鬼滅の刃考察|人気が出たから最終回じゃない?終わりの引き伸ばしはあるのか!

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鬼滅の刃考察|人気が出たから最終回じゃない?終わりの引き伸ばしはあるのか!

鬼滅の刃は2019年から突如爆発的な人気となりました。

それはアニメの影響も大きく関わっていると考えられます。

1年での単行本売上で見れば、歴史的な快挙を成し遂げています。

そんな鬼滅の刃ですから「人気があって辞めさせてもらえない」という予想が多く出ています。

本当にそんな事が起こるのでしょうか。

鬼滅の刃は【新章無し】で最終回!




ドラゴンボール説

一昔前の少年ジャンプに置いては「編集は絶対」という立場にあったと言われます。

実際に黄金期を作り出したのも編集の力があってこそ、と言われる事も多くあります。

良い担当に当たるかどうか、時の運と呼ばれる事もあり、漫画家人生の変化を言う人も多いでしょう。

少なくとも鬼滅の刃は、アニメの前からも非常に人気のあるマンガの一つではありました。

ストーリーの展開などを含めても、編集の方と吾峠呼世晴先生が上手くいっていない事は無かったはずです。

よく「終わらせてもらえない」と言われるのは、イメージの中にドラゴンボールがあるからでしょう。

後に社長になる敏腕編集者であった、シマトリ編集担当が引き伸ばしのプロであったとも言えます。

今は社長からも退いていて、ある意味で当時とは全く違うスタンスを取っていると言えるでしょう。

最近の漫画で引き伸ばしを受けているモノがあるでしょうか。

長引かせたモノはほぼ無い

「人気が無くなるまで」

少年ジャンプは人気漫画になると、人気が失墜するまで続けると言われています。

過去の黄金期のジャンプの漫画が、そういう流れの中で進んでいたからとも言えるでしょう。

ここで辞めるのがベストだった

読者にはそう感じさせるマンガがあるのは事実です。

しかしながら、それは結果論です。

まさに歴史家が「あの戦が間違いだった」と言っているに等しいものでしょう。

当事者であれば「続けるか辞めるか」というのは、可能性を考えた上での決断だったと思えます。

確かに鳥山明先生などが「アラレちゃんを辞めさせて貰うためにドラゴンボールを描いた」なとど言っています。

辞めさせてもらうという発言そのものも、強制感があったのは多少の事実だったのでしょう。

それでも本当に描きたくないのなら、終わりに出来るはずです。

スラムダンクは突然終わったのは編集が辞めさせた(シマトリ社長の意向)という話もあります。

しかし、それなら集英社そのものと仲違いしそうなものですが、リアルなどを含めてヤングジャンプでの連載を行っています。

現実にスラムダンクは山王戦以上のラストがあったとは到底思えません。

諸説ありますが、本心を含んだ実態というのは当人達にしか分からないモノだと言えます(事実として色々な説が流布しています)。

神回!煉獄の死に感動のラスト!




無理やりは描けない

今ご時世で、無理やりマンガを描くなんて事が出来るのでしょうか。

過去の英傑のお陰もあり、漫画家が高い文化的地位を確立しています。

当時で言えば、週刊誌としても王者である少年ジャンプへの連載は漫画家の憧れでした。

今でもそれは一定数変わらない価値を持っていますが、パワハラまがいに無理やり描かせる事が出来るはずもありません。

「人気だから、新章突入も考えてみていいかと思います」

くらいの事は勿論言っているでしょう。

また編集として、様々な展開の可能性を伝える事も出来るはずです。

しかしながら、そのどれも吾峠呼世晴先生が納得出来ないものであれば、そのまま最終回を迎えるはずです。

簡単に言えば、漫画家次第と言えます。

最終戦と言っている

鬼舞辻無惨との戦いは、最終戦として明記されていました。

最近の漫画で見れば、こうして銘打たれながら終わらずに何となくの引き伸ばしがあったものは存在しません。

NARUTOなどもスムーズな最終回を向かえていると言えるでしょう。

銀魂やBLEACHは若干引き伸ばしがあったと言われていますが、あれも作者の意向ではないかと思えます。

少年ジャンプ側としては、人気がなくなれば「終わり」を言い渡す事が出来ます。

ただ「続行」については進言出来ても、強制は出来ない立場にあると言えます。

この辺りは昔とは全く違う方法で漫画家の育成を行っていると考えていいでしょう。

鬼滅の刃が続くとすれば

鬼滅の刃が続くとすれば、それは吾峠呼世晴先生の意志によるものであると考えていいはずです。

4000万部の単行本売上があれば、漫画家としては驚異的な大成功です。

恐らく死ぬまで描かなくとも食えるだけの金銭は得る事が出来ます。

ここから先は漫画家として想いが重要になると言えるでしょう。

鬼滅の刃に関して言えば、鬼舞辻無惨の討伐で一定の成果を得てしまいます。

言ってみれば、これ以上が描きにくいと言えます。

もし書くとすれば「世代交代」「鬼舞辻無惨を作った者(医者かもっと別の存在)」「過去編」という具合でしょう。

鬼舞辻無惨が生まれたばかりで縁壱が現れるまでを描いたり、逆に縁壱から炭治郎に破れるまでを描くなどです。

しかし、そのどれも鬼舞辻無惨と炭治郎編を超える事が出来るとは思えません。

やはり、このまま終結して、吾峠呼世晴先生が次の作品を描きたいと思うまでファンは沈黙するしか無いように思えます。

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