進撃の巨人考察|エレンとミカサは結婚しない!好きも言えず「家族」のままと明言

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地ならしが発動される少し前にエレンはミカサに対して気持ちを確認しています。

進撃の巨人123話 エレンがミカサの気持ちを確認する

進撃の巨人123話/諫山創先生/講談社
エレンがミカサの気持ちを確認する

エレンは「子供の頃にオレに助けられたからか?それともオレは家族だからか?」と言います。

ミカサの本心を聞きたかった様にも思えますが、表情が変わらないエレンの本心は分かりません。

オレは・・・お前の何だ?
-エレン-
(進撃の巨人123話)

諫山創先生へのインタビュー

進撃の巨人の作者である諫山創先生。

2015年6月8日発売の「月刊 進撃の巨人 公式フィギュアコレクション Vol.3」でインタビューで答えている部分を見ていきます。

エレンにとって、ミカサは恋人というよりは、お母さんに近い存在です。
-諫山創先生-

この時点でエレンがミカサに恋心を抱いている可能性は低くなりました。

実際にエレンはジャン達がヤキモチを妬く中でもミカサを女性として意識したりしていません

ミカサからすれば王子様

2人の出会いは少しばかり残酷なものとなっています。

6話での出来事ですが、東洋人の母を狙い強盗が家に乱入し、両親を殺害しました。

結果的にミカサだけが拘束されてしまいます。

東洋の女性を売ろうとしていたのですが、予定外に純血の母親を殺してしまったので混血のミカサをターゲットに切り替えたのは記憶にあると思います。

そこにエレンが到着し、強盗2人を殺してしまいます。

エレンが度々言う部分ではありますが「元より自由を好む気質」というのがエレンにはあったと言えます。

進撃の巨人121話 エレンは生まれた時からオレのまま

進撃の巨人121話/諫山創先生/講談社
エレンは生まれた時からオレのまま

エレンはジークと共に向かった過去の記憶の中で伝えます。

オレとあんたが同じだと思ってたようだが・・・間違っている。
他人kあら自由を奪われるくらいなら、オレはといつから自由を奪う。
父親がオレをそうしたわけじゃない。
オレは生まれた時からこうだった
-エレン-
(進撃の巨人121話)

エレンのこの思いは幼少からあり、たまたまミカサを救うのに一役買ったとも言えるでしょう。

しかしミカサにとっては自分の命を救ってくれた存在であり、更に失われた自分の家族の代わりに迎え入れる場所を与えてくれた存在です。

一種のお姫様が夢見る王子様の様な人物がエレンだと感じてもおかしくはないでしょう。

ミカサのエレンに対する気持ちは片思いに近いものだと推測出来ます。

選択を間違えたミカサ

冒頭の部分でエレンがミカサに対して確認しているシーンの話に戻ります。

もしもこの時に「あなたが好き」と一言あれば地ならしという結末は無かったのかもしれません。

地ならしで人類が滅ぶ

それは誰にも分かりませんがミカサ本人も後悔している場面があります。

進撃の巨人123話 ミカサが答えていれば結果は違っていたのかもしれない

進撃の巨人123話/諫山創先生/講談社
ミカサが答えていれば結果は違っていたのかもしれない

このシーンに至るまでの数コマのミカサの言葉をもう一度見ていきます。

果たして他に選ぶべき選択肢があっただろうか。
すべては最初から決まってたのかもしれない。
それでも考えてしまう。
あの時、もし私が別の答えを選んでいたら。
結果は違っていたんじゃないかって・・・。
-ミカサ-
(進撃の巨人123話)

勿論、この選択というのは最後にエレンが確認した場面も含め、過去全ての選択についてを言っています。

仮にどこかの段階で男してエレンを好きだと伝えていたら何かが変わっていた可能性もあるでしょう。

強盗を殺した時も同じです。

全ては選択によって齎された最後の地獄と言うことが出来ます。

ミカサとエレンの結婚はあるか

ミカサとエレンの結婚があるのかどうかは当初から言われていたものです。

これはどう考えても「無い」と言えるでしょう。

記事更新の段階は最終回までラスト3話となった時点で執筆しています。

地ならしを食い止めるべく繰り出したパラディ島のミカサたちが「エレンを殺す」という策にも出ている状況です。

進撃の巨人136話 ジャンがエレン殺しを覚悟する

進撃の巨人136話/諫山創先生/講談社
ジャンがエレン殺しを覚悟する

当然ながら本意ではありませんが、やらなければ人類が終わるという所まで来ています。

これに対してミカサは明確に言い返せないままになっていました。

残り3話でミカサとエレンの結婚というハッピーな事実まで展開する可能性はゼロと言えます。

よってあの時のエレンが確認した場面で「家族」と答えたその時、すでにミカサとエレンが結婚して仲睦まじくという世界は訪れなくなりました。

違う答えをしていても結果は変わらなかったかもしれない可能性もありますが、ミカサとしても後悔の多い場面でしょう。

家族にすらなれない結末

いつまでもミカサはエレンの味方でいました。

蔑ろにされる場面があってもエレンを思い続けたミカサです。

しかしながら、その夢は儚く散りました。

最終的にはエレン殺しについても同意せざるを得ない状況となります。

エレンに「家族」と伝えた日を最後に昔のエレンと出会えることはなくなりました

マーレ潜入後からのエレンはミカサの知っているエレンとは言えません。

よって家族ですらなくなってしまったと考えて良さそうです。

ミカサ!あんたはアルミンを救うことだけ考えな!
それ意外は考えなくていいから・・・。
-アニ-
(進撃の巨人136話)

エレンを殺す策に対して一瞬頭が真っ白になるミカサへアニが言い放ちます。

これにミカサは「うん」と力なく答えました

ミカサの中に諦めが出た瞬間だったとも言えるでしょう。

残念な結果ではありますが、ミカサとエレンの結婚という説は到底叶わないものになりました。



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