【闇金ウシジマくん考察】読めば社会の暗闇が見える♦誇張されたながらも核心を突く♠
(真鍋昌平 ウシジマくん 2話 引用)
うさぎ大好きな
ウシジマくん。
しかし、
腐った人間には
厳しすぎる。
心が本当は
キレイとかって
思いたいけど、
実際にはどうなのか。
そして、
このウシジマくんは
オススメする人も
多い非常にダークで
真実を語る作品。
社会の闇を描く
描かれているのは
闇金の世界と
それを取り巻く環境。
「終わってるな~」
って思う人が
お金を借りにくる
パターンも多い。
パチンコなどに狂って
その勝ったお金で
借金を返そうとするものや
女や男に貢ぐために
金を借りる者。
どう考えても、
返せる理由はないが、
ウシジマは当然ながら
そんなことは気にしない。
「回収する」
どんな方法でも
必ず回収する。
面白いのは、
ウシジマの後ろにも
当然だが金主と呼ばれる
お金を貸してくれる人物が
存在している。
闇金をやっていても、
その資金はまた闇の中から
借りていると言っても良いだろう。
誇張されるが真実
作品内には、
風俗関連の話や、
金持ちビジネスや
情報商材なんていうのも
当然に登場する。
もちろん、
裏社会だけに
そういった関係の人の
登場もする。
生活保護の話や、
ニートの話、
FXなどでお金を溶かす
というものも登場。
ある意味で、
今の社会で
流行っているものの
裏側がしっかりと
見えてくるという様子。
確かに、
中には本来まっとうなもの
というものも
あるのだろうが、
この作品はその闇の部分を
フォーカスして誇張して
見せている。
ただし、
それはある意味で
本質をとらえている言えるだろう。
だから面白い。
⇒【諸星と沙耶のラストは!?】
たまには救いも
基本的には救われない。
ウシジマくんに
金を借りて
回収される側になれば、
容赦されない。
方法の如何はさておき、
とにかく取られる。
人物像としては、
「こうなったら終わり」
という気がする人たちが
登場するのだが、
中には救われても
いいのでは?
という人物もいる。
それがこの作品の
もう一つの面白さだろう。
いつもいつも、
やられて当然のクズばかりが
登場していては
さすがに信憑性というか、
リアルさに欠ける。
自分たちも、
もしかしたらそこに
立つことがあるんじゃないか?
そう思わされる
救える部分がある人物の
登場が物語のキモと言える。
結果的には、
かなり悲惨な末路となるが、
それでも
そこには僅かな救いがある。
それは、
ウシジマくんが
そうなるように仕組んだのか
それとも運命なるものが
そうさせているのかは
分からないが、
その救いの部分に
なんとなく感動すら覚える。
⇒【ヤバイ清掃の仕事】
社会の闇を知る
ウシジマくんを
読んでいると
社会の闇に
興味が出る人も
多いだろう。
果たして本当はどうなのか?
確かに、
自分たちで探ることの
できない場所。
ネットなどに出てくる
情報もほとんどが嘘偽りの
ものだろうと推察出来る。
しかし、
自分自身では入れない。
実際に潜入して
その場所のことを
克明に記している様な本も
実は書店で沢山売っている。
そういったものも
読んでみると
更に作品を楽しめるのかもしれない。
マンガ好き
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