呪術廻戦考察|ナナミン(七海健人)の死亡が確定!陀艮戦⇒漏瑚戦⇒真人に殺される
スーツキャラ好きを含め大人気で激推されていたナナミンこと七海健人が死亡しました。
渋谷事変での厳しい連戦に敗れる結果となりましたが1級術師として虎杖の手本になる様な存在だったと言えます。
渋谷事変での連戦はまず海の呪霊である陀艮に始まり、続いて即連戦で漏瑚。
この漏瑚には焼かれながらも生き残り、真人と対峙するその瞬間まで呪霊を祓い続けています。
さすがとしか言えないナナミンの意志の強さを感じるシーンでもあります。
ナナミン(七海健人)の死亡が確定するまでの流れをおさらいしていきます。
渋谷事変の最初は重面春太戦
ナナミンが渋谷事変にて最初に戦ったのは呪詛師である重面春太でした。
重面春太というのは伊地知を刺した卑怯者と言える男です。
ここで伊地知は死亡したという話も出ていましたが、後にナナミンの話から生き残っているのが分かっています。
出来る限りのことはしましたし、彼は元々は術師を志していましたから。
-七海健人-
(呪術廻戦101話)
そんな伊地知を後ろから刺してくる重面春太が渋谷事変でのナナミンの最初の相手です。
釘崎野薔薇と補助監督の新田明が最初に重面と出くわしましたが、ナナミンの登場で一気に形勢逆転。
持っているナタも使わずに素手のみでボコボコにしています。
後輩をやった奴は許さないという至極人間的な部分もまたナナミンのギャップとして好意的に見られる部分です。
ちなみに重面が死亡した遠因となっています。
この戦いではナナミンは全くと言ってよいほどダメージも呪力消費もしていません。
消耗という観点で見れば、あってないような戦いだったと言っても良いでしょう。
陀艮戦で左目を失うナナミン
陀艮は人が海を畏怖する気持ちから生まれた呪霊です。
偽夏油(加茂憲倫)についていた呪霊は全てがそういった大きな存在から生まれた呪霊になっています。
陀艮戦では禪院真希と禪院直毘人、そしてナナミンの3人で挑む形となりました。
陀艮は最初、禪院直毘人の速度による圧倒で術式を使えないまま祓われて終わるのではないかという展開でしたが、領域展開によって状況は変わります。
領域展開は1級術師でも使えるというものではなくナナミンもその段階まで呪術のレベルは到達出来ていません。
禪院直毘人は領域展開に対抗する手段として「落下の情」を会得していましたが、必中の術式「死累累湧軍」によって右腕を失います。
ナナミンも同じく左目を失うダメージを負いました。
最終的に陀艮は伏黒恵が開けた領域展開の衝突による穴から現れた禪院甚爾が祓います。
漏瑚に焼かれても死なないナナミン
陀艮戦を終えて左目を失い、大きなダメージを負ったナナミンです。
そこで現れたのが宿儺の指8~9本の強さと言われる漏瑚。
禪院甚爾は殺戮人形として「より強者」に牙を向けます。
陀艮戦を戦った4人(伏黒恵は領域展開内に穴を開けるために途中で参戦)の中での強者。
パっとみると禪院直毘人にも思えますが、すでに右腕を失っており今まで通りの術式使用が出来ません。
結果、禪院甚爾の牙は伏黒恵に向かいます。
ナナミンは後の描写から伏黒恵を助けに行ったのが分かっています。
残された3人の元に登場したのが漏瑚となります。
おいおい冗談だろ。
陀艮という呪霊より格段に強い。
(呪術廻戦13巻)
禪院直毘人もナナミンも同じように感じた漏瑚への印象です。
圧倒的な速さでまずはナナミンを焼き払う漏瑚。
この一撃で死んでもおかしくありませんでしたがナナミンは生きています。
漏瑚はこの後で禪院真希を焼き、禪院直毘人も焼きました。
禪院直毘人はこの時の傷が原因となり死亡するに至っています。
この段階では禪院真希もまだ死の淵を彷徨っている状況です。
漏瑚の火力がどれほどまでに凄まじいものかを体現していると言えます。
真人の無為転変で死亡するナナミン
陀艮戦を乗り切り、続いて漏瑚の火力にも耐え抜いたナナミン。
(漏瑚は宿儺が祓いました)
上半身の半分が焼けた状態で左目は失い渋谷の構内を歩くナナミン。
そこでまた多くの呪霊と出くわします。
最後は「マレーシアのクアンタン」の海辺に家を建てようと妄想しています。
今自分が何をしているのか考えるのが難しいほどに疲弊した状態。
違う私は今伏黒君を助けに。
真希さん直毘人さんは?
二人はどうなった?
疲れた、疲れたな。そう疲れたんだ。もう充分やったさ。
-七海健人-
(呪術廻戦14巻)
それでも目の前の呪霊を殲滅していたシーンが最初に見た描写になります。
雑魚呪霊を倒した後で目の前に現れたのは真人。
胸元に触れられています。
この時点で真人の無為転変が確定し、ナナミンの生存は不可能になったと言えるでしょう。
そこにちょうど現れたのが虎杖でした。
虎杖に向けて「それが彼にとっての呪いになる」と分かりながらも一言伝えます。
「後は頼みます」
次の瞬間には無為転変によってパアンと破裂してナナミンは死んでしまいました。
ファン絶叫のシーンと言えますが、虎杖に多くを教えてくれたナナミンはここで死亡確定となります。
七海健人は黒閃の連続発生記録保持者
陀艮戦でも禪院直毘人を強者として認識されていました。
実際に陀艮は領域内での術式を禪院直毘人7に対して、ナナミンへは3しか喰らわせていません。
どこかで「あまり強くない1級術師」と言われるケースもあった七海健人ですが実力は折り紙付き。
それが分かる一つの事案が「黒閃の連続発生記録保持者」という点ではないかと感じます。
もし渋谷事変の特級呪霊を相手にしている時に黒閃が決まりゾーンに入る事が出来ていれば、ナナミンもまた特級を即座に祓うまでに至っていた可能性はあります。
狙って出せないのが黒閃。
やむを得ないとは言え非常に重要なキャラを失った様に感じます。
ナナミンは人の為に生きた人物
ナナミンの人気が高いのは知的でスーツだからというばかりではありません。
やはり常に「人のため」「弱いものを助けるため」と非常に人間味に溢れていたからでしょう。
冷静なふりをしながらやっている事はとても厚い人間の信頼感に満ちています。
ナナミンロスの新しい世界で同じ様に好かれる人物が登場するのか疑問です。
以上がナナミンの死亡までの流れに対するネタバレ考察になります。
マンガ好き
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