緒に埋葬してしまうという
とんでもない葬式なのでした。
まだ妻や臣下を
生き埋めにする殉死。
当時、死期が近づいた
貴族に仕えている人は
気が気ではなかったでしょうね。
これを見た野見宿禰は
「そんなん無意味じゃね?」と
と考え、
人間に模したハニワに、
殉死を代理させる
「埴輪(ハニワ)の制」考案し、
国中に広く浸透させました。
おかげで、
殉死に怯えていた
多くの妻や臣下たちは
胸をなでおろし、
野見宿禰は広く慕われることに
なったそうです。
「埴輪の制」の
功績が認められると、
「土師臣(はじのおみ)」の
姓を名乗り、
その後は
代々天皇家の葬儀を担当する
貴族の一つとして
一族は栄え、
老年の病に倒れ
一生を終えたとの事。
当時の大和国の人からすると、
腕っ節の強さではなく、
殉死を無くした人として、
有名だったのかもしれませんね!
⇒【武蔵のありがとうの意味!?】
⇒【佐部京一郎九段とは!?】
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世界鬱病選手権に出たら、ぶっちぎりで優勝しそうです。もう一度、白林寺で修行し直します。
私は一向にかまわんッッ!