【東京喰種:re考察】オッガイ変換は「ひとでなし」♥タとヒの意味から見る♠
(東京喰種:re 彼らの名はオッガイ 119話 引用)
119話で登場したオッガイ。
残念ながら、
この文字の変換は不可能。
ここにはどんな意味が込められて
いるのだろうか。
漢字の成り立ち
このオッガイという文字。
モデルになっているのが、
どの漢字かは一目瞭然だろう。
当然ながら、
元はこの漢字に違いない。
ならば、
この漢字の部分の意味を見ていけば、
オッガイの意味するところも
分かってきそうなもの。
一にタとヒで象られたこの文字。
実際には、
一とタの部分で残骸を示している。
その昔、
シ体は草原に捨て、
骸とかした後それを拾って埋葬した
と伝えられている。
その残骸を一とタの部分で
表している。
葬という文字もまた、
草と埋葬が密接な繋がりがあったことを
示してくれていると言える。
そして、
ヒについては何を意味するのか。
これは、
ヒトである。
ヒトが無くなり
ヒトが残骸を拾い弔うイメージから、
この文字は生まれたと言われる♦
そのあるべきヒトがいなくなり、
代わりにもう一つ残骸を表す一とタが
真横に反転して添えられている。
ちなみに、
この一とタは「ガツ」と読まれる。
何となく、
オッガイの音に親しき様子。
拾い弔う人がいなくなった状態。
しかも、
もう一つの残骸が隣り合わせ。
命の存在が、
薄っぺらくそこにあるのが
まるでただの骸だけと言わんばかりの
オッガイの文字。
ヒトが介在しない存在。
本当の意味でヒトデナシなのか。
オッガイとカネキ
旧多は、
オッガイをカネキケンを100人くらいという
言い方をしていた。
しかし、
カネキとオッガイでは、
大きな差があるだろう。
それは、
喰種捕食による赫者という
そういった部分もさながら、
まずはヒトという点。
カネキはどこまでいっても、
やはり元はヒトというのが
大きな要素だと思う。
それは、
このヒトが無くなった存在の
オッガイとは一線を画する。
そういう意味を込めて、
カネキと対比に描かれるのが
オッガイなのだろう。
ヒトを秘めたカネキと、
ヒトを失ったオッガイ。
真正面からぶつかった時、
もしもカネキが敗れることになれば、
それは言わばヒトの世界の
終わりを意味しているようにも思える。
ヒトが生み出した喰種
カネキやオッガイは、
ヒトが生み出した喰種。
そのヒトが生み出した喰種が、
ヒトを捨てた名前を得ている。
そして、
そのヒトを捨てた喰種と化したオッガイは、
喰種をこの世界から葬ろうとしている。
ヒトであった、
カネキは喰種になり、
喰種が生きていける世界を目指す。
この世界の形が歪な彩りを見せている、
その象徴として描かれている可能性も
否定は出来ない。
そして、
なぜオッガイと読ませるのか。
OGGAI
オッガイと同様に、
シンメトリーになっていないのはGだけ。
Gは喰種の頭文字。
何か意味があるのだろうか。
⇒【カネキはSSSSSSレート!?】
⇒【六月と山頭火の伏線!?数字は6?】
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