キングダムネタバレ750話【確定】偲央の酷い死と李牧の提案

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キングダムネタバレ750話【最新確定】偲央は手足を斬られ死亡した

桓騎と偲央の回想。無惨にいたぶられ拷問された後に殺された偲央は手足が無惨に切り落とされていました。首切り桓騎が誕生した理由

キングダムの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
【追記:桓騎にとっての家族・李牧と桓騎のやり取り

斬首となる直前の桓騎。

李牧は降伏を勧告し、それに従えば兵は生かし、桓騎も人質という可能性が見えるという提案ですが桓騎は拒否します。

李牧と桓騎の軍に対する気持ちは相まみえることの無いものと言えそうです。

飛信隊は逃げながら砂鬼の衣央たちと一緒に桓騎が偲央を失った部分の回想に入ります。

砂鬼一家の創始者であり、桓騎が愛した人物の偲央の最期

無惨な死を前にした桓騎の悲痛な心が見えるところです。

偲央は身体をもてあそばれた挙げ句に拷問され、さらに手足を切り落とされて死亡していました。

桓騎が“首切り桓騎”と呼ばれるに至った理由が明らかになりました。

それではキングダム750話の考察をしていきます。

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キングダム750話ネタバレ情報1・李牧の降伏勧告

・李牧は桓騎に対して降伏を勧告し、それで兵を生かす約束です
・上和龍はこの場で桓騎を殺せずとも捕らえていつでも殺せると捕縛の可能性を示唆
・桓騎は投降の勧告を受けません

李牧は桓騎に対して降伏の勧告を行いました。

この降伏を受け入れれば、周囲の幹部や兵を生かすことを約束する李牧です。

趙兵からすれば許せないものでしょうが、上和龍や傅抵といった将軍勢は認めています

また上和龍は「ここで桓騎を討てずとも捕らえていつでも」という話から捕縛の可能性も出てきました。

当然ながら桓騎がこれに応じる訳もなく、話は平行線。

・李牧は自分の周囲にしか向けられない桓騎の器を”蚤の器”と表現する
・殺した者を大切に想う者の存在を想像できないのかと李牧
・桓騎は李牧に虐待された者の心が理解できるのかと問う

自分の大切な者を奪われた復讐として十万の首を刎ねたこと、それについて李牧は器として小さすぎると言及。

首を刎ねた者たちにも同様にその者を想う者がいるという想像が出来ないのかと李牧の言葉。

確かにその通りと思える部分でもあるでしょう。

しかし桓騎は李牧に対して虐待を受けた者の心が理解できるのかと問います。

確かに心から痛めつけられた者は小さい頃にそれなりに平穏に暮らしてきたような人間とはかけ離れたものになってしまいます。

あくまで李牧は一般的に認められそうな正論を伝えていますが、桓騎たちのような人間にそれが当てはまるのか、それを理解できるのかと言われても水と油でしょう。

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キングダム750話ネタバレ情報2・偲央が惨殺される

・飛信隊の撤退時、衣央たち砂鬼一家の話と共に桓騎の回想が始まっていく
・桓騎不在時に一帯を治めようとしていた人物によって偲央は身体をもてあそばれた上に拷問を受けて殺された
・偲央は手足を切り取られ殺されていたのを桓騎が目にする

砂鬼の創始者である偲央。

その最期が判明することになったキングダム750話。

想像していた部分もありましたが、悲惨な最期を遂げています。

桓騎が不在の時を狙って一帯を治めようとしていた人物によって砂鬼一家は襲われてしまいます

身体をもてあそばれた上に拷問されて、最後には殺されている偲央。

その偲央の死体は手足を切り取られています

これを目にした桓騎の怒りがどれほどのものであったのか、想像に容易いものでしょう。

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キングダム750話ネタバレ情報3・復讐のために集めた一家

・偲央を殺した領主の住む城を即座に狙った桓騎は勝てず
・扉を固く閉ざされた城へ復讐に向かった桓騎は自分の今の力の弱さを痛感
・数年後に桓騎は自らの一家を作り上げて軍力を強化し城を狙う

偲央を殺された桓騎はそのまま命じた領主のいる城を攻撃

しかし閉ざされた門を突破することも叶わずに敗退します。

桓騎は偲央の復讐のために自らの一家を立ち上げて軍力を強化し、改めて城攻めを実践しました。

要するに”桓騎一家”は元々偲央の復讐のために作られた一家だったということになります。

この偲央の一件が桓騎に対しての異名を付けさせたものへと繋がっていくことになります。

直近では雷土の死がそれに対応しているようにも思えます。

切り刻まれて殺された雷土。

桓騎は偲央のことを思い出したのでしょう。

それ故に抑えきれない思いから来た十万という兵の斬首だったと考えて良さそうです。

そもそもの首切り桓騎という異名も、この偲央の死が大きく絡んでいました。

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キングダム750話ネタバレ情報4・首切り桓騎の誕生は偲央の死から

・桓騎の最愛の人であった偲央を奪われたことから来る“首切り桓騎”の異名の誕生
キングダム19巻203話より一つの城邑を攻め落とし桓騎自ら住民全員首を刎ねた話は偲央の復讐相手の城

