進撃の巨人考察|ガビが嫌い!と言われる理由と評価口コミ。後に好転する
マーレ編となりより複雑化してきた進撃の巨人。
影の主人公格とも言えるガビはネット上での評価も低くなっていました。
登場時はめちゃくちゃ叩かれています。
「ガビ嫌い!」と評する口コミ
SNSやネット掲示板での意見は様々ありましたが、実際は登場してから間もない段階のものとなっています。
話数が進んだ先のガビの再評価
ネット上から好意的な評価をまとめましたが、登場時と比べると大きな差となりました。
但しサシャを殺した事で「許せない」とする声は後も大きくありました。
マーレ側の主人公格
マーレ側で主人公と言えばファルコになります。
最初に登場した人物である事も考慮すると恐らくそうでしょう。
しかしガビに関してもファルコが好きな相手という意味でヒロイン役と言えます。
マーレ側の主人公ファルコは比較的常識を持ち、バランス感覚が良い一方でガビはマーレの思想に染まった描写が強く出ていました。
地ならしを行ったエレンを止め来た段階でも、エレン討伐に乗り気な人物です。
乗り気というよりは仲間を殺された仇に近いでしょう。
但し、この段階でまだ「パラディ島は悪魔の~」と思っている訳ではありません。
凝り固まった思想もパラディ島の人間を見る事で変化しました。
登場時はエレンとガビは似ているとも言われています。
エレンとガビの共通点
エレンとガビの共通点は「故郷を愛し、敵を憎む事」にあります。
エレンは数年前にシガンシナ区を襲撃され全てを巨人に奪われた事で「全ての巨人を駆逐してやる」という強い意志を持ちました。
この段階では威勢のよい子供でしたが、強烈に巨人を憎んだ行動は周囲に戸惑いを与えたことも多かったと言えます。
進撃の巨人の終盤での地ならしは、その最たる結果ではないでしょうか。
ガビもまた、エレンとは真逆の立場ですが「敵を残らず駆逐する」という思いと、祖国への忠誠心が強く見えました。
但し、カビはパラディ島の悪魔と自分たちが言うエルディア人の末裔を滅ぼすことに対して、エレンの様な強烈な原体験を持っている訳でありません。
エレンの場合は理不尽な思いの中、目の前で母親であるカルラを喰われています。
エレンとガビの違う点は?
そんなエレンとガビですが、2人とも「ウザい」という評価を受けていました。
ガビが登場時に非常に不人気だったのも、キャラ被りと今まで見てきた読者の戸惑いがあったと言えます。
更に周囲のメンバーに大きな違いがありました。
エレンも確かに猪突猛進であり、ガビに近いものを感じる部分があります。
視野の狭いキャラにも見えましたが、その視野の狭さをアルミン等がフォローしてくれていた印象です。
何よりエレンは他と比べると劣っている部分も多かった人物です。
鼻につくという嫌われ方や自分勝手な行動をし続けたという印象は薄れます。
それを取ろうとしても周囲が認めない場面もあるからです。
その他にもコニーやサシャ、ジャンといったメンバーと共に成長を重ねてきたのを見ています。
一方で、ガビの周りのメンバーはファルコにコルト、ウドにゾフィアです。
ウドやゾフィアは多少の常識を持ち合わせていたように思えますが、収容区の襲撃であっけなく死んでしまいました。
しかも物凄く残酷な死に方をウドはしています。
ゾフィアはエレン巨人が登場した時に撒き散らした瓦礫に潰されています。
結果、ガビの猪突猛進な姿勢を支えるのはファルコ一人となってしまいます。
ファルコは優柔不断なところがあり、ガビに意見をかき消されてしまうような弱さがあります。
その結果、エレンの様に制御されておらず、ガビというキャラクターがより暴走して見えるのかもしれません。
ガビはマーレの中でも最上の評価を受けていて、誰も口出し出来ない雰囲気も嫌われるのに一役買っているのでしょう。
ガビも変わっていく
序盤こそガビは強くマーレの思想に染まっていました。
純粋だからこそ色も濃く変わってしまったと言えます。
しかしながら、現実を見て世界の情勢を確認する中で少しずつ変化が生まれます。
特にファルコからの告白からコルト死亡とファルコの巨人化で大きく変化したと言えそうです。
ファルコに鎧を継承させようとするライナーでしたが、その前にガリアードが捨て身でファルコに喰われます。
結果的にファルコが助かった事だけガビは見ます。
ガビにとってウドの死やゾフィアの死、そしてコルトの死も全てがエレンという人物によって成されたものだと考えているはずです。
エレンは巨人の駆逐を誓いましたが、ガビはここで「エレンの討伐」を前提に行動するようになります。
ここではマーレの思想なりが発生している訳ではありません。
結果ジークとエレンが触れ合うその前に、首を撃ち落とす事に成功しました。
あと一瞬早ければエレンによる世界滅亡の地ならしは発動しないままこの世界は回り続けたと言えます。
ガビが巨人の正体に気付く
巨人の正体については背骨の様な寄生虫?である事が分かっています。
それは始祖の巨人であるユミルの記憶から分かりました。
エレンの首を打ち抜き、落としたその後で出てきた同じ様な物体。
これに対してガビは巨人の正体ではないかと推察しています。
ジークさんと接触する直前に対巨人ライフルでエレンの首を飛ばしたの。
そしたらエレンの背骨のあたりから・・・光るムカデみたいなのが飛び出してエレンの首と繋がった。
-ガビ-
(進撃の巨人136話)
この光るムカデは始祖ユミルと同化した巨人の正体です。
実際に首をはねたらいつでも出てくるとは限りませんが、ガビの推測は非常に良いところまで到達しています。
やはりガビという名前の由来が女神である事が伺える部分でもあります。
思想の変化に至るまでは頑固過ぎて嫌われ者だったと言えるガビですが、終局においては評価も大きく変化している現状があります。
「ガビ嫌い!」という声は多く聞こえていましたが、クライマックスに近づくにつれて評価は変わっていった人物とも言えます。
最終的にガビがどんな役割を担っていくのかにも注目していきます。
ガビ嫌い!についての考察は以上となります。
マンガ好き
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