食糧人類ネタバレ59話【単行本7巻】伊江が罪悪感に耐えきれず
※食糧人類-Starving Anonymous-本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
未読の方はコミックDAYSより食糧人類59話を先にご覧ください。
外のヤツらが死に絶えたところで外に出る伊江とオグっちゃんとカズ。
死体だらけで、そこにはゴキブリや蛆、時には死体がガスを貯めて爆発することも
核爆発などで荒廃した大地よりもある意味では地獄絵図と言えるでしょう。
伊江は死体の道を歩く中でナツネに対する罪悪感で気分が悪くなり精神を狂わせてしまった様子。
そしてカズがそんな伊江をおぶって先に進みます。
それでは食糧人類-Starving Anonymous-59話の考察をしていきます。
地獄の道になった外の世界
外に出た3人。
そこはヤツらの死体だらけで、完全に地獄です。
地獄絵図。
どこを見回しても死体の山で、しかもそこには野生動物が食い荒らした後からゴキブリに蛆と最悪の状況。
そこを半裸の状態で歩くというのですから、信じられない心境でしょう。
しかも死体に溜まったガスが破裂して、足場が崩れることもあります。
高度な文明を持ち、宇宙間を移動するような生物の成れの果てとは思えない状態です。
そんな死体群を抜け続けて、本当に人間が生活している場所まで行けるのか。
少しの時間でしたが大量に放出されて世界を蹂躙していたヤツらによって傷ついた人類文明。
もしかしたら街そのものも機能が死んでいて世紀末みたいになっているかもしれません。
そこまで時間がかかった訳ではないので、戻っても大災害の後のような状況で混乱しているだけでしょうか。
そういう意味では半裸でボロボロの3人が紛れるに丁度良いと呼べるような状態なのかもしれません。
伊江はナツネ放置の罪悪感に狂う
伊江はオグっちゃんとカズが歩く中で突然「戻る」と言い出します。
今更戻っても何も出来ません。
もし罪悪感にかられて扉を開く決断をすれば、それで人類が終わります。
ここで伊江を行かせる訳にはいかないでしょう。
伊江の中でナツネを放置した罪悪感が強烈になっています。
ナツネの叫び声、まさに断末魔が脳内に広がり続けているような状態になっています。
PTSDと呼ばれる状態でしょう。
このまま狂って伊江は人格に変化をきたしてしまうのでしょうか。
これは伊江の持つ驚異的な記憶力ゆえのものと言えます。
忘れられない苦しさが直接的に伊江を苦しめているみたいです。
カズがおぶっていく
心が折れてしまった伊江。
それをおぶるのはカズです。
どうやらもうまともに戻った様子。
あの液体もずっと禁断症状が出てしまうものではないのかもしれません。
ここからはカズが伊江を介護していくような流れもあるのかもしれません。
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