怪獣8号ネタバレ33話と34話|カフカは拘束!人類最強の四ノ宮長官が自ら対峙
怪獣8号の33話と34話のネタバレ考察です。
防衛隊長官である四ノ宮功(しのみやいさお)が第3部隊に対してカフカの引き渡しを命じます。
四ノ宮功というのはキコルの父親です。
カフカは第3部隊ではなく本部管理となり実験や兵器化が行われる流れと言えます。
【怪獣8号33話】カフカの輸送が始まる
拘束されたカフカ。
そこにミナが現れて「本部施設への移送」を伝えます。
外を歩くと第3部隊が銃を持った状態で並んでいるのが分かります。
カフカとしてはどんな顔すればいいのかも分からない状況。
全てが終わってしまったと感じるカフカですがレノが一言。
更に移送途中のミナも好意的な態度と言えます。
皆がいる中では毅然とした隊長としての態度でしたが、実際の想いは違っています。
迷わず走って基地を救ってくれた時、怪獣の姿に驚いたと同時にカフカらしいと思ったミナです。
ミナは有利な証言や映像を集めて人間であることを証明すれば処分は避けられるかもしれないと言います。
「第3部隊に君を怪獣(てき)だと思ってる奴なんて一人もいないよ」
カフカにとっては救いの言葉でしょう。
それが非常に難しいことだと分かっていても「自分を待っている人が誰もいない」と感じるよりもどれだけ生きるチカラが湧いてくるか分かりません。
カフカは「またお前の隣を目指していいのか」とミナに涙ながらに訊きます。
ミナは一言「ずっと待ってる」と。
怪獣33話で遂に防衛隊の本部施設への移動と拘束が完了することになりました。
【怪獣8号34話】新人が別の部隊に移籍
立川基地の75%が崩壊したことで新人の育成が困難となった第3部隊。
大怪獣の連続が「群発型の大災害」ではないかと防衛隊の上層部は疑惑を持っているとのこと。
この状況に備えるためにも優秀な新人は重要な戦力となります。
部隊の垣根を超えて育成することで成長させる必要があるとミナはいいます。
この提案をあっさりと引き受けるのはレノです。
これでレノを含めカフカと共に過ごしてきた新人隊員が強くなる舞台が揃ったという印象。
再会するころにはもっと強くなっていると誓うレノではありますが、そもそもカフカは本部からどんな判断を下されるか分かっていません。
長官に直談判に来たキコル
キコルは別の形でカフカを救おうとしています。
長官への直談判です。
日比野カフカの処分撤回を願いにきたキコルです。
そもそもの報告は全て四ノ宮長官の耳に入っています。
抵抗するキコルに対してカフカのレントゲン写真を見せました。
心臓によく似せてあるもののカフカの体内にあるのは「怪獣の核」でした。
キコルの母親は怪獣に殺されていました。
四ノ宮長官からすれば妻が殺されたということになります。
大きすぎる憎悪が四ノ宮家にはあるということでしょう。
キコルは去り際に「それでも信じたい」と四ノ宮長官に伝えます。
人類最強の四ノ宮長官
カフカは幽閉されながらミナの言葉を反芻しています。
「人間の証明」
これが重要であることを認識してどうにか人であることを証明しようとしています。
カフカの前に現れたのは多くの護衛を率いた状態の四ノ宮長官です。
四ノ宮長官は「拘束を解除しろ」と命令。
所員は「危険だ」と言いますが、そもそも大怪獣なら拘束など何の意味もないと言います。
いま現状はカフカ本人の意思で拘束されたままにしているに過ぎません。
カフカは四ノ宮長官なら話を聴いてくれる可能性があると話しかけようとしますが、そんなはずもありません。
四ノ宮長官は何も言わずに銃弾でカフカを撃ちました。
更にあり得ない速度でカフカに近づいて身体の一部を握りつぶして血液を採取しています。
四ノ宮長官は全くカフカのことを信じてはいません。
生身で銃弾を受け止める生物を人間とは呼ばないと一蹴。
聞く耳など全くもっていません。
研究を重ねた後に処分する方向であるのは火を見るより明らかです。
この防衛庁のトップの元でカフカが出来ることがあるのでしょうか。
話し合いで解決出来るような思考を持っている人物とは到底思えない四ノ宮長官。
人類最強と言える四ノ宮長官から認めてもらうとすれば、話し合いではないでしょう。
それこそ四ノ宮長官と共に超強力な敵を倒す様な出来事が無ければ困難であろうと感じられます。
マンガ好き
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