十字架のろくにんネタバレ160話【考察】千鶴と両思い!巻き込まない為の別れで完全離別
千鶴とは両思い。お互いに好きなことを伝えるが、巻き込まないためにここでお別れ。今後の登場は無いのか。
※十字架のろくにんの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
未読の方は十字架のろくにん160話を先に御覧ください。
千鶴との最後の話し合い。
全てを知った千鶴でしたが、交差点での分岐。
人生の分岐という状況でした。
千鶴が漆間に好きと告白します。
それを受けて漆間も千鶴が好きなことを伝えますが、人殺しの復讐者と一緒にさせる訳にはいきません。
白川要のように危険な状態に巻き込まれるかもしれません。
お別れとなってしまった二人、この先での登場はないということになるのでしょうか。
それでは十字架のろくにん160話を考察していきます。
千鶴は純から全てを聞いた
千鶴ですが、純から全てを聞きました。
復讐。
今漆間がやっていることの全てです。
そして白川要との関係についても同じ。
闇落ち仕掛けたところを白川要の行為でなんとか踏みとどまったとも言えます。
漆間も好きな気持ちを伝える
涙を流した千鶴。
今まで漆間の境遇なども知らずに、一人で暴走していたことへの涙でしょう。
そんな千鶴に交差点で横断歩道の通過中に抱きしめる漆間です。
そして好きという言葉で明確に伝えました。
両思いがお互いに伝わった瞬間。
問題は生きる場所の違いです。
漆間は復讐だけではなく無罪で無関係の人間まで殺しています。
背負った十字架は重く、千鶴のような表で普通に生活する人間と一緒になるものではないと感じるところです。
これは漆間が強く思っている部分となります。
要するに両思いだろうと一緒に過ごしてはいけない人間同士ということです。
お別れとなる漆間と千鶴
漆間はあまりに違う境遇であることから「さよなら」を切り出します。
好きだからこそ巻き込めない。
これは真実でしょう。
そして千鶴には違う幸せな人生を歩んで欲しいと願っているはずです。
お互いに「ありがとう」を言い合ってのお別れ。
高校生の頃のキーホルダーが漆間の手に渡されました。
描写を見る限りでは、この千鶴との別れ。
これは本当の別れであり、千鶴の再登場はもう無いのだろうと予感させるものではありました。
それだけ千鶴、そして漆間二人のこの1話分を費やした回。
十字架のろくにんでは珍しい「人間関係の綺麗な幕引き」を感じさせるものとなっています。
ここからは唯一と言って良い、通常の世界の中にある温かさから離れて、最終の復讐劇に身を投じる漆間となります。
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