ギャバンはなぜイム様を傷つけられた?イム様の不死身を破る方法を考察【ワンピース考察】

ギャバンの斬撃がイム様に傷を負わせる

ONE PIECE 1190話では、スコッパー・ギャバンとイム様による直接対決が描かれます。

ギャバンはルフィを遠くへ逃がしたあと、イム様に対して猛烈な斬撃の連打を繰り出しました。

イム様も斧と刀を使って応戦し、両者の武器と覇気が激しく衝突します。

その戦いの中で、ギャバンはイム様の身体に傷を負わせることに成功します。

ギャバンも無傷ではなく、その代償として左腕を肘より下から失う重傷を負いました。

それでも、イム様に明確な傷を与えられたという事実は重要です。

これまでイム様や五老星は、通常の攻撃では倒せない不死身に近い存在として描かれてきました。

それにもかかわらずギャバンの斬撃が通ったのであれば、ギャバンは単純に強いだけでなく、不死身を破るための方法を知っていた可能性があります。

イム様は翼が無くルナーリア人に虐げられた存在だった

イム様は本当に不死身なのか

イム様の能力を考えるうえで重要なのが、五老星に見られる異常な再生能力です。

五老星は身体を大きく傷つけられても、短時間で元の状態へ戻っています。

通常の動物系悪魔の実が持つ回復力とは明らかに異なり、ダメージそのものをなかったことにするような再生でした。

さらに、イム様は離れた場所にいる相手へ力を与えたり、その力や命を奪ったりできる可能性があります。

このことから、五老星や神の騎士団の不死身は、それぞれが持つ悪魔の実の能力ではなく、イム様との契約によって与えられたものとも考えられます。

しかし、イム様本人まで完全に不死身であるとは限りません。

五老星が再生できるのは、イム様から供給される力があるからかもしれません。

一方、その供給源となるイム様自身には、攻撃を受けた際に頼れる存在がいない可能性があります。

ギャバンの傷がすぐに消えなかった場合、イム様は非常に長い寿命と高い回復力を持っていても、完全に殺せない存在ではないことになります。

可能性① ギャバンが強力な覇王色の覇気を使った

最も考えられるのは、ギャバンの攻撃に強力な覇王色の覇気が込められていた可能性です。

ONE PIECEの世界では、能力の強さだけですべてが決まるわけではありません。

カイドウは「覇気だけが全てを凌駕する」と語り、ロジャーが悪魔の実の能力を持たずに海賊王となったことを例に挙げています。

ギャバンは、そのロジャーと共に最後の島まで到達した人物です。

ロジャー海賊団の中心人物だった以上、武装色や見聞色だけでなく、覇王色の覇気を扱えたとしても不思議ではありません。

重要なのは、単に覇王色を持っているかどうかではなく、どこまで高度に扱えるかです。

覇王色の覇気を武器にまとわせる攻撃は、相手へ直接触れなくても大きなダメージを与えられます。

さらに上の段階では、悪魔の実による防御や再生にまで干渉できる可能性があります。

ギャバンの斬撃がイム様の不死身を一時的に突破したのなら、それは極限まで高められた覇王色の覇気によるものかもしれません。

ジョイボーイの覇気も五老星に通用していた

覇王色の覇気が不死身を破る可能性を考えるうえで、ジョイボーイが残した覇気は重要です。

エッグヘッドでは、エメトに封じられていたジョイボーイの覇気が解放されました。

その力は周囲の海兵を気絶させただけでなく、五老星の召喚や変身にも影響を与えています。

これはジョイボーイの覇気が、五老星の肉体ではなく、五老星とイム様をつないでいる能力や契約に作用した可能性を示しています。

通常の攻撃では、五老星の身体を破壊しても再生されてしまいます。

しかし、圧倒的な覇王色の覇気で契約そのものを乱せるのであれば、不死身の再生も止められるかもしれません。

ギャバンはロジャーと共にラフテルへ到達し、ジョイボーイが残した歴史を知っています。

そこでジョイボーイの覇気や戦い方に関する情報を得ていた可能性もあります。

ギャバンの攻撃とジョイボーイの覇気には、不死身の存在へ干渉できる共通の性質があったのではないでしょうか。

可能性② ギャバンはイム様の弱点を知っていた

ギャバンがイム様を傷つけられた理由は、覇気の強さだけではない可能性もあります。

ギャバンはロジャー海賊団の一員としてラフテルへ到達し、空白の100年や世界の秘密を知りました。

そこには、イム様の正体や不死身の仕組みに関する情報も含まれていた可能性があります。

ロジャー海賊団がイム様の存在を知っていたなら、その倒し方についても何らかの手がかりを得ていたはずです。

ギャバンが迷うことなくイム様との戦いを引き受けたのも、まったく勝算がなかったからではないでしょう。

少なくとも、自分の攻撃がイム様に通用する可能性を知っていたと考えられます。

ギャバンはイム様を完全に倒せなくても、傷を負わせることでルフィに攻略法を見せようとしたのかもしれません。

自分の身体を犠牲にしながら、次の世代へイム様の弱点を伝えた可能性があります。

ロジャーたちはイム様と戦えなかったのか

ロジャー海賊団がイム様の弱点を知っていたのであれば、なぜ自分たちでイム様を倒さなかったのでしょうか。

その答えにつながるのが、ロジャーの「おれたちは早すぎた」という言葉です。

