呪術廻戦考察|髙羽史彦の超人(コメディアン)は最強タフネスで誰にも殺されない
シリアスな戦闘に一切不向きな存在。
そんな生粋のお笑い芸人である髙羽史彦は覚醒型のプレイヤーです。
あらゆるダメージを無効化するという特殊な術式を使用します。
呪術廻戦239話では羂索の一撃が容赦なく繰り出されました。
しかし髙羽史彦はギャグマンガのような穴のあいた地面から「このやろ~!」といった雰囲気でノーダメージでした。
術式は「超人(コメディアン)」と呼ばれるものでウケると確信したもの全てが実現。
まさにギャグマンガの登場キャラを相手にシリアスマンガが戦うような展開となります。
ドラゴンボールのベジータがギャグマンガのアラレちゃんなどを相手にできないという話が出ていましたが、まさにそれを現実に持ち込んだ術式の保持者が髙羽史彦です。
実際にドラゴンボールの中でも相当な実力者であるベジータですが、アラレちゃんには勝利できず。
というか敗北したと言えます。
但しアラレちゃんに殺されるようなこともないので一生勝負のつかないという状況になるのがギャグマンガと言えるでしょう。
五条悟でも倒せないタフネス
髙羽史彦が持っている超人(コメディアン)の術式は髙羽本人がウケるという確信があるものを実現させます。
当然笑わせることがメインであり、それ故に「相手を殺す」などの力を発揮することは不可能。
ただ「どんな攻撃を受けてもウケへと変化する」ということになるので、あらゆる攻撃を無効化できます。
原理上、五条悟だろうと宿儺だろうと髙羽史彦を倒すことは不可能と思えます。
東堂に似ているという話もありましたが、ウザさが少似ているだけで術式などは全くの別物です。
全てがウケに繋がると信じて、それによって無効化されてしまう術式。
防御力という意味では最強なのは確実でしょう。
呪力が高い訳ではないので、この術式の利用がどこまで可能なのかは不明。
本人も自分の術式の細かい部分は分かっていません。
よって意識的な使用ではなく無意識の発動となります。
(秤金次の大当たり中の無限呪力下における反転術式のようなもの)
先述しましたが笑いが基本であり、それ故に相手を傷つけるということも出来ません。
吹き飛ばして壁を何枚も貫くような場面を演出できても、それによって相手が血だらけなんてものが笑えるはずもないので、自身と同じく「なにすんだよ~」みたいなことが言えるようになっています。
お互いに延々とノーダメージが続きます。
よく見る落とし穴に落とされる芸人のそれに近いようなものがお互いに繰り広げられると言えるでしょう。
最強の時間稼ぎ要員
羂索のもとに単独で送り届けられたのが髙羽史彦でした。
この時点で宿儺VS五条悟が終了しているところで「羂索の動き」を止める必要があったと考えていいでしょう。
岩手のコロニーにて呪術廻戦239話で髙羽史彦と対面した羂索。
先述の通り髙羽史彦が羂索を倒すのは不可能なので時間稼ぎ要員となります。
羂索としても全ての攻撃がウケ狙いの要素として使われて無効化してしまう髙羽史彦という存在は脅威と感じるのではないでしょうか。
勝ち筋が見えないので相手にしないという選択しか無いように思えます。
ムキになれば自分だけが呪力を消耗することもありそうです。
問題は相手にしないようにしても、つきまとってくるようなウザさを持っている髙羽史彦の性格。
呪術廻戦において最も厄介な存在が髙羽史彦なのかもしれません。
髙羽史彦を倒す方法はウケないと思わせる
髙羽史彦を倒す方法はないのか。
これについては術式が「ウケると確信」というのが条件になっている点が重要でしょう。
髙羽は非常に前向きでスベるという局面を想像しないような存在。
実際にウケていなくても芸人魂で「ウケると信じて行動」をしています。
ただもしこの自信を削いで「ウケないかもしれない」と不安に思わせることが可能ならどうか。
それが出来てしまうと髙羽は能力を意味を成さないものになります。
異常なレベルで芸人としての精神を確立させている髙羽史彦を相手に、果たしてネガティブな要素を入れることが可能なのかどうか。
もしそれが出来なければ逃げてもビューンと頭から飛んできて「どこいくねん!」といったツッコミと同時に強制的に相手をさせられるなんてこともあるのかもしれません。
羂索のシリアス作戦も乗り越えた
羂索はお笑い論に詳しく髙羽に現状を受け止めさせました。
それによって一時的に「自分のお笑い」を見失いかけて体術における攻撃を受けてしまいます。
これはダメージありのもので術式・超人が上手く機能しなかったことが分かります。
しかし過去を思い出し、改めて自分がお笑いと向き合っていなかった事実に気付き、羂索を笑わせるべく動き出します。
呪術廻戦242話で羂索と共にコント仕掛けのような世界を創り出します。
この時には羂索は髙羽が作った世界に入り込んでしまい、それに伴う思想を展開。
要するに羂索もお笑いになりそうな展開を創り出して、尚且つそれが具現化。
髙羽の能力は自らのお笑いに対する想像の具現化だけではなく、相手の思考まで変化させて、尚且つそれを具現化させてしまうものでした。
髙羽にとってはコンビで協力してネタ作りをしているような感覚になっていくでしょう。
最高のパターンは羂索だったなんてこともあるのか。
まさかの羂索戦で髙羽史彦が目立つ格好になりましたが、どんな展開が待っているのでしょうか。
また新たな情報が出次第、記事を更新していきます。
マンガ好き
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