東京喰種:re考察|最終回で未回収の伏線まとめ!打ち切りではない。エンドロールの意味とは

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東京喰種:re考察|最終回で未回収の伏線まとめ!打ち切りではない。エンドロールの意味とは

最終回を迎えた東京喰種ですが回収されていない伏線もあって、まだ続くんじゃないの?と思っている方もいるでしょう。

東京喰種:reが打ち切りって話も出ていますが、その可能性は極めて低いと言えます。

打ち切りの理由があるとすれば、石田スイ先生の事情な気がしてなりません。

実際には読み返しても物語として見事な終結となっていますので、無駄な引き伸ばしをせず最終回を迎えたと考えるのが妥当と言えます。

本当に回収しきれなかった伏線があるのでしょうか。

今回は最終回を迎えた東京喰種:reの細かすぎる未回収伏線についてまとめていきます。

非常に細かいので「そんなのどうでも良い!」なんて意見も出てきそうですが、気になったのでみていきます。

すでに回収済みとなった伏線
回収された伏線25個まとめ!




リゼ移植でカネキだけ大成功

東京喰種の第1話では、リゼの赫包が金木に移植され物語が始りました。

そして、物語が進むと、リゼの赫包の成功率が低く、1200体の内から金木、クロ、シロの3対しか成功例がない事が判明します。

更に、クロ、シロ、金木を比べても金木は2人と違って優れていました。

なぜ金木だけが優れていたのか?

なぜリゼの赫包は無事、金木に移植されたのか。

明確な理由は分からないまま。

鉄骨落下の事故を起こした旧多二福(ふるたにむら)の言葉を考えると、リゼを狙ったものでカネキはその側に偶然いたからという事になりそう。

明記はありませんが、リゼレベルの喰種を殺そうとしたら捕食の瞬間を狙うのが一番。

カネキは巻き込まれで偶然上手くいった一人と言うことでしょう。

リゼの赫包移植成功理由は!?

喰種もコーヒーが飲める理由

喰種は人間と舌のつくりが違うために普通の食べ物がめちゃくちゃ不味く感じます。

そして、喰種の持つ特殊な酵素から、ヒト以外から栄養を摂取できないそう。

しかし、そんな喰種でも珈琲だけはなぜか飲めます

ただ、理由は一切不明のまま。

おそらく、喫茶店という舞台を描きたいがために用意した設定で特別な理由はないのでしょう。

金木の娘の正体16巻で判明!

ヨモが地下へ

無印の32話で金木とトーカが地下で特訓をしていると、ヨモがでかいバックを持って地下のトンネルから登場。

そうして、2人の相手をしてあげるのですが、この時ヨモが地下で何をしていたのかは分からないままです。

可能性でいうと、バッグに人肉が入っており、24区の人たちに食料を届けていたなどになるでしょうか。

というのも、24区にヒトがいないのは当然ですが、それだと24区の住人たちに食料がなく生存できないはずなんですよね。

冒頭でも店長とよく2人行動していましたが、運び人だったのかも。

ヨモの技はどのレベルの強さなのか
ヨモの電撃は有馬のナルカミ級!




月山クインケの記念品

月山が金木を騙し、喰種レストランを誘導すると、スクラッパーと対決をする事になります。

この時、普通のノコギリで金木が切れないために、クインケを用意しました。

月山からは

ウチにある”記念品”のひとつさ。あれが一番構造が単純だったのでね。
-月山-
(東京喰種38話)

と語られていますが、この記念品がどういう意味合いだったのかは未回収のままです。

月山家で喰種捜査官を殺していたか、それともロゼヴァルト家から貰った贈り物?とかって事なのか?

細かすぎて回収する意味も無かったとも考えられますが。

金木の父

金木が物心つく前に父は死んでいます。

しかし、死亡理由については一切不明のまま。

どういう顔だったのか、どういう性格だったのか、金木に何を残したのか。

分かる事と言えば、金木が父の残った書斎を読んで読書家になったように父もまた読書好きだったという事くらい。

因みに母は過労死という事で描かれています。

少年マンガや青年マンガの主人公においては「両親がどちらもいる事で不具合が生じるケースが多い」と有名漫画家が語っているのを聞きました。

確かに多くマンガの主人公は片親であるケースが多くなります。

流行マンガのそのままを行く東京喰種だとすれば父親を長く語らないのは当然の帰結とも取れるでしょう。

金木研の父の正体とは!?

あんていくの意味

時系列でいうと無印の時から10年ほど前に、店長は”あんていく”という喫茶店を建てました。

そして143話ではトーカが”あんていく”の意味を古間と入見に聞いているのですが、「素敵な意味よ」と返されただけで真相は不明のままです。

因みに”あんていく”は店長が愛した「憂那」と初めて会った喫茶店の名前だったりします(antique)。

後は言葉遊びで「安定区」「un take(取らない・奪わないの意)」「anteiku(並び替えで)⇒ukina(憂那)et(エト)」などが考えられました。

“re”の別の意味とは!?

