【東京喰種:re 考察】カネキ真の目的とは!?有馬の遺志と関係が!?オウル滝澤と似た思想?
(東京喰種:re ヒトと喰種は分かり合える 99話 引用)
99話では、
先代の隻眼の王の遺志を継ぎ、
喰種とヒトが理解し合える世界を
作ると宣言した金木。
故に、
黒山羊の目的は、
人間と喰種の共存だと思われていました。
しかし、
オウルとの会話では、
真の目的があるのではないか?
という考え方も浮上し始めています。
一体、
どういうことなのでしょう?
オウルとカネキ
118話では、
オウルとカネキが会話をします。
そこでオウルは、
お前本当はサ 種の共存とかどうでもいいんだろ?
なんつーか 別の動機でやってんだろ?
たぶん 俺とそう変わらねェ そんな気がするぜ
(118話 引用)
と発言。
カネキは、
何かを隠すとき
アゴを触る癖があり、
この時も図星を付かれたといわんばかりに
アゴを触っています。
今回の件から、
カネキは共存ではなく真の目的が別にある?と
噂になっています。
これまでの目的
実は、
カネキの持つ目的は当初からほとんど
変わっておらず、シンプル
なモノだと思っています。
それは、
「みんなを守りたい」という事
ではないでしょうか?
元より、
トーカに追いつこうと必死だったカネキは、
ヤモリの一件以来、力を付ける
事になります。
それ以降は、
みんなを守るために「あんていく」を襲った
「アオギリの樹」の壊滅を企てます。
しかし、
アオギリの樹を生んだのは芳村であると
嘉納に言われ、路頭に迷いだします。
しかし、トーカに改めて、
目的を聞かれたカネキは、
僕は僕の大事なヒトを奪われたくない
だから摘むんだ 邪魔な芽を
(無印 120話)
と発言していることからも、
何だかんだ目的は変わっていないと
考えられます。
しかし、
この思想ってかなり危ないですよね…。
邪魔な芽となると、
喰種を駆除しているCCGにも
いつかは目を向ける事になります。
そうやって
自分を犠牲にして一人で戦った先には
必ず“悲劇”の主人公として
良い結末は待っていなかった事でしょう…。
有馬の遺志
カネキは、
先代の隻眼の王の遺志を継ぎ、
“喰種”とヒトが理解し合える
世界をつくります
(99話 引用)
と宣言して、黒山羊を創立しました。
有馬は、
白日庭出身者であり、
和修の研究として生まれてくる
不幸な運命を背負った自分と同じ境遇の“半人間”を
どうにかしたいと思っていたはずです。
しかし、
それが人間と喰種の共存だったのでしょうか?
確かに、
半人間はCCGの「V」の犬として
一生喰種を狩る運命を背負ってるとも
言えます。
そんな有馬は、
最期の最期で
ずっと・・・・・・嫌だった
奪うばかりの人生(じぶん)が・・・・・・―――
・・・やっと・・・・・・何か のこせた気がする・・・
(83話 引用)
と言っています。
有馬は、
考えが読めないと皆に言われていましたが、
非情になるために敢えて感情をコロしていた
のでしょうか。
そういう意味でも
有馬は作中で誰よりも、
命を奪う行為が嫌いだった人物なのかもしれませんね。
最強の捜査官として
一番喰種をコロしてきた人物が、
実は一番心優しいキャラクターだったとしたら
とんでもない皮肉ですよね…。
そうだとしたら、
本当は喰種とヒトの共存を望んでいた
のでしょうか?
そういう意味で、
カネキが先代の遺志を継ぎ、といっていたとしたら
何だかんだカネキは有馬の事を
最期の最期で理解したって事ですかね…。
真の目的
では、
真の目的とは何か?
オウルが言うには、
自分とそう変わらねェだそうです。
カネキは、
共存を目指したいのではなく、
みんなが安全に暮らせる世の中を
築き上げたいだけなのかもしれません。
それが、
共存でしか実現できなくなってしまった
のではないでしょうか?
仮に、
今でも十分に喰種(トーカ達)に危険が及ばない
世界ならこんな発言はしていないでしょう。
最初は、
片一方の邪魔な芽を摘むことを考えていましたが、
芳村や有馬の思想を継いで行く内に、
手を取り合って生きていく事に
考えが変わったのかもしれません。
二人の共通点としては、
みんなため、とは言えど
結局、自分のエゴで動いている
という事でしょうか?
今後の二人の
再会なんかも楽しみですね。
⇒【カネキはSSSSSSレート!?】
⇒【ヒデの謎に迫る!半人間or半喰種?】
マンガ好き
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