進撃の巨人考察|オニャンコポンは天空神が由来!死亡説否定でアニ父たちに救われる

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進撃の巨人に登場するオニャンコポン

飛行船の操縦士として突如活躍の場を与えられたオニャンコポンです。

名前で強烈なインパクトを与えられており、覚えている読者も多いハズ。

何より登場した当時は「誰だよ!」って感じの意見が多数上がっていました。

オニャンコポン登場当時の読者の反応

  • オニャンコポンが誰なのか分からない
  • オニャンコポンは名前がふざけすぎている
  • いつの間に重要キャラになったのか不明
  • いつからかハンジに仕えていた
  • オニャンコポンはすぐ死ぬキャラ
  • 中々酷いものも多かったですが、大方は「誰?」「その名前ナニ?」という反応が多かったのが事実です。

    ここからはネタバレが多く含まれています

    ジークの目的は「エルディア人の安楽死」

    オニャンコポンとは一体誰か

    オニャンコポンはマーレ編から登場したキャラクターで作品では唯一の黒人男性です。

    ハンジに飛行船の運転を任されて「任せてくださいハンジさん!」って出来た人物となります。

    進撃の巨人104話 オニャンコポン初登場

    進撃の巨人104話/諫山創先生/講談社
    オニャンコポン初登場

    オニャンコポンはマーレ国の最新技術に明るい人物

    言ってみれば、エンジニアの様な存在だったと言えます。

    パラディ島が技術力を劇的に向上させることができたのは彼のお陰と言って間違いありません。

    新しい技術に目が無いハンジとは蜜月と呼べる関係になっていったのが容易に想像出来ます。

    サシャから肌の色について聞かれた時は「俺達は皆、求められたから存在する」と男気のある回答をしました。

    技術に長け、性格も良く、名前も可愛くてインパクトがある人物です。

    地ならしが発動されてエレンを止めに行く時もオニャンコポンがいなければ話にならない状況でした。

    進撃の巨人134話 ハンジの思いを繋いで飛行船を運転するオニャンコポン

    進撃の巨人133話/諫山創先生/講談社
    ハンジの思いを繋いで飛行船を運転するオニャンコポン

    ハンジは皆を飛行船に乗せるために命をかけてくれました。

    パラディ島での活動中にハンジがいなければオニャンコポンの言う壁内にとっては未知の技術の開発にGOを出す者などいなかったに違いありません。

    オニャンコポンがハンジに特別な感情を抱いていても全くおかしくはないでしょう。

    オニャンコポンの名前の由来は天空神

    名前のインパクトが半端じゃないオニャンコポンですが、調べてみると冗談半分でつけられた名前でもない事が分かります。

    オニャンコポンという名前の由来はアシャンティ人の神話に由来します。

    実は、西アフリカはガーナのアシャンティ人に伝わる神話で、すべての精霊を創造した天空神の名前が「オニャンコポン」でした。

    オニャンコポン(Onyankopon、偉大な者の意)は西アフリカ・ガーナのアシャンティ人に伝わる神であり、天空神である。
    すべての精霊はオニャンコポンによって創造されたとされている。
    (Wikipediaより)

    ギリシャ神話で言えばゼウスの様な頂点に立つ神だったと言えます。

    現在でもアシャンティ人の村では、それぞれの家にオニャコポンにお供え物を祀る祭壇があるそうです。

    実在する神話から絶妙な名前を引っ張ってくるあたり、さすが諌山先生なのです。

    天空神を意味するオニャンコポンは滅んだ故郷ではきっと有力な家系の人間だったんでしょう。

    飛行船を操って空を飛ぶという意味合いを持たせるためにオニャンコポンの名が付けられた可能性は高いと言えます。

    ユミルを救った二千年後の君への意味

    オニャンコポンの死亡は否定された

    パラディ島のエレンを止めようとする勢力(アルミンやミカサたち)を乗せた飛行船。

    これがエレンのホネホネ巨人の上にいた獣の巨人の石つぶてによって飛行困難な状況になります。

    乗せていた者を全てエレン巨人の上に投下して、そのままオニャンコポンが操縦する飛行船はどこかへ消えてしまいました。

    進撃の巨人134話 飛行船から飛び立つアルミンたち

    進撃の巨人134話/諫山創先生/講談社
    飛行船から飛び立つアルミンたち

    実際に破壊された描写も無かったので「死んではいない」とする反応と、直前の発言から生き残りは不可能とする反応がありました。

    オニャンコポン「クソ!もう殆どエンジンが動いていない!」
    アルミン「速く飛び降りるよ!」
    ジャン「オニャンコポン早く来い!」
    オニャンコポン「まだだ!始祖の真上まで舵を取る!俺はその後不時着してみせる!
    (進撃の巨人134話)

    これが獣の巨人の石つぶてが投げ込まれる直前の会話になります。

    確かに「その後不時着してみせる!」とかって死亡フラグ丸出しって気がします。

    しかしここは進撃の巨人135話であっさりと生き残りが確定しました。

    進撃の巨人135話 オニャンコポンは不時着成功で生き延びた

    進撃の巨人135話/諫山創先生/講談社
    オニャンコポンは不時着成功で生き延びた

    見事に不時着を成功させ、尚且アニの父親たちに救出されます。

    地ならしの巨人に最後の戦いを挑んだ軍力でしたが飛行船の大隊も全て石つぶてに破壊されてしまいます。

    後は踏み潰されるのを遠くから見守っているだけの人達の元にオニャンコポンは無事とは言えずとも不時着を成功させました

    さすが天空神の名前を持っているオニャンコポンです。

    飛行船での死亡はあり得ないと言えます。

    アニの父親に「アニ・レオンハートを知ってるか!?俺の娘なんだ!」と声をかけられているので、この流れからの死亡は無いと言えそうです。

    登場の当初は驚かれた名前を持つオニャンコポンでしたが、しっかりとした由来もあり役割も大きなものとなった人物でした。

    オニャンコポンがいなければアルミンを含め、誰もエレンの元に近づけなかった事を考えるとその重要性も理解出来るかと思います。

    エレンは敵?死亡は確定しているのか



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