チェンソーマン・ネタバレ126話と127話【考察】デンジの欲望は生きる活力
落下の悪魔はやはり強い。三鷹アサを助けるチェンソーマン。糞みたいな世の中でデンジが強く持つ欲望は性への渇望。
※チェンソーマンの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
VS落下の悪魔では奮闘したチェンソーマン。
精神攻撃にも脳を切って対応というイレギュラー過ぎる戦い方です。
しかし落下の悪魔はやはり強かった。
敗北かというところで刀を持つ者に血を分けられて復活です。
三鷹アサはすでに諦めがちな状況でしたがチェンソーマンが手を掴んで救う。
そして糞みたいな世の中、そこで生きる希望、やりたいこと、それをアサに伝えました。
完全に中学生男子のような発想ですが、案外それこそ真実なのかもしれません。
キモいというアサではありますが、アサの中にも少なからず恋愛という部分での希望は存在しているはず。
恐怖を克服したアサも含め落下の悪魔と最終戦になりそうです。
それではチェンソーマン126話と127話を考察していきます。
精神攻撃には脳を切って戦う
チェンソーマンVS落下の悪魔。
アサを救うという理由をまた一つ得て戦うデンジ。
正直理由なんて何でもいいのでしょう。
しかしながら落下の悪魔の攻撃でデンジもまた空に落ちそうになるところを脳を切っての対抗です。
精神攻撃系には全て脳を切って対抗するという異常すぎる対策を講じるデンジ。
何とか落下の悪魔を食べようとしますが、流石の強さで最終的には敗北。
これで負けるかと思いましたが、そうはならず刀を持った何者かが血を分けてくれました。
一体だれ??
アサは人生の希望が薄れている
アサに向かう落下の悪魔。
落ちる怖さを目を瞑ることで克服させて、真っ逆さまです。
しかしそこにデンジ。
何とか救い出そうとします。
恐怖に打ち勝つために犬と猫を思い出させるデンジですが、アサにとって猫は逆効果でしょう。
毎日糞みたいなことが起こる人生、その世の中。
絶望しているアサではありますが、その中でもどこか希望を持ちたいという心があるのは事実。
誰かに愛されたいという気持ちがあるのでしょう。
それは中々叶わず、出来た親友は悪魔と契約をして死に、デンジとのデートはうまくいかず、最終的には吉田ヒロフミに近づくなと言われる始末。
人との関係を中々作り出せないアサです。
今の状況からアサは絶望に喘いでいるような状況ではありますが、こんな年齢で希望を失うようなものでもないでしょう。
デンジは欲望で生きている
そしてデンジはこのアサの状況をよく理解できると言います。
確かにアサよりも遥かに苦しい日々を過ごし続けたデンジです。
普通の人間ならとっくに両手をあげて諦めてしまいそうな環境、そして経験。
それなのに、なぜ諦めずにずっと生き続けられるのか。
言うに及ばず、それはデンジの欲望のお陰です。
人としての欲望と、性への執着とも言えるもの。
それを聞いたアサは気持ち悪いといいますが、現実の世の中ではそれ一つで生き抜ける人もいるので、あながち間違ってはいません。
この希望を聞いて、アサは恐怖の克服に至るのでしょうか。
マンガ好き
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