キングダム673話|確定ネタバレ速報|各国が秦国侵攻の準備!懸念された六大将軍の暴走
キングダム673話の確定ネタバレ考察です。
六大将軍が一席空いた状態とは言え発動されて少なからず列国が脅威を感じています。
必ず行われる中華統一に向けた動きの中で、どの国も秦国との大規模戦争の準備をする必要が出てきました。
特に趙は魏との同名が生きてる2年半の間に大きく狙われることが確定している国。
もとより才の無い郭開の慌て様は相当なものと言えます。
それではキングダム673話を考察していきます。
魏の呉鳳明は什虎に入る
魏としては同盟が生きているからこそ、このタイミングで出された六大将軍の制度を危険視してます。
同盟が終わる2年半後には自分たちがこの秦国の六大将軍の相対する必要があるからです。
呉鳳明はそれまでに自分たちの拡大も念頭に起きながら什虎に向かいます。
魏の第一武将であり見事に策で什虎攻略の戦略を打ち立て勝利した呉鳳明です。
知略の将として後に王賁を総大将とした最終戦に挑みますが、それは今から更に9年後の話となります。
韓は楚を頼るしかない
韓は列国の中で最も弱い国です。
これは李牧が呂不韋と話した時と何も変わっていません。
合従軍の際に成恢(せいかい)という毒を使う大将軍を失っているので戦力としては年々減少していると言えそうです。
楚の媧燐が自分たちをどう扱うかは分かっていませんが、交流のある将軍を派遣することで話がまとまっています。
韓との戦は楚からの援軍を含めた争いになるのでしょう。
ちなみに韓は騰によって滅ぼされる史実があります。
史実では韓の元将軍=騰でしたが、キングダムでは全く違った設定を背負った騰大将軍。
但し滅ぼす戦になるのは紀元前230年となるので今から4年後の話です。
斉の王建は遂に中華が熱を帯びると感じる
斉の王建はすでに秦国の嬴政に中華の舵取りを任せる話をしていました。
実質的な降伏とも取れる状態であり、様子を見つめ続けるというのが王建の役割でもあります。
但し、これは嬴政があの時と変わらずに居続ければの話に過ぎません。
もし自分勝手な暴走が国として見えれば常に刃を向ける覚悟があるとも言えるでしょう。
中華が熱を帯びると語る王建です。
斉は史実でも無血開城となる結末を迎えている国となります。
燕は太子丹を呼び戻す
燕も当然のごとく揺れています。
現状は六大将軍と言いながら五人しかおらず完全な復活でないことで準備の時間があると考える者もいます。
また燕は秦と面してはおらず、各国との戦いで疲弊したところを狙える地の利もあります。
燕王喜はオルドと太子丹を呼び戻させます。
太子丹は史実で嬴政の暗殺を企てる人物であり、人質時代に面識のある人物でもあります。
ただ最初から暗殺を企てるわけではなく、太子丹を使って秦国の温情にあずかろうとしたのが最初の目的です。
燕については紀元前222年の亡ぶという史実があります。
王賁と李信が攻め入って最終的に亡ぶのですが、その前の紀元前227年には燕と代の連合が打ち砕かれ、翌年に王翦と王賁の軍に太子丹の軍が敗れることになります。
年代からみるとまだ先の話ですが、燕の軍勢としては太子丹は非常に強い将軍になると言えそうです。
媧燐は六大将軍のはらむリスクを語る
バミュウは将軍が変わる訳ではないのだから何も変わらないと言います。
当然ながら媧燐は自由度と速さが大きな武器になることは理解していました。
しかしながら制御不能になった場合は内部からの崩壊もありえます。
諸刃の剣と言える六大将軍制度がここからどう動くのかで媧燐も策を練るのでしょう。
そして最初に狙われるのが「趙」であることも分かっています。
慌てる郭開と扈輒を信じる李牧
趙側の混乱は中々のものです。
郭開は李牧の言われるがままに前線を操作して傑物であるかの如く王宮内で見せてしまいました。
よって皆頼るのは郭開となっています。
一先ず武遂と平陽に軍備の厚みをつくろうとしますが、それはすでにやっていること。
要するに郭開から出る策は何もないということです。
愚王代表の遷は今は幽繆王として人間を足蹴にしているだけの人物となっています。
傀儡どころの話ではありません。
このことを公孫龍将軍の使者が青歌に潜む李牧に伝えます。
遂に始まった中華統一の動きですが、趙戦については王都の守護者である扈輒将軍に任せるほかないと言います。
実際に史実でもここでの守りは扈輒将軍が行っていきます。
しかしながら攻め入る桓騎に武遂にて敗れ去るのが史実となっています。
羌瘣と信が今後の不穏を感じ取る
羌瘣は六大将軍となった三人がこの趙との前線に戻ってきて空気が変わったと言います。
しかもすぐに何か悪いことが起こることを感じ取っています。
実際に王翦と楊端和、そして桓騎の自由な戦の方法によって前線は大きく前進するに至りました。
ただ、恐れていた六大将軍の暴走がここに始まります。
キングダム673話はここで終了となります。
暴走するのは桓騎で確定と言っていいでしょう。
しかし暴走と言っても平陽と武城、そして最終的に扈輒を討つ不落の城である武遂までを陥落させる桓騎大将軍。
相当な強さを持って攻め入るのでしょうが、問題は扈輒を討つ城での戦でしょう。
史実でも10万の兵の首を狩るという首切り桓騎の異名を設定上つけた戦いが巻き起こってきます。
信はこの桓騎軍に入って内部までの侵攻を行うものと感じます。
だからこそ羌瘣は強く不吉な空気を感じ取っていたのでしょう。
黒羊よりも残忍なものを見ることになりそうです。
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