【終末のハーレム考察】31話後編の汐音の涙が根底を覆すか♣利用する者と利用される者♦
(LINK/宵野コタロー先生方 終末のハーレム 31話引用)
31話の後編で
遂に汐音との
メイティングが
始まったが、
中々のSの具合。
というよりも、
翔太はもう別人に
なったと言っても
いいだろう。
昔の復讐も
兼ねているとはいえ、
以前の翔太なら
ありえない行為。
汐音の涙が
これからの
メイティングを変化させる。
候補者
メイティングの候補者というのは
あくまでも相手に好意を
抱いている者というのが
大前提だった。
それは、
怜人の時も、
翔太の時も
同じような説明が
なされている。
しかし、
汐音は別。
完全に、
アイドルとして
成功したいから
という自分の目的の為に
翔太とのメイティングを
希望していた。
広義の意味では
これも受け入れている
と言えなくもない。
ただ、
今までとは明らかに
勝手が違っている。
こうなると、
この候補者について
疑問が抱かれる。
利用する者される者
翔太もある意味で、
利用されている。
それは、
自分でも理解しているだろう。
怜人もわかっている。
しかし、
メイティングの
女性側はどうなのか。
子供が出来れば
裕福な暮らし。
そういった打算で
ここにいる者も
少なからず存在するはず。
純粋な好意じゃない女性。
実際に、
男性がこの一人しか
いないという状況だけに
好意が向きやすいのは確実。
その中に、
嫌悪感があれども
利用すると決めている者が
男を籠絡していくような
人物だったら。
このメイティング制度は
それなりに諸刃の剣と
言えなくもない。
愛させない
愛する者。
これは、
UWはにとっては
厄介な存在。
怜人の一件からも
明らかだろう。
心に決めた一人の女性。
そういう存在は
数多くのメイティングを
してもらいたいという
UWにとっては無用なもの。
近づき過ぎた者を
どんどん排除していく。
そうすれば、
そもそもその人だけ!
という状況にはならない。
いや、
なれない。
それを繰り返せば、
気付くだろう。
仲良くなると
いなくなってしまう。
ただ、
それは安らぎの排除。
狂うのも時間の問題か。
汐音
汐音はアイドルとしての
成功を視野に入れて
翔太とのメイティングを
受け入れている。
まさか、
人が見ている屋上で
とは思っても
見なかっただろうが、
それでも我慢した。
涙を流している姿から
汐音にとっての
アイドルというものが
どれほどに重要なことか
理解できる。
この一件で
汐音がアイドルとして
成功したとすれば、
問題も発生する。
それなら私も。
UWが排除するだろうが、
翔太そのものが
それを望んだ場合。
イジメられっ子から
イジメっ子への変換。
よくある話。
土井翔太の性格が
大きく曲がることに
なるかもしれない。
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