進撃の巨人137話|確定ネタバレ|エレンが死んだ!アルミンが爆破!ジークもリヴァイに殺された
進撃の巨人137話で遂にエレンがアルミンの大爆発によって殺される展開です。
やはりエレンは死ぬ結末となってしまっています。
ジークと話をしようとしたアルミンでした。
そこで始祖の巨人と生き物としての生と死について語り合います。
生命は増えることを求めている
生命が残った理由についてアルミンに語るジーク。
生きる目的とは「増える」ことだ。
この砂も石ころも水も増えようとはしない。
だが生命は京も増えようと必死だ。
-ジーク-
(進撃の巨人137話)
かなり壮大な生命の起源にも遡る話ではありますが、端的に言う生命体についてジークはアルミンに伝えます。
そして始祖ユミルは生命の増える事に反する「死」から逃げたのだと言います。
今アルミンやジークがいる場所は、始祖ユミルが逃げた「死の存在しない世界」となります。
始祖ユミルの目的が分からなかった
ジークは長い時間をかけてフリッツ王に従い続ける始祖ユミルが何を求めたのか。
始祖ユミルの目的が何なのかを探り続けていましたが発見出来ませんでした。
しかしエレンはそれを理解したのです。
理解されたからこそ始祖ユミルはエレンにつくことになりました。
アルミンはジークに「出る方法」を訊いていますが、ジークも分からない様子です。
ジークは外に出る理由について「まだ増えるためか?」と問います。
アルミンは外で戦う仲間の事を伝えますが、ジークからすれば「なぜ負けちゃいけないのか」と生きるもの全てが死ぬことを受け入れているのでしょう。
そうでなければ自分の種であるユミルの民が徐々に死に絶え絶滅する安楽死計画を実施するはずもありません。
生きる目的は小さなもの
ジークは死に際に「これで自由になった」ってホっとするんじゃないかと言います。
確かにそういう考えがあってもおかしくないでしょう。
アルミンはその中でふと砂に埋まっている落ち葉を見ます。
そして思い出しました。
丘でミカサとエレンと共にかけっこをした瞬間です。
その瞬間は楽しかったのでしょう。
「このために生まれてきたんじゃないか」と思えるほどのもの。
でも実際の生きる理由というのは偉大な何かではなく、楽しいと思える瞬間を、その一瞬を享受するためにあると言えなくもないでしょう。
アルミンは普段の生活の中に「すごく大切な瞬間」があったのだと気付きます。
その話を訊きながらアルミンは砂に埋まっていた葉をジークの目の前に出します。
葉はジークには野球ボールに見えました。
ジークにとっても単なるキャッチボールが生きる理由の一つだったと気付きます。
あぁ、そうだ。
ただ投げて、取って、また投げる。
ただそれを繰り返す。
何の意味も無い。
でも、たしかに、俺はずっとキャッチボールをしてるだけでよかったよ。
-ジーク-
(進撃の巨人137話)
この話を二人でしていると後ろには死んでしまったはずの多くの元九つの巨人の持ち主が現れます。
クサヴァーを始め、グリシャにガリアード兄弟。
死の存在しない世界だからこそ、ここでは死を超越した人そのものが現れるのでしょう。
死にかけるライナーとアニを救う巨人たち
ピークを救ったジャン。
ライナーの元に向かおうとしますが、すでにライナーは戦槌の巨人らしき者に殺されかけています。
アニも別の巨人に敗れそうなところでしたが、突然ベルトルトの超大型巨人がアニに向かっていた巨人を弾き飛ばします。
またライナー側ではポルコやマルセルが加勢、ライナーを処刑しようとしていた戦槌の巨人はユミル(104期生)がうなじを喰って倒しました。
何が起こっているのか誰にもわかっていませんが、ミカサはこの隙きを見逃しません。
アルミンを口に入れている巨人を切り裂いてアルミンを吐き出させました。
関わりのある九つの巨人は味方になる
アルミンが登場した事でなんとなく周りのメンバーも状況把握が出来てきます。
多くの巨人が味方をしてくれています。
アルミンの語りに対してジークが納得した様に「生きる目的=増殖」ではなく、もっと小さな瞬間にあるのだと知った者が味方をしているのでしょう。
見る限り今までに関わりのあった人物の巨人が戦闘に加わってくれている様に見えます。
グリシャやクサヴァー、ベルトルトにポルコにマルセル、クルーガー。
始祖ユミルについている巨人も多くいますが、これだけの九つの巨人が助けてくれれば驚異的な戦闘力になります。
ジークはリヴァイに殺される
ジークは骨から生身を一部出してファルコ巨人に乗るリヴァイに叫びます。
オーイ。
ここだ!
俺に会いたかっただろ!?リヴァイ!?
俺は会いたくなかったけどな!
-ジーク-
(進撃の巨人137話)
ジークは死ぬつもりです。
それによって地ならしが止まる事も分かっているからです。
アルミンは今の状況がジークのおかげであることをミカサやアニ、コニーたちに伝えています。
そして始祖ユミルが何を求めていたのかも何となくジークは理解しました。
繋がりを求めた始祖ユミル。
ジークは突然現れた皆に感謝を伝えています。
そしてジークとアルミンの思いは呼応してここにいる人たちに「力を貸してくれ」と願い出ました。
それが叶い九つの巨人が味方になってくれたのです。
ジークは青空を最期に見てリヴァイに殺されます。
そこで地ならしが止まりました。
地ならしは王家であるジークの血筋があってこそ成立するものです。
ジークが討たれた今、王家ではないエレンは壁の巨人を動かす力を持っていません。
後はエレンを殺すだけ
ジャンがエレンの首にかかっている爆弾を起爆します。
首が外れて、また骨からエレンの生首に向かってムカデが飛び出します。
巨人の源と言えるムカデです。
このムカデに対してライナーがタックルしてエレンと繋がろうとするのを引き止めます。
皆は即座にファルコ巨人で逃げ出し、ライナーだけを残して後はアルミンの爆破に頼ります。
ありがとう。
みんなの力が無ければ地ならしは止められなかった。
-アルミン-
(進撃の巨人137話)
背後にベルトルトの超大型巨人、クルーガ巨人とグリシャ巨人がサイドを見張り、アルミンを持つのがクサヴァーの獣の巨人です。
その3体をベルトルトが手のひらで持っている状態。
何かの宗教的な様相を見せている気がしてなりません。
特にクサヴァーの獣の巨人は羊か山羊で、いわゆるバフォメットを意識させていると言えます。
悪魔の一族と呼ばれたエルディア人がエレンという地ならしで世界を踏み潰そうとしたものを食い止める。
その姿がまさに悪魔という皮肉の効かせ方が絶妙であると言えます。
アルミンはその中、エレンに「さよなら」を伝えて超大型巨人の大爆発をします。
これでエレンの死亡が確定したものと思われます。
同時にムカデそのものを爆破によって消滅させています。
ここまでが進撃の巨人137話となりました。
巨人の元であるムカデまで死に絶えたのだとすれば、ユミルの民の巨人化能力は消え去ったのでしょうか。
もしそうなら今後世界の人類と共に生きる世界が描かれるのか。
残り2話で遂にクライマックスを迎えます。
マンガ好き
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