ONE PIECE・キングダム・呪術廻戦・ヒロアカなどの速報ネタバレ考察【マンガ好きドットコム】

• 2021.2.14
• 進撃の巨人最新予想, サシャ＝ブラウス, ガビ＝ブラウン, 進撃の巨人考察, 回収済みの伏線（進撃）
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進撃の巨人考察｜ニコロはサシャが好きだった！恋人にはなれず死亡報告でガビに復讐

サシャはガビの飛空艇潜入時に殺されてしまいました。

進撃の巨人ファンも衝撃を受けたワンシーンでしたが、このサシャに好意を寄せていたのがニコロです。

元はパラディ島に調査に来ていた人物です。

ニコロは熱狂的なマーレ信者

当然と言えば当然ですが、ニコロはマーレからパラディ島の視察に送り込まれた1人です。

マーレの思想に染まっていて到着時にハンジが「仲良しでーす！」と言う中でも「私に構わず殺して」と叫んでいます。

しかしイエェナの裏切りによって捕虜の1人として壁内に連れていかれる事になりました。

ユミルを救った二千年後の君への意味

ニコロはサシャが好き

これはもう確定的な事ですが、きっかけはサシャの一言でした。

ニコロはマーレで料理の達人として存在していました。

イェレナによってエルディア人に対して料理を作らされるのを嫌がっています。

クソッ。
何で俺が。
嫌なら食うなよ。
エルディア人。
お前らなんかに…。
－ニコロ－
(進撃の巨人106話)

しかし言い終わるも前に食い意地では調査兵団、いやユミルの民でトップに立とうというサシャががっつきます。

そして食べた直後に「天才です」の一言。

この一言でサシャを好きになった様子を見せています。

料理人が「本当に美味しそうに食べる人」を好きになるって話を聴いた事があります。

ニコロも同じパターンでしょう。

パラディ島のイェーガー派の目的達する

サシャの墓参りに来たニコロ

サシャが死んだ時、マーレ人であるニコロも墓参りに来ていました。

ジャンは「俺の油断があった、すまない」とニコロに謝ります。

何で俺に謝る？
俺はただ飯を用意してただけだ。
－ニコロ－
(進撃の巨人107話)

当然ですが周りの皆にはサシャを好きだった事はバレています。

ただ恋人という関係までは発展していませんでした。

ニコロはコニーに対してもサシャへの気持ちを訊いています。

コニーは「双子みたいなもの」と兄妹のような存在だった事をここで明かしています。

ニコロはサシャの父親達に「俺の料理を食べに来て下さい」とお願いします。

ここのやり取りも結構面白いです。

ニコロ「娘さんは俺の料理を誰よりもうまそうに食べてくれました。だから、もしよかったら、俺の料理を食べに来てください！」
父親「もちろん無料なんやろ？」
ニコロ「あ…はい…」
(進撃の巨人107話)

サシャの厚かましい部分は完全に父親譲りなのが分かります。

ブラウス家に潜んだガビとニコロの遭遇

サシャの父親は実際に家族総出でニコロの店にやってきます。

「無料だから」と家族全員を連れてきたのです。

ニコロからすれば想定外でしょうが、ここに自分の出自を隠して潜んでいたガビとファルコもいました。

ガビたちもニコロを知って食事の合間に会いにいきます。

そして自分が「戦士候補生」であることを伝えたガビです。

飛空艇への潜入などを訊いてニコロは気付きます。

目の前の戦士候補生であるガビに「女の兵士を殺したか」質問しました。

ガビは自信満々に「はい！仕留めました！」と答えます。

これに怒りが爆発したニコロ。

同じマーレ人ながら恋人ではありませんが最愛の人を殺された怒りはジークの脊髄液の入ったワインでガビに殴りかかります。
(この段階ではそれがジークの脊髄液入りとは誰も分かっていません)

それをファルコが助けて、ファルコは意識を失います。

この時に少し口に入ってしまってファルコは巨人化確定の状態となっています。

ニコロはガビをブラウス家に差し出す

ニコロはファルコを抱え、ガビをブラウス家の面々に差し出します。

サシャの父親としては驚きでしょう。

自分達のところに来ていたベンとミア(これはガビとファルコの偽名)が自分の娘を殺していたのです。

そしてニコロはサシャの父親に自分の持っていた包丁を渡そうとします。

躊躇するサシャの父親。

あなた方が殺さないなら、僕が殺しますが。
構いませんね？
－ニコロ－
(進撃の巨人111話)

愛する人を奪われた怒りはそう簡単に癒えるものではありません。

サシャに料理の喜びを教えてもらった

ニコロはサシャによって単なる料理の達人から「本当の俺」を教えてもらったと言います。

ファルコを人質にしながら伝えているニコロですが、ガビも自分の大切な人を殺されたと言います。

憎しみの連鎖ですが、これでは争いが無くなるはずもありません。

最終回は誰かにとっての絶望となる

サシャの父親はここでニコロから包丁を受け取ります。

ニコロはガビを殺すのかと思ったのでしょうが違います。

ブラウスはサシャは狩人だったと説明し、森での命の奪い合いが世界に出ても同じ奪い合いの中で死んだのだと言います。

サシャが殺されたんは…森を彷徨ったからやと思っとる。
せめて子供達はこの森から出してやらんといかん。
そやないとまた同じところをぐるぐる回るだけやろう。
だから過去の罪や憎しみを背負うのは我々大人の責任や。
－サシャの父親－
(進撃の巨人111話)

ブラウスはもうガビを殺すつもりがなく、全てを許しているのが分かります。

そうまで言われたニコロがサシャの仇を討つには至りません。

ファルコを離して、ニコロは捕えられました。

ニコロはサシャを好きで、生きがいを与えてもらった人物と言えます。

この後、カヤがガビを殺そうとナイフで後ろから攻めるのですが、これによってガビは自分のやった事に少し気付き始めたと言えそうです。

ファルコは巨人化するが生存