キングダム651話のネタバレ考察|満羽と千斗雲・軍師寿胡王に玄右の強さ

キングダム650話に登場した楚の新たな武将たち。満羽(まんう)が城主で次の筆頭格が千斗雲(せんとうん)となります。これは蒙毅たちに伝わっている名前からしても間違いありません。
そして冷静沈着な様子の軍師寿胡王(じゅこおう)ともう1人の武将の玄右(げんう)です。
蒙武が強烈な攻めを見せますが、全くもって慌てる様子はありません。想定外ですら無いのでしょう。

キングダム650話/原泰久先生/集英社
什虎城の武将と軍師たちの余裕
それはこの一枚にすべて込められている気がします。
蒙武の進撃から、ここで楚の将軍の強さが垣間見えることになるのでしょうか。キングダム651話を考えていきます。
楚の武将は強い
楚の武将はあまり知られていませんが、最強のボスとなるのが項燕であろうことは明白です。これは史実で考えても信や蒙恬がボロボロに負ける相手です。また昌平君は楚に戻る史実があるので、最強の武将と最強の軍師といえる昌平君が組んで秦国に対して最大規模の敵として登場するのは見えています。
過去に登場した楚の武将は汗明と媧燐でした。媧燐も相当な切れ者で合従軍の段階では武将として汗明より下だった様子ですが、実力で見れば媧燐の方が上だったと考えて良さそうです。
汗明は蒙武に討たれる結果になりましたが、その合従軍の戦で臨武君が楚の武将というものはどういう存在であるのか語られるシーンがあります。

キングダム26巻/原泰久先生/集英社
臨武君が言う楚の武将の格付け
臨武君は結果的に騰に討たれるのですが、確かにそれなりの苦戦を強いられました。今回の武将たちが臨武君以上の強さだとして、8万の兵力に対する蒙武の力はどの程度になるのでしょうか。
普通に考えたら蒙武の圧勝
合従軍の際には蒙武と騰の軍は合わせて9万に対して、楚は15万でした。その楚軍に対して騰が臨武君を討ち、蒙武は汗明を討ち倒したのです。今の蒙武が当時よりも強くなっているのだとすれば、8万に対して3万でも蒙武の進撃によって武将のいずれかが討ち取られてもおかしくはありません。
満羽や千斗雲たちが汗明よりも強者であるのかどうかです。武力で見ればやはり大男である汗明の方が強いのではないかと思えるので、ここは戦略を駆使した戦になっていくのではないでしょうか。
蒙武だけで什虎が取れるほど楚の軍も甘くはないはずです。「俺達が何者なのか」これが分かっていないとする什虎の武将たちです。軍師の寿胡王も非常に冷静な目つきをしています。蒙武の想像を超えた軍略が繰り出される可能性が高そうです。
魏は来るのか
魏軍に関してですが、最初からいきなり現れない気がしてなりません。漁夫の利を得て自軍はなるべく無傷の勝負を考えている場合もあります。
もう一つが、媧燐の送ったと言われる援軍に対して魏軍が対応する可能性です。呉鳳明は相当な切れ者です。合従軍でその力を見せましたが、媧燐の考えることを読んでいるとも取れます。
蒙武軍が什虎の軍を討ち、媧燐の送った援軍に対して魏軍が戦うのかもしれません。蒙毅は騰の援軍の話をしていたので、これも良いところで到着するのではないでしょうか。
騰と蒙武の連合となれば、まさに合従軍で楚と相対した時と同じです。またこの大将軍二人によって什虎の武将が敗れ去るのか。しかしながら、ここまでの変態っぷりなどを考えるに、容易に倒しきれる相手とも思えません。直線型の蒙武を受け切るのなら、先に伝えた通り奇策と呼べる軍略に嵌められるのではないでしょうか。
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