デスノート特別読切【ネタバレ考察】2020年ジャンプスクエア掲載|10兆ドルで売る!一人10億円!
デスノートの今の時代編がジャンプスクエア2020年の3月号に掲載されました。
デスノートファンは必ず読みたくなる一冊となりました。
エピソードとしては読切なので、そんなに難しくはありません。
新たな主人公は田中実で、IQが相当高い中学生が最初にデスノートをリュークから受け取ります。
そこから2年の後に実際にデスノートでの動きを見せる田中実(一時的にリュークにデスノートを返却して2年後に再度持ってきてもらいます)。
この読切で新たにデスノートのルールが2つ加わる事になりました。
デスノートを売る発想
田中実はデスノートを利用して人を殺すという発想には至りません。
ちなみにこの世界ではキラは伝説的になり、教科書にも出ています。
勿論、教育上ではキラは悪であり大量の殺人犯であると言われているそうですが、実際には戦争や犯罪を減らした神とする風潮もある様子。
田中実は使用をせずに、リュークを使ってカンペの様なものを生放送のニュース番組で掲載させます。
書いたのもリュークで持っていくのもリュークなので皆には何も見えません。
使うのはTwitterで、オークションにかけます。
さすがって感じですが、これでどうやってデスノートを受け渡すのか、お金を受け取るのか気になります。
新しいLも登場する
新しいLも登場しています。
金髪のロン毛で雰囲気はLそのものですが、ニアなのか?というのは分かりません。
レスターも付いている点を考えても、ニアが成長してLを受け継いだと言う事でしょう。
Lは新しいキラをaキラと呼び、捕まえようとします。
これも面白い発想があり、殺人兵器を売る事は犯罪とは呼べないと言います。
確かに銃や軍事兵器を含めて、売っている企業は幾らでもあります。
今回のキラは人を殺さないので犯罪と呼べるかどうかという所なんです。
これも田中実の頭の良さが出てくる所、抑えるのはカネの受け渡しって所になります。
国同士が競りに参加
金額は最初の内は300万ドル程度でしたが、相変わらずの松田が馬鹿をやらかして、テレビに出てキラの力を買うなと言ってしまいます。
これで信憑性が一気にあがって、国も参入してくるレベルにヒートアップ。
少し考えればこれも当然です。
ノートで殺せるとなれば、国としては兵器として必ず手にしておきたいものでしょう。
結果的にアメリカと中国の戦いになり、アメリカが10兆ドルで購入する事に確定しました。
レートにもよりますが、1ドル110円だとすれば、1100兆円って事になります。
恐ろしすぎる金額ですが、こんなお金を受け取れるはずもありません。
ちなみにデスノートに関しては、所有権を捨てて、買い手に直接リュークが持っていくという手法を取る事にしたので足はつきません。
つけようにも記憶すら無いのですから不可能でしょう。
全員に10億円
10兆ドルの受け取り方法はとんでもないバブルを生み出す手法にしました。
それは某銀行口座を持っている東京都内在住の60歳以下に分配しろというのです。
これで金額はかなり減ってしまいますが、一人あたり10億円を超える金額となります。
衝撃を受ける東京都民ではありますが、これも頭が良い方法でしょう。
どの道、10兆ドルなんて使いきれません。10億もあればはっきりいって十分でしょう。
結局は犯人が東京に住んでいて口座を持っている人ってのは100万人くらいで、候補者が多すぎて見つかる訳もありません。
Lとしても負けたと言っています。
最後には田中実も死ぬ
アメリカ大統領のもとには確かに届けようとしたリュークですが、その前に死神大王に怒られます。
デスノートを売るとは何事かと。
ということでルールが追加されました。
デスノートを売買したら死ぬってルールです。
アメリカ大統領としては受け取ったら死にますから、受け取れません。
自分の命の方が大事かと思いますが、そうでもない様子。
そもそも使う事のできないノートです、どこが持っているか確実ですからね。
結果的に持っていると思わせて使わないのが一番だとしっかりと計算もしていました。
お金を貰った田中実は売買に関与してしまっています。
他の国民は関係ありません。
田中実に説明しようとしたリュークではありましたが、最後に所有権を放棄する時に田中実は「二度と現れないでくれ」と頼んでしまっていました。
あまり感傷的というか、そういう感情がないリュークなので、そのまま田中実の名前を書いて殺してしまいます。
やはりノートを使った者の最後はリュークのデスノートに名前を書かれて終わるんですね。
デスノート2020年特別読切の感想
80ページの中で面白さが詰まっていると感じました。
売るという発想の面白さもありますが、受け取り方法は確かに分からないもので、使い方もリュークを全面に押し出した手法。
やっぱり大場つぐみさんだと言わざるを得ません。
また画力は当然非常に綺麗なものでファンを飽きさせるものではありません。
もっと長編で見たかったというのが正直な感想ではないでしょうか。
面白いので是非ともファンの方は2020年のジャンプスクエア3月号をお買い求め下さい。
ジャンプの電子書籍であれば過去分も購入可能なので、すでに一般書店で売っていなくても読む事は出来るでしょう。
マンガ好き
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