偲央が殺されてから数年後、桓騎は自らの一家を立ち上げて新たな家族を作り上げました。

これが今の桓騎軍の元です。

そして遂に偲央を殺した領主のいる城を襲撃し、復讐を果たすことに成功します。

この時にそこに住んでいた者の首も刎ねています

キングダム19巻に描かれたワンシーン。

蒙恬が信に対して蒙驁将軍の副将である桓騎と王翦を説明しているところです。

ここで蒙恬は桓騎が野盗時代に城邑を攻め落とし、さらに住民全ての首を自ら刎ねたという話をします。

そこから来た“首切り桓騎”の異名

ただ恐ろしいだけで残忍な桓騎に思えましたが、これが偲央に対する思いから来るとすれば、そこまで残虐なだけとは言えないのが分かるでしょう。

・偲央を殺された時から桓騎の心は怒りに支配され闇に落ちた

偲央が殺される前までの桓騎も残虐な方法で敵を遠ざけてはいましたが、偲央の光によって心が癒やされていたのでしょう。

それを失った桓騎は心を壊され、闇に落ち、今はただ怒りに向かって走るだけの者になってしまったということでしょう。

ただ実際に桓騎を見ていると、それだけではありません

仲間を守るため、弱者を守るため、それこそ桓騎からすれば”家族を守る”というその一点にのみ焦点を当てた生き方をし続けたとも言えます。

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その怒りがどれほどのものであったのか。

怒りの中にも偲央が持ち続けた光、それこそ”家族愛”のようなものを桓騎に植え付けたのだと分かります。

もし大切な人を奪われたとして、相手を惨殺する力があれば、誰でも少しは「やり返したい」という気持ちになってしまうのではないかと思ってしまうのも人の性でしょう。

本質を知らずして出てくる流言が如何にねじ曲がったものであるのかも桓騎のエピソードでは感じるところです。

李牧の提案を受けなかった桓騎はやはり殺されてしまうのでしょうか。

桓騎の斬首、つまり死は目前に迫っています。

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キングダム750話ネタバレ情報5・絶望の中に光を持つ桓騎

・李牧が桓騎が本当の意味で絶望している訳ではないことに気付きます
・桓騎は闇の中にほのかに輝く光であることを信に伝えている砂鬼一家

桓騎の言葉から世のすべてに絶望しているように見える李牧です。

しかしその目を見ていると「本当の意味で絶望している訳ではない」と分かります。

そこに微かな希望の光が見えている。

そしてその小さな光があるからこそ、闇の住民と呼べるような人間にとっては”ついていきたくなる”希望を抱かせたのでしょう。

言わば洞窟の中に照らされた蛍ほどの輝きが桓騎にはあった訳です。

群がるのは当然であり、それこそが彼らにとっての救いだったのでしょう。

その小さな光を桓騎に与えてくれたのもまた偲央の存在だったということです。

・摩論は桓騎一家が偲央の仇討ちだけに作られたのなら自分たちは何なのかと疑問
・今の桓騎は偲央の復讐とは別で家族を想う人物になっていると衣央が説明
・摩論も桓騎との過去を思い出し、今自分だけ逃げていることに落ち込みます

摩論は衣央たちからこの話を聞いて「自分たちの存在」について疑問を持ち始めます。

復讐のためだけに手駒にされただけなのか。

しかし衣央はそれを否定します。

今の桓騎は偲央の復讐が目的で作った桓騎一家の面々を家族のように思っています。

だからこそ雷土を殺されたことを許せなかった桓騎。

ある意味で全て計算に見える桓騎の中にある、一番人間的な本能の部分が家族に対する愛情なのだと分かる部分です。

摩論はいつの間にか桓騎にとっての家族になっていたことに気付きます。

それなのに桓騎の危機の中で逃げていくことに摩論は初めてショックを受けることになりました。

当然ですが、これは桓騎が摩論に伝えた役割であり、それを全うしている事実

気持ちはどうあれ、摩論は桓騎の思う通りに過ごしています。

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キングダム750話ネタバレ情報6・那貴が外縁に現れる

・今摩論の代わりに桓騎の元に向かっている人物がいると衣央の説明
・那貴が桓騎を包囲する趙軍の外側に到着する

ショックを受けている摩論に対して「今桓騎の元に向かっている人物がいる」と説明します。

飛信隊から離脱して家族である桓騎たちの元に戻った那貴。

その那貴が遂に桓騎たちを包囲している外縁に到着しました。

那貴がまだ戦闘に入っていないので、ここでももう少し乱れる展開が用意されているでしょう。

桓騎が斬首され、死ぬにしても、結果的に降伏して人質になるとしても、趙の大勝とはならずに幕を閉じるのではないかとも思います。

少なくとも、まだ降伏はせずに「少しでも飛信隊の逃げる時間を稼ぐ」という気持ちがあるのではないかと予想されます。

李牧からすれば、単に悪役であるはずの桓騎を討って終わりとはならない、何とも不穏な膜を心に張るような結末になる気がします。

キングダム751話、遂に桓騎の死亡が確定となるのか。

キングダム751話のネタバレを含む考察

※予想や史実の独自解釈を含む速報での考察となっております。追記と修正はご理解下さい

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