十字架のろくにんネタバレ62話|白川要を欲望の捌け口にして漆間は遂に至極京を狙う
十字架のろくにん62話のネタバレ含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
未読の方はマガポケより十字架のろくにん62話をご覧下さい。
今回は白川要とホテルに入ってからの話になります。
毎日あのことを思い出すという白川要の思いをもとに「上書き」を実践。
漆間自身も今は昏迷の時で、欲望の捌け口にしたとも言えます。
それでは十字架のろくにん62話を考察していきます。
円比呂がまだ怖い白川要
一緒にホテルに入った漆間と白川要。
そして白川要は「まだ円比呂が怖い」と言います。
押さえつけられて、服を破かれて、殴られた上に無理やりやられたことを思い出してしまいます。
漆間が殺してくれたのに、まだそれを感じるといいます。
しかし漆間は「殺した」の一言に反応。
白川要は漆間に対して「上書きして」とお願いします。
上書きする漆間と白川要
漆間は白川要の上書きに同意。
白川要は悦びの表情にも見えますが、漆間はどうか。
「漆間くん」と愛おしそうに叫ぶ白川。
しかし漆間は一言も発せず、白川要を突きながら顔は久我を潰していたあの時と同じです。
頭にあるのは殺しの瞬間。
そして至極京を殺すために安西という何の罪もない人間を殺した罪悪感なのでしょう。
この戦いは非常に不利なものになりそうです。
相手は人を殺すことに何のためらいもなく、おそらく罪悪感なんて少しも持っていない人間。
世の中の全てを劣等と解釈しているような至極京です。
言ってみれば蚊を殺すのと同義な感じで攻撃を仕掛けてくるような至極に罪悪感を背負った漆間。
今の思いのままに戦っても、至極京に漆間が殺されて終わってしまうでしょう。
もう一歩漆間の中での覚醒が必要な気がします。
悪として悪を討つと決める
漆間はシャワーを浴びながら「あいつらと同類だ」と感じています。
白川を欲望の捌け口にしただけだと感じています。
実際は白川要の願いを叶えたので、欲望の捌け口という考えとは全く違うものでしょう。
しかし漆間の中ではそれを感じています。
そして白川を置いて一人で出ていく漆間。
今あるのは至極への殺意のみとして、漆間は悪として悪を討つことを決意します。
男性として残っていた欲望を白川との行為によって吐き出した漆間はある意味で賢者モードの中で改めて至極京への恨みを明らかにしたというところでしょう。
遂に最終決戦に向けた動きが始まっていきます。
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