有馬越えの捜査官

CCGを管理する和修たちの意向でクインクス計画が始まり、有馬を越える捜査官を作るようアキラやハイセは言われていたのですが、その真相については不明のままです。

瓜江の解釈では、いざという時に金木を止められるストッパーになる為だとも語られましたが、恐らくは半人間である有馬の死期が近づいていたこと。

またアオギリの樹(隻眼の王)に対抗する勢力を作るためだったとも考えられます。

実際は分かっていないといって良いでしょう。

描かれているこの段階はクインクスを悪用するケースも視野に入っていたのかもしれません。

有馬の望んだ世界の延長線上とは

クインクスの赫包

クインクス施術を受け、クインクスになった瓜江、才子、六月。

しかし、そのドナー(赫包の主)については不明のままです。

ただ、何でも彼らがフレームアウト(5段階)するとSレート喰種として駆逐されるそうで、もしかしたらSレート喰種から赫包を移植されていたのかもしれません。

金木の視力低下

36話では、金木が有馬のような眼鏡をかけており、「また視力が落ちた気がする」と語っています。

ロゼ編の終わりから流島編が始まるまでは完全に眼鏡をかけるようにもなっています。

寿命の低下だったり、半人間だったり、色々言われましたが、結局理由は不明のままです。

もしかしたら、母も眼鏡をかけていたように遺伝子的に目が悪いってだけなのかもしれませんね。

金木の赫子が十字架の理由!?

六月のプレゼント

123話では瓜江が六月宛のプレゼントを部屋に届けにいきます。

そして、瓜江はこのプレゼントを六月に届けにいくのですが、部屋に入ると六月がいなく、結局何だったのか分からないままになっています。

この後の流れとしては、瓜江が部屋に入ると六月の部屋にトーカと依子の写真が壁に貼られており、1個1個にナイフが刺さっているんですが、

この部屋を描きたいがために瓜江を中にいれさせた都合のいいものだったのかもしれません。

六月のココが嫌い!原因は糞親父




最深部の子供が人間

アヤトは隻眼の喰種を追い、地下の最深部へ到着しました。

そこでは3人の子供の喰種と遭遇しているのですが、子供たちはなぜか自分たちを喰種だとは思っておらず、「人間」であると発言し、更には最深部が「東京」であるとも発言しました。

最深部では一体どういう教育がされているのでしょうか。

食料問題などについても不明となります。

最深部の子供の言葉
最深部は何処の方言!?

竜と瓜江、六月、才子

128話では局長室で旧多とピエロが会話をしています。

この時、旧多から竜を用意するという話しがされると、次のコマに才子、瓜江、六月の3人が描かれています。

明らかに何かの伏線ですが、結局未回収のままです。

3人を活躍させる予定があったも路線変更したと考えられますね。

例えば竜になった金木orリゼを3人が倒すなどといった展開。

エンドロール

144話のラストでは「あああああ」と大量に描かれたエンドロールのような演出がされています。

しかし、この「あ」の並びも意味も分からないままに終わっています。

【東京喰種:re考察】最終回で未回収の伏線まとめ!金木の父、珈琲飲める理由、エンドロール、竜の描写etc

東京喰種:re最終回/石田スイ先生/集英社
最終回の「ああああ」

一部では「60」に見えるという予測もありましたが、だからといって意味があるとは思えないですし、下の「あ」にも繋がってこないので意味が無かった可能性も否めません。

強引に時計を意味して一周回るイメージ、輪廻転生や終始などをイメージした可能性もあります。

エンドロールの意味は!?

店長・アラタ・リゼ・エトは死んだのか

これは伏線とはまた別ですが、あと気になる点でいうと店長、アラタ、リゼ、エトらが死んだのか生きているのかも気になるところです。

生きている描写が無かったので死亡と考えても良いかもしれません。

最終回を迎えて次が想像出来る部分

最終回だけでいってもクロナ、滝澤は行方知れずになったっぽいですし、アキラと亜門も何を求めてどこへ向かったのか分かっていません。

このアキラと亜門の話をスピンオフで描く事も可能と言えそうです。

ドナートはなぜ亜門を贔屓した

あとは、トーカの娘の一花が生まれた事や亜門がどう孤児院に入って、なぜドナートが亜門だけをひいきしていたのかとかも分かっていないでしょうか。

一応、喰種のドナートと人間の亜門とで親子愛が芽生えていたっぽいですが、これもたまたまなのかな。

人を愛するのに理由は要らないと同じように、たまたま言うことを明確に聴く子だったから利用しやすかったという事もありそうです。

そして利用して長く一緒にいる内に情が湧いてきたというもの。

喰種も内面は人間とさほど変わらない事が色々なシーンで描かれているので十分あります。

東京喰種は説明なんてしない

ただ、東京喰種って一から説明をしてくれる事が基本的にはないので、この辺は自分の好きに解釈して良いとは思いますね。

自分で考える事が大事っていうメッセージがあったりするのかも。

そんな事をいっては身も蓋もありませんが、個人的に気になったのはこんなところですね。

総じて言えますが、細かな点のみが残っているだけでほぼ全て回収済みであると言えそうです。

そう考えてもやはり、東京喰種:reは打ち切りではなく、しっかりと終わりを迎えたと考えて良さそうです。

ではご覧いただきありがとうございました。

終わった時の衝撃はまだ続いています
東京喰種:reの最終回感想



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