ベルセルク考察|髑髏の騎士の正体は覇王カイゼリック!?ボイド天使長が賢者!?

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(三浦建太郎先生/白泉社 ベルセルク9巻引用)

度々ガッツの前に現れては助言をくれる髑髏の騎士。

1000年ゴッド・ハンドにあだなしているそうですが、シャルロットから話された、1000年に実在した覇王カイゼリックとの共通点が目立ちます。

何か関係があるのか?

また、ボイド天使長と因縁めいた描写も少しながら描かれていますが、この二人はどんな関係にあるのか?

ちょっと整理しておけたらと思います。

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髑髏の騎士=カイゼリック

ベルセルク13巻“死の嵐①”では、髑髏の騎士に対してゾッドから

ゾッド
「千年我らに仇なす貴様だ」
(三浦建太郎先生/白泉社/ベルセルク13巻

こう語られたように、髑髏の騎士は1000年の間生きていると考えられます。

そして、10巻“千年封土”にてシャルロットから語られた覇王カイゼリックもまた1000年前に活動していたんだとか。

当時は国々を平定し大帝国をうちたて、「魔王、死を駆ける王」といった異名もついたそうですが、

その呼び名のもう一つの理由が、髑髏を模した兜を愛用していたからなんだそう。

更に髑髏の騎士はゴッド・ハンドのスランと対峙した時に、「王さま」呼びもされていますから、カイゼリックと髑髏の騎士とで「王様・髑髏・1000年前」という三つのワードが関連している事になります。

これはほぼほぼカイゼリック=髑髏の騎士と見て良さそうです。

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グリフィスと似た境遇

ガッツがシャルロットからカイゼリックの話しを聞いた時には「(グリフィスみたいだな)」と頭の中で思う台詞が描かれています。

また、シャルロットの説明ではカイゼリックがどこ出身でいつどのどの様にして挙兵したのかも分からないとの事でした。

仮にカイゼリックとグリフィスの背景が似たものになるなら、鷹の団がミッドランドで功績を挙げていったように、カイゼリックの軍も颯爽と現れるなり戦場を蹂躙していった経緯があるのかもしれません。

その場合、カイゼリック軍は当時の鷹の団か、もしくは現状の戦魔兵を率いる鷹の団みたく、相当なツワモノ揃いの軍隊だったと考えられますね。

となると、ガッツみたいな屈強なパートナーもいたんじゃないかと思えますね。

因みに骸骨の騎士はフローラと旧友らしいです。

ただ骸骨の騎士=カイゼリックなら当時はフローラも戦友として戦場を駆け回っていたのかもしれませんね。

仮にそんな背景があるなら、1000年前の過去編もまた相当面白いものになりそうな。

なんなら現代編より大規模で壮大な戦いがあったんじゃないかと思えるほど…笑

帝国は蝕で滅びた

国を平定した覇王カイゼリックですが、シュドーが言うには

ジュドー
「国中から人夫をかき集め・・・・・・重労働を強いては大きな都を築き上げる

そして王様は贅の限りを尽くしまたまた国民に重税を荷し

都は酒池肉林享楽のつるぼと化してしまうんだっったけ?」

(三浦建太郎先生/白泉社ベルセルク10巻)

こうなっていったんだそう。

そして、ドクロの王様の所業を見かねた神が5人の天使を遣わし都を地上から消し去ったんだとか。

その後にはキャスカが縦穴に松明を落としてしまうシーンもありますが、“生贄の烙印”が刻まれた遺体も確認できる通り、

(三浦建太郎先生/白泉社 ベルセルク19巻引用)

5人の天使とはゴッド・ハンドであり、降魔の儀が行われたものだと推察できますね。




ボイド天使長=賢者

1000年前カイゼリックの都は降魔の儀によって滅ぼされたと考えられます。

という事はゴッド・ハンドか使徒が誕生しているはずですが、一体誰になるのか。

因みに18巻”猛信者”ではモズグズから

モズグズ
「この搭はかつて覇王カイゼリックによって幽閉された賢者があらゆる拷問の中王の罪を神に訴えつづけついには天使を降臨させたという」
(三浦建太郎先生/白泉社ベルセルク18巻)

こんな話しもされています。

当時の降魔の儀を行ったのは賢者なる人物だったとも考えられます。

そしてここで浮かび上がる賢者がゴッドハンドの天使長でもあるボイド。

なぜかと言われたら、髑髏の騎士がボイドについて言及していたり、ガッツの蝕でも一戦交え、意味ありげな関係に見えるからになるでしょうか。

何せ、ゴッドハンドといえど、グリフィスがフェムトになったように、元から崇高な存在というよりかは不遇な瞬間が訪れた人間にベヘリットが呼応して誕生する
ものです。

そういった背景があるなら一応辻褄は合ってきます。

まあ…ちょっとこじ付けに近い部分もありますが、こう考えていくと一番綺麗な流れにはなりますね。

考察のまとめ

という事で整理していくと、

  • 髑髏の騎士がカイゼリックである
  • 髑髏の騎士は王様となってから傲慢な態度を取った
  • 国民に拷問をするまでに腐り果てた
  • “賢者”が降魔の儀で都を滅亡させゴッドハンドとなった
  • という背景がありそうです。

    そうなっちゃうと髑髏の騎士が悪人になっちゃうんですが、どうなんでしょう?

    後はグリフィスと似た背景を持っているなら、今後のグリフィスの動向がカイゼリックと被るようで若干雲行きも怪しくなります。

    グリフィスだけは特別な存在でそんな壁も飛び越えて行くことになるんですかね…。

    何かこの辺の詳細もめちゃめちゃ気になります。

    ではこちらの新情報にも期待です!

    (2018年10月時点での考察内容となります)



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