【BRACK LAGOON(ﾌﾞﾗｯｸ・ﾗｸﾞｰﾝ）】潔いほど暴力的！ロアナプラの運び屋が帰ってきた。
（BRACK RAGOON 3巻 表紙 引用）
4年ぶりにラグーン商会が
帰ってきました。
10巻の続きが始まりましたよ。
お話は
タイの架空都市ロアナプラ
そこに暮らす
どこから見ても
善人とは言えない人たちの
欲と欲とプライドと
ちょっぴり愛の混じった騒動です。
騒動のほとんどは
人の生きシにに関わり
めでたしめでたしとは終わりません。
しかし、
悲壮感ややるせない気持ちだけで
終わらないのが
この漫画のすごいところです。
それは、
個性豊かな登場人物のおかげだと
いえるでしょう。
⇒【ゲームの仮想空間でバトル】
ラグーン商会
運び屋「ラグーン商会」は
改造魚雷戦「ﾌﾞﾗｯｸ・ﾗｸﾞｰﾝ号」で
どんなものでも運びます。
乗組員は
ボスのダッチ
機械担当 ベニー
銃使い レヴィ
そして 岡島緑郎＝ロック
主人公ロックは
日本の商社マンでしたが、
会社に見捨てられ
ラグーン商会の一員になりました。
強いお姉さんたち
ラグーン商会のレヴィをはじめ
荒っぽいお姉さんが
たくさん登場します。
撃ち合い、斬り合いに
ワクワクするのは
男だけではないのです。
そんなお姉さんの中でも
私のいちおしは
ロシアンマフィアのバラライカ
部下から大尉と呼ばれる
元軍人です。
もちろん、
彼女以外にも
メイド服でマシンガンを
撃ちまくるロベルタ
教会のシスターエダは
武器を売り、
懸賞金目当てにマンハントに
繰り出します
夕闇にとどまる
ロックは平和な日本から
掃き溜めのゴミかごのような
ロアナプラにやってきました。
なので
根っからの悪には
なり切れないでいい人の殻を
くっつけたままでいます。
闇の中に沈むでも、
陽の当たる場所で生きる
訳でもないのです。
その半端にいい人が
困った事態を引き起こす事も
多々あります。
それも面白さの一つだ
と思うのです。
小学館
月刊 サンデージェネックス
6月号より連載再開です。
1巻から10巻まで発売中。
電子コミックもあります。
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