進撃の巨人考察|ジークとエレンの巨人の継承者はいない!ヒストリア妊娠も影響なし

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エレンとジークの巨人の継承者についてですが、これは「誰も引き継がない」が答えになります。

進撃の巨人107話でヒストリアの妊娠が確認されました。

134話で出産となりますが、巨人の継承が行われる事はありませんでした。

進撃の巨人134話 ヒストリアの出産シーン

進撃の巨人134話/諫山創先生/講談社
ヒストリアの出産シーン

地ならしが進む中での同時刻に行われた壮絶な出産場面です。

ヒストリアの出産は生と死を描いていた

ジークの巨人をヒストリアの子供へ

ジークの獣の巨人を王家に引き継がせる必要は当初よりヒィズル国のアズマビトによって知らされていました。

初めの会合の場ではヒストリアが引き継ぐ話でした。

ただイェレナの入れ知恵であろうヒストリアの妊娠によって即座にジークへの引き継ぎは無しになりました。

イェレナとしてはヒストリアにジークの巨人を即座に移されては本当の目的を果たせません

進撃の巨人120話 ジークがエレンに始祖の巨人の力で安楽死計画の実行を促す

進撃の巨人120話/諫山創先生/講談社
ジークがエレンに始祖の巨人の力で安楽死計画の実行を促す

エレンがマーレに潜入して宣戦布告を行う前段階で元あった作戦は実行不能なものになっていたと言えます。

そもそもキヨミの説明の時すでにレイス家が行ってきたような子供から子供に枷とも呼べる継承の継続をエレンが拒否していました。

最終的に自分勝手な世界そのものを嫌ってかエレンは地ならしを実行し、ジークの持っていた「安楽死計画」も破綻となっています。

ヒストリアの子供は新しく生まれた世界で生きていく事になります。

エレンの巨人の継承者もいない

エレンの巨人の継承についても考えられていました。

進撃の巨人108話 エレンにとって一緒に過ごした仲間が他の誰よりも大事

進撃の巨人108話/諫山創先生/講談社
エレンにとって一緒に過ごした仲間が他の誰よりも大事

最初に話が出た時は、ジャンや周囲のみんなが「自分しかいない」と言っていました。

ミカサが「私」と答えた後に、ジャンが自分の優位性を語り、続いてコニー、そしてサシャも継ぐと。

しかしエレンはそこにいる皆を大切に思っており、継承はしないと言い切ります。

実際にジークと触れ始祖の巨人の力を使って地ならしを行い始めた段階で、今後の継承云々の話は無駄と言えるものになりました。

言い換えれば「それどころじゃない」が最も正しい表現となります。

地鳴らしでパラディ島以外を踏み潰す

継承しても同じことの繰り返し

巨人を代々継承しながら機会を待つのは、前の100年と大差のないものになってしまいます。

ハンジも世代を超えて解決不可能な事案を子孫に残すのがよしとは少しも思っていませんでした。

もしエレンやジークにパラディ島の面々に知らせていない独自の計画がなかったとしても、継承の判断は難しかったのかもしれません。

イェーガー派の目的はパラディ島の多数派

自由のない家畜と同じ生き方

エレンが強く継承の連続を否定したのは「それが家畜と同じだから」ではないでしょうか。

要するに「自由」がそこには一切ありません。

世界に恐怖を与える為の自衛の手段とはいえ、壁の中で子供を生み続け継承させ続ける。

恐ろしい縛りがあると言える現状です。

エレンが目指したのは徹頭徹尾「自由」でした。

だからヒストリアが子供を産まされるという自由の放棄も我慢できなかったと言えます。

実際にエレンは地ならしを行いながらも他の人の記憶や行動を操ってはいません

全てを個々の自由意志で判断するように伝えていました。

進撃の巨人133話 止める止めないもまた自由

進撃の巨人133話/諫山創先生/講談社
止める止めないもまた自由

自分は進むけど、みんなが止めたいなら止めれば良いと言ってます。

それは自分が強いからとかではなく、相手にも自由を求めているのでしょう。

生きていれば何らかの柵によって選択の自由を奪われているものですが、エレンはそれが許せません。

ジークはリヴァイにエレンはアルミンに

ではジークとエレンの死亡についても少し。

巨人の継承はジークもエレンもどちらも無く終わってしまいます。

まずジークはリヴァイに殺されてしまいました

地ならしを止めるべくアルミンと話したジークの最後の決断と言うべくもので死亡しています。

エレンが地ならしを扱えるのはジークという王家の血筋があればこそです。

それを分かっていたジークがリヴァイの前に飛び出して自ら死を選んだと言えます。

これによって世界を絶望させかけた地ならしが実際に止まっています。

進撃の巨人137話 地ならしが止まった

進撃の巨人137話/諫山創先生/講談社
地ならしが止まった

ジークの大きすぎる功績と言えます。

またエレンについては地ならしで世界を踏み潰している最中にアルミンによって爆破させられています。

進撃の巨人137話 エレンとムカデもろとも爆破したアルミン

進撃の巨人137話/諫山創先生/講談社
エレンとムカデもろとも爆破したアルミン

その前段階でピークが首に爆弾を巻き付けて起爆をジャンが行っています。

首だけになったエレンに対して伸びる巨人の正体と言われるムカデをライナーが受け止めました。

そこで首もムカデも一緒にアルミンの超大型巨人による爆発で殲滅しました。

ジークもエレンも死んでしまう137話

よって誰かに継承させる流れは最後まで訪れなかったと言えます。

途中の時点ではエレンはともかくジークは継承濃厚とも言われていましたが、残り僅かな寿命の中で継承せずに終局を迎える事になりました。

そういう意味で登場した巨人でマーレの戦士候補生ではファルコだけが巨人を引き継ぎました。

ファルコは巨人化するが生存

ライナーもアニもピークも最終戦まで自分の巨人を継承していません

最終局面でエレンが地ならし実施時に使えた九つの巨人は4つです。

  • 始祖の巨人
  • 進撃の巨人
  • 戦槌の巨人
  • 獣の巨人(ジークを介して)
  • となっており、どっちにしても継承させるには危険が大きすぎる中身の巨人数になっていたと言えるでしょう。

    以上がエレンとジークの継承についてのネタバレと考察になります。

    エレンの目的は「自由」にのみある



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