ミホークはレイリーとシャクヤクの子供ではない! レイリーと結ばれるのは43年よりも後【ワンピース考察】

ミホークはシャクヤクとレイリーの息子ではない。

ミホークの出自をめぐる考察の中で、しばしば語られてきたのが「シャクヤクとレイリーの子供ではないか」という説。

もみあげの雰囲気は、あまりの強さから、その説は有力視されてきました。

しかし、ワンピース1158話で描かれたシャッキーの酒場でのシャクヤクの態度と恋わずらいの状況。

またレイリーが受け取っていたラブレターに対しての対応などを考えて、この説は成立しないことがはっきりします。

イケオジになってから結ばれた可能性すらあり、二人には子供がいない可能性もあります。

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物語をさかのぼれば、シャクヤクがレイリーに心を寄せたのは、まだ九蛇海賊団にいた頃、ロジャー海賊団と遭遇した時のことです。

本編でも初めてグロリオーサやシャクヤクが「若い時にものすごい美人だった」というのがはっきりしたところ。

実際はシャクヤクの方が今のハンコックに近い存在であり、メロメロを使わずに美貌で海賊たちを圧倒している存在だったと言えそうです。

彼女はそこでレイリーに恋をしました。

しかし、レイリーは相手を魅力的に思う気配を漂わせながらも、本質的には「自由を最優先にする男」であり、束縛や執着を何よりも嫌っていました。

そのため、シャクヤクの思いに応えることなく、むしろ軽く受け流すような態度を貫いていたと言えます。

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40年前の酒場でもレイリーは現れず

やがて40年前、海賊島の酒場でロジャーと再会したシャクヤクは、依然として「レイリーへの恋煩い」に悩まされていた。

ここでは「レイさん」と呼び、ロジャーに対してレイリーが来ていないのか尋ねていました。

ただこの時のレイリーは酒場には訪れず。

この描写は、二人が結ばれていないどころか、シャクヤクの一方的な思慕が続いていたことを裏付けています。

さらに、レイリーは彼女からの求愛の手紙を無視していたことも判明しています。

当然、婚外状態で遊び相手にシャクヤクを選んでいたという可能性も否定は出来ませんが、彼のキャラクターを考慮しても婚外で関係を持つような展開は極めて不自然といえるでしょう。

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ミホークはレイリーとシャクヤクの子供ではない

そうなると、時系列上の矛盾も決定的となります。

酒場の時が40年前で、この時点でレイリーとシャクヤクは結ばれていません。

完全にシャクヤクの片思い。

そしてゴッドバレー事件は39年前に勃発しており、この時にロックスもロジャーもシャクヤクを取り戻すべく動いています。

この後でレイリーとシャクヤクが見事結ばれると仮定して、子供を授かっても38歳が最速というところでしょう。

今のミホークの年齢は43歳です。

つまり、ミホークはすでに事件の4年前に誕生していたことになり、シャクヤクを取り戻そうとする動きと、レイリーとシャクヤクの間にミホークの誕生を結びつけることは不可能といえます。

たとえ、酒場での再会の裏側でレイリーと結ばれるような展開があったとしても、どちらにせよ子供は39歳が限界です。

39歳で、出生が分からず、可能性があるとすれば⋯「バギー」になります。

実際、バギーの出生は「ロックスではないか」など大物を親に持つ可能性が高い点から見て、ゼロではありません。

ただ現状を考えると、可能性は薄いでしょう。

結論として、ミホークがシャクヤクとレイリーの子供であるという説は、物語の時系列、キャラクター性、そして描写の積み重ねのすべてにおいて矛盾すると言えます。

となれば、ミホークは誰の子供なのか。

やはり目のぐるぐるの感じから、イム様と何かしら関係のある存在ということになるのかもしれません。

少なくとも持つ刀が黒刀でロックスの持っていたものである可能性も考慮すれば、海に放たれたイム様の刺客ということもあるのか。

今後の展開が愉しみです。

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