鬼滅の刃【神回】煉獄が死亡する感動のラスト!本当に死んだのか!?
鬼滅の刃で煉獄杏寿郎が死亡前に語る66話が神回だとファンの間で言われます。
鬼滅の刃のアニメ版の続きとして劇場版になるのも、この煉獄杏寿郎が死亡するエピソード含みでしょう。
無限列車編ではありますが、その後に訪れる上弦の参である猗窩座(あかざ)との戦い。
陽光を浴びせられる直前まで至りますが、煉獄杏寿郎はそこで死んでしまいます。
取り逃がした炭治郎は猗窩座に対して怒りの一言を伝えています。
最終的に猗窩座戦で死亡してしまう煉獄杏寿郎となります。
最期に炭治郎に残した言葉はどんなものだったのでしょうか。
神回である煉獄の死をもう一度見ていきたいと思います。
無限列車編の終わりで猗窩座
無限列車で下弦の鬼を倒した煉獄や炭治郎達でした。
炭治郎は血管が破れた部分を呼吸によって止血する事が出来ると煉獄に教わりました。
もしここに煉獄がいなければ炭治郎もどうなっていたか分かりません。
呼吸の可能性を炭治郎に伝える煉獄。
そこに現れたのが上弦の参である猗窩座でした。
かなり異質な模様を体に刻んでいる猗窩座でしたが、強者であるのは間違いありません。
後に分かりますが、上弦の鬼は柱であっても一人で倒すのはほぼ不可能に思える実力者です。
特に参ともなれば強敵も強敵と言えます。
壱の黒死牟に至っては、柱最強と呼ばれる悲鳴嶼(ひめじま)にトップクラスの不死川。
そして時任無一郎という3人の柱が加わっての勝利となりました。
そこで時任と玄弥が死亡しています。
猗窩座も煉獄杏寿郎を認める
猗窩座は最初倒れている炭治郎を狙おうとします。
それを防ぐ煉獄杏寿郎。
なぜ弱者から狙うのかという問いを行いますが、猗窩座は「弱者を見ると虫唾が走る」と言います。
猗窩座は煉獄杏寿郎の練り上げられた闘気を感じて「鬼にならないか」と誘います。
猗窩座がどこまでも強さを求める類の鬼であると感じられる所でしょう。
当然煉獄は断ります。
生きて老い死ぬのが人間であると伝えます。
この言葉を見ていると、どこか後に登場する継国縁壱と同じ思想が見えてきます。
構図も似ている事から考えても、恐らくは炭治郎が感じ取った強さの意味を知る現代の煉獄と過去の縁壱なのでしょう。
実際に煉獄杏寿郎の家にはヒノカミ神楽に関する書物が代々残されてきました。
※実際には炎柱の手記になります。
日の呼吸から派生したものの中では一番最初に登場している炎です。
太陽と火は非常に密接に関連すると思える部分も多いでしょう。
そう考えれば、この煉獄の存在は鬼殺隊にとっても非常に大きなものであったと言えます。
無限列車での連闘でもなく、炭治郎たちがいない状態であれば勝利もあったのかもしれません。
だからと言って炭治郎たちの責任ではありません。
それは後に語られる煉獄杏寿郎の想いがそれを伝えています。
煉獄の弱き者を助ける意志は母譲り
煉獄は弱き者を助ける気概を持っていました。
それは病床に伏していた母親からの助言にあったと言えます。
なぜ自分が人よりも強く生まれたのか分かりますか?
