【ハンターハンター考察】ヒソカVSクロロ決着と作者富樫先生の想い♦ドカベン土佐丸VS弁慶に由来♠
(ハンターハンター 本当に面白いな 352話 引用)
34巻に記載された、
富樫先生の
クロロVSヒソカの戦いに
かけられた想いが
面白かった。
「後悔しないといいなぁ」
というのもまた、
面白味がある。
さすが富樫先生。
まずは、
寄せられた言葉を
要約してみてみる。
富樫先生の言葉
34巻に載せられたもの。
要約すれば、
「主人公の敵と敵を戦わせたかった」
というものが一番だろう。
このベースになっているものが、
ドカベンの土佐丸高校VS弁慶高校。
両者をたてながら、
勝敗をきっちりつけるのが
難しかったと語っている。
また、
「100%勝つ」
といいながら、
本当に勝つというのも
やりたかったのだという。
本作として、
一番やりたかったのは、
旅団の誰かをコロさせること
だったと。
ヒソカが誰をコロすのかは
未定のまま
走り出していたようで、
ヒソカとしてはあの場で
マチをコロしたかった。
(富樫先生は漫画を描くときに
キャラクター同士で話を
させたりしながら進行を
決めていると言われている)
しかし、
そのヒソカの思いを
作者の富樫先生が却下したの
だと言う。
これについては、
他の旅団へのメッセンジャーが
必要だったという漫画的な
要素と、
ヒソカがクロロを倒すために
能力を削るという冷徹な
要素があるのだと、
後から付け足した勘だと
富樫先生は言う。
要するに、
マチは残しておいた方が
面白いと判断。
富樫先生はストーリーを
作る時のマニュアルがある。
色々考えた上で、
結果的にマニュアル通りが
一番おもしろいという
帰結をすることも多いのだという。
しかし、
残すのがどちらかなどの判断は
「勘」。
最後に富樫先生は、
「後悔しないといいなぁ」(34巻より)
で締めくくっているのも、
ドカベンの水島先生をならっての
ものなのだろうか。
そもそもドカベンの
土佐丸VS弁慶というのは
何だったのか。
それについて書いておく。
ドカベンの名勝負
土佐丸高校というのが、
主人公の山田太郎(ドカベン)がいる
明訓高校のライバルであり、
甲子園の優勝候補の一つだった。
しかし、
弁慶高校という、
義経と武蔵坊のいる高校に
1開戦で敗退するという戦い。
これについては、
当時かなり話題になった
勝負だった様子。
そして、
本当は水島先生は、
土佐丸高校がドカベンのいる
無敗の明訓高校に黒星を
付ける予定だったようだが、
この役割を弁慶高校に
譲る形になったという。
それは、
弁慶高校の武蔵坊と義経の
キャラを気に入ったからと
言っている。
さらに、
この弁慶高校と明訓高校の
戦いは弁慶高校の勝利となる。
それについて、
「明訓は無敗のままにすべきだった」
と後悔していると作者は
言っていたのだ。
まさに、
今の富樫先生はこの水島先生が
言っていた状況になるかもしれないと
感じているのかもしれない。
⇒【ヒソカは暗黒大陸出身!?】
クロロとヒソカは拮抗
クロロはヒソカに勝てるだけの
十分な能力を集めてから
戦いに挑んでいます。
場所についても、
クロロの能力が最も栄える場所
という状況。
ヒソカはクロロレベルと
戦う時は相手必要十分は
厳しいと明確に言っている。
実際に、
不意打ちでも何でもありの
世界での戦いなら、
こうも簡単にヒソカが
敗れることはないだろう。
それだけに、
ヒソカは常にシと隣合わせの
戦いを気に入っていると
言えそうだ。
バンジーガムで、
手などを再現している
ヒソカだが、
一度シんでシ後強まる念を
習得したようにも見える彼。
拮抗していた力は、
すでにヒソカ有利に
なっているのではないかと
思われる。
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