進撃の巨人考察|戦鎚はエレンに食われた!継承能力で歴代九つの巨人を出す
戦鎚の巨人はエレンに食われる結果となりました。
継承された能力が大きく使われる瞬間がありました。
それがクライマックス近くになる進撃の巨人134話です。
人類の最後の抵抗と言われた飛空艇での爆撃に対してジークが艦隊を絶滅させます。
厳密にはジークではないでしょうが。
※終盤を含めた進撃の巨人のネタバレを含みますのでご注意ください
戦鎚が食われたのはマーレ開幕戦
進撃の巨人で戦鎚が食われる結果となったのはマーレでヴィリー・タイバーが宣戦布告を行った時でした。
エレンの襲撃にレベリオ区が混乱する中、ポルコの顎の巨人(アギト)を歯を使って戦鎚の保持者を潰して食べています。
ここで顎の巨人もエレンが食うのではないかと思われましたが、間一髪の所でライナー登場となっています。
最終的にポルコのアギトはファルコが継承します。
結果的にこのマーレのレベリオ区襲撃ではエレンに戦鎚が追加されるに至りました。
戦鎚が食われた事でマーレの戦力減退
戦鎚がエレンに食われた事で大幅な戦力の減退を見たマーレとなっただけです。
と言っても元よりマーレの戦に戦鎚の巨人が登場する事なんてありませんでしたから、実質的な減少があるとも言えませんん。
精神的な士気の低下と与えたことによるパラディ島勢力の戦力増加が相対的にマーレを弱らせたと言える状況ではありました。
しかしながら、これでマーレとして戦略的に使える技が減ったのは確実です。
戦鎚の能力で九つの歴代巨人を出す
戦鎚の巨人の能力を多用している様子はこれ以降出てきていません。
しかし始祖をエレンが取り込んでから地ならしを発動し、背中に乗ってきたエレンを止めようとする者に対して使い始めます。
まず先程伝えた人類最後の抵抗と呼べた飛空艇の攻撃に対してジークが石つぶてで完全壊滅を行っています。
ただこれがジークなのかと言われれば実際は違います。
獣の巨人を戦鎚の能力で出現させた、言ってみれば傀儡です。
やっぱりジークは「戦鎚の巨人」と同じやり方で本体を隠してる。
-アルミン-
(進撃の巨人135話)
同じ様にエレンの骨骨状態になった大型の巨人の上に、九つの巨人を復活させてパラディ島からやってきたエレンを止める派の人間を食い止めようとします。
これをしているのは始祖ユミルです。
エレンは防衛を始祖の巨人だった少女に任せて自分はひたすらに地ならしと共に前に進んでいるという様子です。
始祖ユミルが抵抗をしている
エレンの意志ではなく始祖ユミルが抵抗をしています。
アルミンは進撃の巨人135話で掴まった体の中で考えています。
甘かった。
意識が、このまま窒息死させるつもりか。
エレンが僕を?
いいや、あの子だ・・・始祖ユミル。
エレンが言うようにエレンがただ進み続けるだけなら、この抵抗は始祖ユミルの意志。
だとしたら始祖ユミルも人類の虐殺を望んでいる。
-アルミン-
(進撃の巨人135話)
始祖ユミルは高尚な人物でも何でもありません。
虐げられながら会得した巨人の力を王によって無理矢理使わされた元より奴隷となる事しか教育を受けていない少女です。
自分が救われる、助けて貰えるとなれば藁にも縋る意志を持っていると言えるでしょう。
今救ってくれると信じたエレンの進行を止める者は何者であろうとも敵であると認識して間違いはありません。
そこにエレンの僅かな意志すら入っていないでしょう。
始祖の巨人だから全部使える
始祖の巨人であれば戦鎚をエレンが食った食わないに関わらず、全ての力を使えるのではないかと推察出来ます。
実際に呼び出した歴代の巨人の中には取り込まれていないはずの巨人が登場します。
ベルトルトの超大型やポルコの顎の巨人などが典型的な例でしょう。
彼らは彼らの能力を保持しています。
よってこの登場が戦鎚の巨人の力だとしても、エレンがヴィリー・タイバーの妹から奪ったから出来る様になった技とは言えない可能性があるでしょう。
戦鎚の巨人が食われたマーレですが、それ以降で「戦鎚が食われたから負けた」と言える戦いは起こったりしません。
以上が戦鎚の巨人がエレンに食われた後について継承能力が何に使われたかの考察となります。
マンガ好き
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