食糧人類ネタバレ42話【単行本5巻】強烈なイジメと所長になるまで
※食糧人類-Starving Anonymous-本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
未読の方はコミックDAYSより食糧人類42話を先に御覧ください。
幼生体に惨殺されていく300人の職員たち。
父親の最後の言葉に新一郎は何を思ったのか。
そして死んでいく姿を見て「殺さなければ」と新一郎に復讐心が刻まれます。
以降は職場で普通に職員として働くことになりました。
そこでは「お前が逃したんだろ」と強烈なイジメ。
それを真正面から受け止め続け、徐々に認められ始めて所長まで上り詰めます。
全てはあの日誓った復讐を叶えるためです。
それでは食糧人類-Starving Anonymous-42話を考察していきます。
父親は新一郎が優しさで逃したと思っている
幼生体に殺されていく300人。
それは目の前で行われます。
隠さないことで恐怖を植え付ける意味があるのでしょう。
新一郎と父親の最後の会話では「あの女の人が可哀想だと思ったのだろう」と優しさゆえの行動だったと思っています。
実際は違いますが、それもまた新一郎を苦しめたのではないかと予想します。
その点には気付きたくない気持ちが新一郎の中にあったとしても違和感はありません。
あの方たちを殺す覚悟を持つ
幼生体に殺される職員を見ていて心に誓います。
「コイツらを殺さなきゃ」
これまで所長になり、今この瞬間に至るまでずっと心に持ち続けた私怨の炎がここで生まれました。
なぜ父親は死ななければならなかったのか。
その前段階のホームレス状態で、嘆く姿を見せた父親の苦悩も全てはあの方たちというアイツらの存在があったからです。
許せるはずもないでしょう。
またそれよりも「本当に自分が悪かったのか」という罪悪感に対しても強い拒否反応があるはずです。
復讐という一見綺麗に見える現象を実践することで、本来あった自らの欲求に従ったために起こった大粛清への心の反動を抑えているようにも見えます。
壮絶なイジメを経て所長になる
その後は通常の職員になります。
逃したのは新一郎ではないのかと疑われ、それを否定してきましたがイジメは苛烈を極めます。
それも全て正面から受け入れる新一郎。
実際に同僚を殺された恨みのようなものは自分に注がれるべきものだという意識があったのでしょうか。
それを経るからこそ、消えない炎として恨みの念をあの方たちに注げるとも言えます。
結果的に年月が経つごとにイジメは無くなり、仲間も生まれ、そして所長に上り詰めます。
全てはこの日、復讐を遂げるため、アイツらを全て殲滅して絶滅させるための行動でした。
回想を終えた和泉所長。
ナツネを殺しましたが、本当にナツネは死んだのか。
そしてそのままあの方たちは餓死に向かって終わっていくのか。
さすがにそんなにやわな生物ではないでしょう。
ここから更に壮絶な状況が生まれてくるのではないかと予想されます。
マンガ好き
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