十字架のろくにんネタバレ72話【考察と感想】残酷過ぎる至極。翔の脚が・・・
十字架のろくにん72話のネタバレを含む考察となります。
※本編ネタバレを含みますのでご注意下さい。
⇒未読の方はマガポケより十字架のろくにん72話をご確認下さい。
恐ろしすぎる至極京。
白川純とのジャンケン勝負で負けたら翔の脚が吹き飛ぶ。
めちゃくちゃです。
あまりに残酷で目を覆いたくなる展開。
白川純も壊れている
白川純は漆間が要を犯したと思っています。
全然違いますが、至極京に洗脳されてしまっているのでしょう。
洗脳は本当に怖いことですし、現実世界でも蔓延っているものでもあります。
洗脳されて、完全に壊れてしまった白川純。
今やろうとしている残酷な現実を受け入れていることでも分かります。
勝負はじゃんけん
白川純と漆間俊との勝負はじゃんけんでした。
これもまたふざけているって感じがします。
本当に単なるじゃんけん。
カイジに出てくる限定ジャンケンみたいな特殊ルールも存在しません。
本当に普通のじゃんけんで命のやり取り。
それで負けたら翔が死ぬという、狂気のゲーム。
不戦敗になってしまった漆間ですが、本当に至極京がどれほどの命を軽んじているか分かるシーンでもあります。
恐らく自分以外のものの命なんて虫ケラよりも低く見ているのではないかって気がします。
そして絶望する人間を見るのが楽しくて仕方ないのでしょう。
これはサイコパスともまた違った心理の持ち主と言えるでしょう。
脚を失う翔
3回負けたら翔の死です。
そして1回の負けで右足が脛のあたりまで消失。
チェーンソーで一気に切断という信じられないほどに残酷な展開。
胸糞の悪さが尋常じゃないレベルで進む至極京との戦い。
いや、厳密にはまだ戦ってもいません。
それなのにこの絶望感。
なんでしょう、今までのメンバーとはちょっと違う、容赦ない至極の演出。
漆間俊も恐怖を振りほどいて早々に至極京を殺すべく動かないと心が持たないでしょう。
本当に、容易に死まで導いていくであろう研究員たち。
また脚をチェーンソーで切られた翔を見て、戦っている白川純は何を思うのでしょうか。
大切なものを失う気持ちを与えるといっても、脳内で想像するのと、現実に目の前で人が「死ぬ」というのは意味が全く違います。
本当に失ったのかどうか
十字架のろくにん72話の段階では、チェーンソーの音、そしてバキという何かを刻みへし折る音。
そんな異音だけでした。
もしかして「フリ?」という可能性もゼロではないでしょう。
至極京が面白がって「まず負けたらこうなるからね」というデモンストレーションをしたってこともあり得ます。
読者としては、そうであってくれと願うばかり。
そうではなく、本当に翔が片足を失った可能性もあるでしょう。
どっちにしても漆間俊は至極に対して強烈な殺意を抱くことになりそうです。
ただもし3回勝利して翔を救ったとすれば、白川純がただでは済まないだろうというのも目に見えています。
どちらに転んでも漆間俊の絶望に一歩近づきます。
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