【キングダム考察】一騎打ち多すぎ?!史実では騎馬隊は弓?!ロゾ最後は壁囮の2vs1!!

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(原秦久先生/集英社 キングダム引用)

信はたびたび一騎打ちをしては、
敵の主将レベルを討ち取っていき
身分を上り詰めていきました。

見ていて面白いのですが、
あまりにも多い一騎打ち。

急に始まろうものなら、
ザコ敵がサッと引いていき、
信vs主将がガンガン打ち合う、
あのお決まりの展開に。

果たして、
史実では一騎打ちは本当に
行われていたのでしょうか?

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騎馬隊は弓

キングダムにも出てきたように、
馬は春秋戦国時代の武霊王が
馬上で弓をひく兵団をつくり、
活躍したことから始まります。

しかし戦いでは、
歩兵や戦車が一般的で、
キングダムのような
弓や矛を振り回す姿は
見られなかったそうです。

それもそのはず、
まだキングダムの時代である
紀元前の春秋戦国時代時代には、
馬の上で踏ん張るための
鐙(あぶみ)が未開発。

鐙が開発されるのは、
もっとあとのほうで、
発掘された最古のものは
300年らへんの西晋時代。

なんと三国志の時代も
統一された後のことだそうで、
鐙の開発前までは、
太ももで頑張って
踏ん張っていたそうです…!

ただ、
歴史は誰にもわからないもの。
石器時代のイメージが石器の人は、
史実の罠にかかっているんです。

⇒【山の民に秦の武器を与えたら?!
⇒【羌カイは実在だが男だった?!

史実の罠

史実は誰にもわからないもの。

例えば、
あなてゃ石器時代と言われると、
教科書的な石器のイメージを
思い浮かべるでしょう。

けれども、
それは石器しか残らないから。
掘っても出てくるのは石器だけで、

本当は本や文字や絵画、
木でできた精密機械や芸術品など、
どんな文化があったとしても、
全くおかしくはないんです!

キングダムのような時代にも、
鐙の代わりになるような
木でできたなにかが
あっても不思議ではないし、

よく議論される
羌瘣や楊端和の男説や
山の民の不在説なんかは、
実は誰にもわからないんです!

しっかりとデータのある
昭和の記録を読んだって、
何が本当かも分かりません。

史実にこだわりすぎずに、
作者とともに、
歴史の不確定差に、
魅了されるのも
キングダムの楽しみ方の
ひとつなのかもしれませんね。

⇒【猿手族の青猿と赤猿は強い?!
⇒【壁登りは物理的に可能だった?!




一騎打ちの理由

仮に一騎打ちがあったとして、
どうして周りの人達は
素直に引き下がるのでしょうか?

実際には、
小競り合いや敵討ちで
一騎打ちが行われることが多く、

集団戦闘や大量戦闘が
発達した戦いでは、
一騎打ちは稀だったそうです。

また、
一騎打ちは必ずしも、
馬上だけのものではなく、
歩兵戦でもあったそうです。

確かに、
歴史書の中には
一騎打ちの記述があります。

日本では、
川中島の戦いにおける
武田信玄と上杉謙信の一騎討ちが
有名ですね。

ただ、
歴史書も怪しいもので、
一騎打ちのほうがかっこいいので
一騎打ちと書いてる可能性もあり、

さらに昔は首を切り落として
それを壺につけこんで
持って帰っていたそうですが、

帰り道がながければ
防腐がしっかりしていないので
帰り道で首が腐ってしまい、
誰か分からないことも
よくあったそうです。

このように、
歴史書も微妙な始末。

やはり常識的に考えて、
一騎打ちなどなく、
集団で戦ったほうが強いのは
当たり前かもしれませんね。

ロゾも強かったですが、
フィゴ王と壁将軍が
挟み撃ちで瞬殺でした。

ただ、
混戦だと見にくいので
漫画だと見にくすぎる…。

それこそが、
キングダムに一騎打ちが多すぎる、
最大の理由だといえるでしょう!

私は信の一騎打ちが
王道ながらも好きなので、
これからも期待してます!

⇒【信につく通り名はなに?!
⇒【山の民最強ランキングまとめ!!

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