【約束のネバーランド考察】ミネルヴァのフクロウが暗示するものは?ミネルヴァはもういない?!
(約束のネバーランド 2巻 ウィリアム・ミネルヴァ 引用)
このお話しの中で重要なアイテムひとつである、
本とペンに記された、
ウィリアム・ミネルヴァ=W・M
脱走した外の世界でのカギになる人物だと思われます。
フクロウの紙に書かれた暗号はとっても重要ですが、
ミネルヴァという名前や、
フクロウにも意味があるのではないか?
そんな風に考えてしまいます。
⇒【ペンと本で明かされる秘密】
では、
その名前とフクロウが意味するものは何でしょうか?
ミネルヴァは女神から?
ミネルヴァはローマ神話の女神の名前です。
詩・医学・知恵・商業・工芸・魔術を司る女神。
この女神さま何でもありじゃんって感じですが、
特に知恵を司る女神としての側面が強く、
教育機関の紋章に取り入れられることも多い
(Wikipedia 引用)
となっているので、
知識を与える人として
「ミネルヴァ」じゃないかと考えます。
また、ミネルヴァの肖像には、
彼女の聖なる動物であり知恵の象徴でもある、
フクロウと共に描かれることが多いようです。
フクロウとミネルヴァの関係が出ましたね。
では、
フクロウは知恵の象徴だけなんでしょうか?
フクロウが意味しているのは?
日本ではフクロウって
いい意味で考えられています。
『不苦労』『福籠』『福朗』なんて
当て字が使われています。
首が大きく回るので
「お金に苦労しない」なんていうのもあります。
そのうえ、
知恵の象徴なのでよい意味ばかりなのかと思ったんですが、
悪い意味もあるようです。
たとえば、
中国では『母親を食べて育つ邪悪な鳥』
と考えられていましたし、
ゲルマンの伝承では『声を聴いたらシぬ』と、
言い伝えられていたようです。
もちろん、
今はそんなことないって解っていますが、
今でもいいイメージは持たれていないようです。
わたしは悪い意味を見た時に、
母親=イザベラを連想し、
エマたちの脱走の後にイザベラがどうなろうと、
無事に脱走して欲しいと思ってしまいました。
ミネルヴァのフクロウは黄昏に飛び立つ
これは、
ドイツの有名な哲学者ヘーゲルの言葉です。
意味は、
哲学はその時ではなく、
その時代が過ぎ去ってから
目に見える形に取りまとめる。
むつかしくって意味不明だったので、
もう少しわかりやすいモノを探してみました。
どんなに賢い人も未来はわからない。
真実は終わってからあきらかになる。
ということらしいです。
ってことは・・・
ミネルヴァさんはもういなくて、
彼の遺志を継いだフクロウが本に記しているって事なんでしょうか?
この場合のフクロウはペンを落とした白衣の人だと思います。
人ではなくて人たちかもしれません。
食人鬼から人類を守るためにハウスを作り、
食べられるための子どもを養育する。
人類全体の被害を抑えるために作った、
「食用児」のシステムの発案者のひとりに
ミネルヴァがいる。
と考えると、
システムを考えたときは
最良の方法だと思っていたのに、
彼が歳を取り過去を振り返った時に後悔した。
じゃあ「食用児」をやめる?
でもやめてしまったら利益はなくなってしまいます。
利益が金銭とは限らないですよね。
人類存続がかっかっているかもです。
だから、
暗号を残した。
それを読み解くことができる賢い子どもならば、
生きていくことができるかもしれないと考えて・・・。
ちょっと飛躍しすぎでしょうか。
⇒【隠された世界の真実とは?】
もしかしたら、
フクロウはエマたちを指しているのかもしれないです。
真実を知るために、
黄昏に飛び立つのですからね。
この場合はミネルヴァは健在で、
彼の元にフクロウ=エマたち子どもが集まり、
新しい世界を作っていくのではないでしょうか。
この先どんな展開が待っているのか?
ワクワクが止まりません。
マンガ好き
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