弱き人を助けるためです。
弱き人を助ける事は強く生まれた者の責務です。
責任を持って果たさなければならない使命なのです。
決して忘れる事なき様に。
私はもう長く生きられません。
強く優しい子の母になれて幸せでした。
あとは頼みます。
-煉獄杏寿郎の母-
(鬼滅の刃64話より)
感動の煉獄幼少期のシーンで、母親が煉獄杏寿郎に伝えた言葉です。
元より強き者であり、心優しい人物であったのだろうと推測は出来ます。
しかし母親のこの言葉が強烈に心に刻まれたのは言うまでもありません。
みぞおちを貫かれた煉獄杏寿郎
猗窩座との戦いで煉獄杏寿郎はみぞおち部分を貫かれてしまいます。
しかし、それでも頸を落とすべく刀を振るいました。
これが赫刀であれば倒しきれたであろうと感じます。
硬すぎる頸にもう一歩のところまで迫っていた煉獄だけに惜しい戦況でした。
更にこの時は日の出が迫っていました。
猗窩座も当然ながら陽の光を浴びれば消滅してしまいます。
過去に陽の光を克服したのは唯一禰豆子だけとなっています。
上弦の肆である半天狗を追いかける炭治郎は、一時禰豆子の事を諦めました。
禰豆子を犠牲にして倒したと思っていたところに太陽を浴びながら現れる禰豆子です。
この段階では人間化もしていないので、克服となります。
その理由が何なのかは未知でしたが、青い彼岸花の意味にそれがあるのではないかとも推察されています。
※青い彼岸花=人を喰っていない鬼説アリ
猗窩座も陽光で死亡するだけに焦って逃げ出します。
捕まっていた腕を自ら引きちぎる逃亡劇で最初の炭治郎です。
「卑怯者」と猗窩座を罵っています。
確かに鬼殺隊は鬼が生きられる夜で戦っているにも関わらず、鬼は陽光からすぐに逃げ出そうとします。
これは鬼舞辻無惨でも同じ事でした。
鬼舞辻無惨との最終戦において、日の出まで残り40分の合図と共に全力逃走を図っています。
猗窩座もまた同じでした。
結果的に煉獄杏寿郎を含めた鬼殺隊は猗窩座を取り逃がす事になります。
煉獄杏寿郎の最期
猗窩座を逃してしまった煉獄杏寿郎でしたが、死の間際に炭治郎達を守れた事を考えています。
竈門少年が死んでしまったら、俺の負けになってしまうぞ。
-煉獄杏寿郎-
(鬼滅の刃65話より)
ここから煉獄杏寿郎と炭治郎の感動のクライマックスになります。
煉獄家に行けば炎柱の手記があり、そこにヒノカミ神楽についての事が載っている可能性があると教えてくれました。
炭治郎は傷を塞ぐ方法が無いのかと訊きますが、「無い」と即答し、「もうすぐ死ぬ」と言う煉獄です。
喋れる内に喋るから聞いてくれという煉獄杏寿郎。
死に至る傷を負いながらも最後まで言葉を残そうとする胆力に胸を打たれます。
煉獄杏寿郎は弟と父にまず言葉を遺します。
弟の千寿郎には、自分の心のままに正しいと思う道を進む様に伝えて欲しい。
父には体を大切にして欲しいと。
-煉獄杏寿郎-
(鬼滅の刃66話より)
後に炭治郎が煉獄家を訪れた時に伝える事になります。
父親は酒に溺れている雰囲気があり、最初は横柄でしたが悲しみが無かった訳ではないのがその後で分かります。
煉獄杏寿郎は更に父親と弟に対しての言葉の後で禰豆子について伝えます。
禰豆子が列車の中で鬼から人を救う所を見たという煉獄。
禰豆子を信じ、鬼殺隊の一員として認めると言います。
そして炭治郎に胸を張って生きろと伝えます。
正座をして真剣に聞いている炭治郎です。
その傍らには伊之助もいて同じく話を聴いています。
煉獄杏寿郎は自分がここで死ぬ事を気にしてはいけないと言います。
柱が後輩の盾になるのは当然の事だと言っています。
現代にこれだけ出来た先輩がいるのだろうかと疑問に思えてしまう程に素晴らしい言葉だと感じます。
最後に煉獄は伊之助と善逸を含めた3人に伝えます。
強烈に感動するシーンではないでしょうか。
全てを任せて散っていく煉獄杏寿郎です。
煉獄杏寿郎は本当に死んだのか
煉獄杏寿郎は本当に死んでしまったのかという疑問が漫画でも当初出ていました。
残念ながらこれは事実と言わざるを得ません。
上弦を相手に戦う柱は時折死んでしまう事があります。
それは鬼舞辻無惨との最終戦でも多くの犠牲があって分かっている所でしょう。
煉獄杏寿郎は最後の最後に母親の幻影を見ます。
俺はちゃんとやれただろうか、という問いに対して、母親の幻影は答えます。
「立派でしたよ」
煉獄杏寿郎の最期の顔は笑顔になっていました。
涙無しでは語れない最期と言えるのではないでしょうか。
煉獄杏寿郎が死亡してしまう神回についての考察となりました。
想いを繋げている炭治郎と伊之助と善逸となります。
鬼滅の刃は【新章無し】で最終回!
柱最強は悲鳴嶼(ひめじま)で決まり?
マンガ好き
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