呪術廻戦考察|黒閃(こくせん)は空間の歪み!2.5乗の威力はどのくらいか解説
東堂の指導のもと虎杖が新たに習得した「黒閃」という会心の一撃に近い技。
黒閃については東堂との京都校の交流戦の途中で現れた花御(はなみ)との戦いで虎杖が繰り出しています。
黒閃とは
黒閃とはそもそもどんな技なのか。
「黒閃」打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した際に生じる空間の歪み。
威力は平均で通常の2.5乗。
「黒閃」を狙ってだせる術師は存在しない。
(呪術廻戦6巻)
逕庭拳の真逆をいくような技と言えるものです。
打撃をヒットさせたと「同時」に呪力が衝突すれば発生させられる黒く光る空間の歪みが黒閃です。
但し、誤差が0.000001秒と完全なる同時に近い状態で初めて発生するため「呪力操作」という概念からは離れている技と言えるでしょう。
無意識化で強烈な集中によってなされると考えるのが妥当と言えそうです。
※追記※
呪術廻戦232話で五条悟が宿儺に対して黒閃を繰り出した。
五条悟は通常の攻撃がクリティカルヒットに近いものであり、そこから繰り出される黒閃の威力は尋常ではないと推察されます。
黒閃の威力は2.5乗を数字で解説
かなり難しそうですが黒閃が成功すると威力が平均で2.5乗になります。
黒閃が成功すると空間が歪み呪力は黒く光るというエフェクトがかかることから黒閃と呼ばれているようです。
虎杖は花御(はなみ)戦で圧倒的な集中力の元で出していました。
この黒閃を術師が狙って使う事は出来ないと明言されています。
威力も相当なものですが、数字にすると2.5乗ということで元が強ければ強烈過ぎる一撃になると考えていいでしょう。
元の強さが50だとすれば、50の2.5乗というのがすでに難しい数式に見えますが、関数電卓を利用すると17677.67という数字が出てきます。
要するに50の強さの攻撃が354倍になったという事です。
いつも354倍になる訳ではありません。
例えば、元が100だとすれば、2.5乗で100,000となります。
1000倍の強さに変わった事になるでしょう。
250なら988,211で元よりも3,952倍になる計算です。
「なぜ分かりやすく倍としなかったのか」という理由は呪術廻戦6巻に芥見下々先生が直接言っています。
要するに「めっちゃ強くなる!」という事だけ分かっていれば良いと思われます。
実際にこの説明の中に「1は何乗しても1」という話が出てきます。
よって呪力というのは「2から」という形で明記されていました。
細かく拘らずに、あり得ないくらい強くなるって思っていれば読む上で不便はないと考えていいでしょう。
黒閃を経験しないと1級は無い
黒閃を経験した者とそうでない者との間には圧倒的な隔たりがあります。
呪力の核心との距離に天と地の差があると描かれました。
呪術師で1級になる人物は漏れなく黒閃を経験しています。
禪院甚爾と同じく呪具を使っての強者パターンを除けば黒閃は1級術師において必須の事象と呼べそうです。
七海健人が黒閃連続発生の記録保持者
黒閃を連続で出した記録を持っているのは七海健人です。
2回以上出すなら連続、またはその日の内でないと難しいでしょう。
1回目の理由はまぐれでも実力でもなんでもいい。
黒閃をキメると術師は一時的にアスリートで言う“ゾーン”に入った状態になる。
普段意図的に行っている呪力操作が呼吸のように自然に廻る。
自分以外の全てが自分中心に立ち回っているような全能感・・・とでも言うのでしょうか。
-七海健人-
(呪術廻戦6巻)
花御(はなみ)戦で覚醒した虎杖は最初の黒閃を出して、次の黒閃の段階で七海健人の記録である「4回」に並ぶ数の連続黒閃を繰り出します。
もうすでに黒閃のインフレが起こっている感じもしますが、虎杖のセンスに脱帽します。
釘崎野薔薇も黒閃をキメる
虎杖の同期の釘崎野薔薇も九相図の血塗と壊相との戦いで黒閃をキメています。
もう一人の同期である伏黒恵は黒閃はキメていませんが、領域展開を実施していました。
まだ不格好なものでも特級呪霊を葬る事に成功しています。
真人を追い詰めた一撃も虎杖の黒閃
ここから戦いの肝になる部分で黒閃は多く登場します。
特に真人戦で虎杖は何度も黒閃を繰り出していました。
当然最終的に真人を追い詰めるに至ったのも黒閃となります。
釘崎野薔薇が死亡(生きている可能性が後に出ましたが)した時に真人が心が折れそうになった虎杖に対して黒閃をキメています。
呪いも当然呪力を使うので黒閃を使えることは分かっていましたが、敵で繰り出したのは真人が初めてとなります。
大抵の呪術師でも真人の黒閃を喰らえば一撃で死んでいる気がしますが、虎杖はさすが宿儺の器です。
これでも死なずに東堂とタッグを組んで真人を追い詰めました。
そこから東堂と出会って「何を託された?」と諭された次の一撃も黒閃。
この段階で真人の魂のHPは4割で虎杖は1割と見積もりが出されました。
東堂も黒閃を真人に浴びせますが、そもそも真人に対しては魂に響かずノーダメージ。
次に真人が0.2秒の領域展開を行った後で真人が東堂への黒閃、そして虎杖が真人への黒閃をキメています。
大量に出てくる黒閃バトルは真人戦が初めて。
そして最後が上記で変身した真人の心を折るまでに至った黒閃です。
ちなみに最後の黒閃に関してはどう考えても「狙って出した」ものです。
狙って出せる術師はいないはずでしたが、ここで虎杖は極限状態の中で狙って黒閃を出す事に成功しています。
五条悟が自分と並ぶ呪術師として名前を上げた一人である虎杖。
黒閃を狙って出せる呪術師として今後も大きな活躍をするのでしょう。
ただインフレ状態で登場した黒閃だけに、更に上の技を手にする可能性や他の技との融合も考えられます。
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