血の轍ネタバレ123話【考察と感想】静子がずっと綺麗に見えてる静一。金を払って解決を狙う
血の轍123話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
またも静子に翻弄されることになる静一。
認知症が進んでいて子供はいないと言う静子。
一緒に住むことは出来ないと大家に家賃を支払う決断。
ただそのまま放置できる状態でないのは静一も見てわかるでしょう。
またママに人生を絡め取られることになるのか。
どう考えても幸せになれる道が見えてきません。
綺麗なママに見ている
静子は子供はいないと言いました。
認知症にはよくある症状と言えそうです。
認知症の方が見ている世界を理解すると「なんだよ!」って気持ちを少し押さえられるので良いと言われます。
特に肉親に「だれ?」と言われると心が大幅に削られることになるでしょう。
そして静一に見えている静子は、若くて綺麗なママです。
あのママ。
あの頃と何も変わっていません。
それだけ静一の心は綺麗なママに占拠されているということでしょう。
そして静子は突然「あの子を置いてきた」とか「迎えに行かなきゃ」とか認知症の症状。
静一は見ていますが、どう考えても手に負えないと考えてしまうところ。
連れては帰れない
静一を前にして「はじめまして」と言い出す静子。
そして晴れてよかったと初デートのようなセリフ。
これは静一の父親のことを思い出しているのかもしれませんね。
息子なので少し面影が似てきている可能性は十分にあります。
何の覚悟もなく、縁を切った上に死ぬ直前だった静一に認知症のママなんて面倒を見れるはずもないでしょう。
静一もどうすることも出来ず、連れて帰れっていうのかと警察に言います。
警察としても困ったものでしょう。
実際に息子がここで逃げ出したらどうするのか。
留置所? 何となく悲惨な光景が目に浮かびますが、実際あるかもしれません。
静一としても一緒に住むのは無理だと明言します。
家賃を払うことになる
現状はアパートも追い出されていて帰る場所のない静子。
滞納分の支払いを静一がする流れになりました。
ただ大家との交渉次第ということろで、大家としてはまた同じことが繰り返されるならという気持ちもある気がします。
だから引き受けてくれるかは不明です。
警察と一緒に静子の住んでいたアパートに向かうことになります。
静子は気楽な感じでいましたが、このまままたママに精神を削られて生きることになるのかもしれません。
それこそママの介護をしながらの生活になるとすれば仕事がまともにできないかもしれません。
どうやって気持ちに折り合いをつけるのか。
一度関わってしまったことで、そう簡単に脱却できることもないはず。
もし家賃を払ってママから一時的に離れても、ずっと心に残り続けるでしょう。
一緒に住む展開なら、最終的にはママを殺して自分も死ぬっていう最悪の事態に陥るかもしれません。
一体どんな展開が待っているのか。
マンガ好き
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