鬼滅の刃202話確定【完全ネタバレ考察】カナヲが人間に戻る薬を炭治郎に打つ!

鬼滅の刃202話のネタバレ考察となります。
(週刊少年ジャンプ2020年20号4/13発売より)
鬼の王となってしまった炭治郎ですが、抗っています。
抱きつく禰豆子を一度は噛みつきながらも喰いはしません。
鬼の炭治郎も全ての自制心を失っている訳ではないのでしょう。
そして、最期の望みとも言えるカナヲの行動です。
片目のカナヲが胡蝶しのぶが作っていた人間に戻す薬を炭治郎に打ち込みます。
それでは鬼滅の刃202話の考察を行います。
禰豆子必死の懇願
鬼となった炭治郎に禰豆子が抱きついています。
禰豆子は肩を噛まれている状態で「今まで背負わせて」と謝罪しています。
ずっと私何もわからなくなっていてごめんなさい。
お兄ちゃん一人に全部背負わせたね。
-禰豆子-
(鬼滅の刃202話より)
更に一生懸命な優しい人達が、なぜいつも踏みつけにされるのかと泣いています。
鬼になっちゃいけないと、泣いている禰豆子。
自分自身が一度鬼になり、その上で多くの事に耐え抜きながらも優しさを維持し続けた炭治郎です。
読者も思っているでしょう。
まさか炭治郎が鬼になり、このままバッドエンドを迎えるなんて事があるのかと。
禰豆子は炭治郎を正気に戻せるのでしょうか。
炭治郎の変化
禰豆子の言葉が聞こえているのかは分かりません。
叫びながら禰豆子の体を引き裂こうとする炭治郎を止める伊之助と善逸です。
すでに人間に戻っている禰豆子は簡単に殺されてしまいかねません。
禰豆子ちゃんだぞ。
元に戻ってる、人間に戻ってる。
こんなことしたら死んじゃうよ!
お兄ちゃんって呼んでるだろ!
-善逸-
(鬼滅の刃202話より)
炭治郎は善逸や伊之助が幾ら言っても正気に戻る気配はありません。
背中から脊髄のような触手が現れる炭治郎です。
鬼舞辻無惨も背中から触手が出ていたので、同様の変化と言えるでしょう。
殺す方法が無い鬼の王
冨岡義勇は炭治郎が禰豆子を噛んでしまった事で焦りを覚えています。
早く殺してしまわなければ、人間の血の味を覚えてしまったと感じます。
ただ殺す方法がありません。
赤い日輪刀も陽光も効かない鬼の王と呼べる状態になった炭治郎です。
今の状況では冨岡義勇が炭治郎を殺す事が出来ません。
禰豆子は炭治郎に抱きついた状態のままでいます。
禰豆子を喰おうとはしない炭治郎を見て、冨岡義勇は抗っているのだと分かります。
まだ炭治郎が人間に戻る奇跡があるのでしょうか。
炭治郎の自我を取り戻す事が出来れば!
しかしそんな奇跡が容易く起こせるのか、俺に!
-冨岡義勇-
(鬼滅の刃202話より)
絶体絶命の状況で愈史郎(ゆしろう)は陰から見ている事しか出来ません。
カナヲが人間に戻る薬を打ち込む
陽光が当たれば愈史郎(ゆしろう)は死んでしまいます。
陰に隠れながら見ている事しか出来ない愈史郎(ゆしろう)の目の前をカナヲが通過します。
カナヲは炭治郎と禰豆子を「かわいそう」と表現しています。
そして、胡蝶から預かっていた人間に戻る薬を取り出しています。
元は禰豆子に使う薬が足りなかった時の為のものでした。
カナヲに渡されていたものです。
現実には珠世が3つも作っていたので不要だったという回想が描かれています。
カナヲはこの薬を炭治郎に使う決意をします。
まだ炭治郎は鬼になったばかりの状態でそこまで驚異的なスピードには至っていません。
そこをついての攻撃です。
片方残った目を元に「花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼」を使って炭治郎の攻撃を躱しながら近づきます。
そして最後の人間に戻る薬を炭治郎に打ち込みました。
早く戻ってきて。
禰豆子ちゃんを泣かせたらだめだよ。
-カナヲ-
(鬼滅の刃202話より)
こういいながら地面に血を流して落ちるカナヲです。
この言葉を聞いた瞬間に鬼舞辻無惨の肉片に取り込まれそうな中身の炭治郎らしき存在が気付きます。
「禰豆子」
それが何を意味するのか、まだ完全に分かっていない様子の炭治郎ですが、ここからの抵抗で正気に戻るものと思われます。
鬼滅の刃202話は、ここで終了となります。
大きく心臓の音が鳴り響く炭治郎のカラダ。
鬼滅の刃203話で炭治郎が中で抗う姿が見えるのかもしれません。
マンガ好き
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