【キングダムネタバレ】504話 「強すぎる秦軍に列尾も一瞬で抜かれる!?公孫龍将軍が出来る策とは!?」
(キングダム 503話 急ぐ李牧 引用)
悼襄王が中々のヤバい奴で李牧の作戦もうまく機能しない感じですね。
これが原因で、
秦国の連合軍に列尾をあっさりと突破されるのでしょう。
ちなみに、
悼襄王は確か鄴攻めのこの年に崩御します。
それが、
この戦の最中に何かしらの出来事が起こって・・・、
ということになるのかは謎ですが、
問題はその次の幽繆王(ゆうぼくおう)です。
趙を滅亡にもっていく暗愚な王として有名な人物ですから。
⇒【503話確定情報】
李牧の作戦は虚しく散る?
邯鄲から兵を派遣して、
何とか列尾での時間を稼いでほしい李牧でしたが、
当然のごとく悼襄王はそれを良しとしませんでしたね。
廉頗将軍が言っていた言葉が思い出されるところ。
悼襄王に大将軍を剥奪された廉頗ですが、
このあたりから愚王の何恥じない行動をいくつも繰り返しています。
そして、
今回も李牧の策を見事に無視するという愚行ぶり。
どこかに自国が滅ぶはずもないという思いがあるのかもしれませんね。
見識がない王というのは、
これほどまでに危険なものなのだと思い知らされるところ。
この悼襄王の行動によって、
列尾で王翦率いる秦国軍を食い止める事が難しくなりました。
公孫龍将軍が周辺から兵を集めたといっても、
邯鄲から即出発出来る王都防衛軍と比べれば、
実力も速度も違ってきますね。
一刻を争うこの時に、
この時間の遅れは趙にとっての致命傷になります。
王翦に運も味方していると感じます。
さすが、
秦国最強と呼ばれた王翦将軍の晴れ舞台といったところでしょうか。
散りゆく列尾?
公孫龍将軍が尽力して兵を集めて、
列尾に向かうのでしょうが、
それでも王翦将軍率いる秦国の進軍速度に及ばず、
列尾は想像以上に素早く抜かれることになるでしょう。
そうなれば、
王都圏への侵入を許したことになります。
史実でも、
秦国はこの鄴攻めの序盤で、
楊端和・桓騎と共に9つの主要拠点を陥落させます。
この陥落速度は、
恐らく李牧の想像を遥かに超えるものだったと予想できますね。
燕が東から攻めている現状では、
打てる手立てもそれほど多くないはず。
残る龐煖ですが、
これについては燕との戦いに繰り出されていると考えるのが妥当でしょう。
史実ではこの龐煖が秦国の鄴攻めの対応に間に合わずに、
一帯を失うという記録が残っています。
キングダムにおける龐煖と、
史実の龐煖は別人ではありますが、
それでも武神として軍を食い止めるだけの能力は持っています。
それを使わない手は無いのですが、
おそらくは司馬尚と共に燕のオルドと対戦しているのでしょうね。
李牧の失態?
李牧が秦国の作戦を見抜けなかったのはやむを得ないのかもしれません。
しかし、
ここから先の最大の問題は、
李牧が戦っている人物を昌平君だと思ってしまうところでしょうね。
それは大きな間違いと言えます。
現場での応用力で、
王翦を超える軍略を示せる将軍は恐らく中華に一人も存在していません。
李牧の想像が、
今までの昌平君の戦いを考えての先読みであれば、
その読みは完全なる間違いになります。
李牧が王翦を脅威に感じることになる戦い。
それこそが、
この鄴攻めということになるでしょう。
李牧「今いる秦将軍全員がまとめてかかってきても、
この李牧の相手ではない!!」(491話)
この時に感じていた王翦の実力はそれまでの戦いを李牧が見ていないからとも言えます。
廉頗将軍との戦いで、
その片鱗を見せていた王翦ではありますが、
結果論であり、
策略であれが為せたのだとは感じていないのでしょう。
また、
他の戦いでも王翦将軍が目立って凄みを感じさせたものはありません。
目覚めた虎を見ないままの発言だったと言えますね。
しかし、
それは王翦も同じこと。
李牧が本気を出したことが一度もなかったと、
この鄴攻めで知ることになります。
王翦VS李牧。
真正面からぶつかるのはこれが最初で最後となります。
連合軍の動きは?
桓騎将軍が手始めに、
登場した五千人の敵兵に衝突しますね。
知っての通り、
武闘派揃いの桓騎将軍の軍において、
この程度の足止めは瞬時に処理されてしまうと考えていいでしょう。
王翦将軍は、
自軍を最も優先して進行を進めています。
それは、
自分の軍こそが最強であると認識していると同時に、
それが事実だからとも言えますね。
自軍をしっかりと、
要所まで温存することが、
この鄴攻めを成功させるのに不可欠な条件だと考えています。
冷徹に見えるその行動のそこには、
「必ず勝つ」という強い思いがあるのです。
連合軍としては、
楊端和や桓騎の軍が再度から突撃してくる敵兵を撃破して、
速攻を繰り返し続けるという動きをするでしょう。
信たちが、
活躍するのは、
もう少し先になる気がしますね。
果たして、
李牧はどの時点で王都へ戻ることができるのか。
李牧が戻る前に、
致命傷を食らわせることが出来るのか。
そこに注目です。
ね、騰。
ハ、その通りです。
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