イム様を倒すには、単純な戦闘力だけでは足りないと考えられます。

古代兵器、ジョイボーイの再来、ニカの能力、魚人島の人魚姫など、複数の条件が同じ時代にそろう必要があるのでしょう。

ロジャーたちの時代には、しらほしはまだ生まれていませんでした。

ゴムゴムの実と呼ばれていたヒトヒトの実幻獣種モデル・ニカも、覚醒する人物の手に渡っていません。

ロジャー海賊団はイム様を傷つける方法を知ることはできても、世界を支配する仕組みそのものを壊せなかったのではないでしょうか。

だからこそロジャーは、次の時代へすべてを託しました。

ギャバンがルフィを「自分たちが待っていた男」と認めたのも、ルフィの時代になってようやく必要な条件がそろったからだと考えられます。

可能性③ イム様との契約を切断する攻撃だった

イム様や五老星の不死身が契約によるものなら、その力には必ず接続点が存在するはずです。

イム様は五老星や神の騎士団に力を与える一方、不要と判断した者から力や命を奪える可能性があります。

つまり、不死身の能力は各人物の肉体に備わったものではなく、イム様とのつながりによって維持されているのかもしれません。

ギャバンの斬撃がそのつながりを一時的に切断したのであれば、イム様の再生能力が止まったことにも説明がつきます。

ギャバンの技は、地面を破壊して戦場全体を地下へ落とすほど大規模なものでした。

表面的には破壊力に優れた斬撃ですが、本当の効果は別に存在する可能性もあります。

魂、契約、支配など、目には見えないものを切断する技だったのかもしれません。

イム様が他者を支配する力を持つのなら、それに対抗するのは、あらゆるつながりを断ち切る覇気や斬撃ということになります。

可能性④ イム様の武器「骨喰」が弱点になった

1190話では、イム様が「骨喰」と呼ばれる刀を使用しています。

正式な表記や読み方は詳細情報を待つ必要がありますが、名前からは相手の骨や生命力に作用する武器を連想できます。

ただし、強力な武器には何らかの代償や弱点が存在する可能性があります。

イム様が斧だけで戦わず、ギャバンを相手に刀まで抜いたのは、それだけギャバンを危険な相手と判断したからでしょう。

一方で、刀を使うためにはイム様自身も実体化し、相手の攻撃が届く状態にならなければならない可能性があります。

普段のイム様は、影のような姿や巨大な異形の姿を利用し、通常の攻撃を受け付けない状態なのかもしれません。

しかし、武器を使って直接戦う瞬間だけは、身体が実体を持つ。

ギャバンはその瞬間を狙って斬撃を叩き込んだとも考えられます。

この場合、骨喰そのものが弱点というより、骨喰を使用するときに生まれる隙がイム様の弱点だったことになります。

可能性⑤ ギャバンの武器が特殊だった

ギャバンが使用した武器にも秘密があるかもしれません。

強力な覇気を長期間まとった武器は、黒刀へと成長する可能性があります。

ミホークの夜や、リューマの秋水が代表的な例です。

ギャバンが長年使用してきた武器にも、本人の覇気が深く染み込んでいる可能性があります。

さらに、その武器が空白の100年や古代王国と関係する素材から作られていることも考えられます。

海楼石が悪魔の実の能力者へ作用するように、イム様や五老星の異常な力だけを弱める素材が存在するのかもしれません。

ただし、ギャバンの武器だけに特殊な力がある場合、ルフィが同じ方法を再現するのは難しくなります。

物語上、最終的にはルフィ自身がイム様を倒すと考えられるため、武器そのものより、武器に込められた覇気の方が重要である可能性が高そうです。

ギャバンの左腕はイム様を傷つけた代償だった

ギャバンはイム様に傷を負わせましたが、その代わりに左腕を失っています。

これは、ギャバンほどの実力者でも簡単にはイム様の防御を突破できないことを示しています。

ギャバンはイム様の攻撃を避けながら戦うのではなく、自分も攻撃を受けることを覚悟したうえで斬撃を届かせたのかもしれません。

イム様の刀を完全に防げば、自分の攻撃も届かない。

そこで左腕を犠牲にし、致命傷を避けながらイム様の懐へ入ったとも考えられます。

ギャバンが左腕を失ったことは、イム様の攻撃力を示すだけの描写ではありません。

不死身と考えられていたイム様にも傷を負わせられることを、ギャバンが身体を使って証明した場面なのでしょう。

シャンクスも覇気によってイム様を傷つけられる?

ギャバンの攻撃が強力な覇王色の覇気によるものなら、シャンクスにも同じことができる可能性があります。

シャンクスは現在の物語において、最高峰の覇王色の覇気を持つ人物の一人です。

さらにシャンクスは、幼い頃にロジャー海賊団と行動していました。

ラフテルには同行していませんが、ロジャーやレイリー、ギャバンから覇気の使い方を学んでいた可能性があります。

ギャバンがルフィを守るために左腕を失った展開は、かつてシャンクスがルフィを守って左腕を失った場面とも重なります。

二人が同じように左腕を犠牲にしてルフィを未来へ進ませたのであれば、戦い方や意志にも共通点があるのかもしれません。

シャンクスがイム様側の人物と戦う展開になった場合、ギャバンと同じく覇気によって不死身を突破する役割を担う可能性があります。

ルフィはギャバンの戦いから攻略法を学ぶ

ギャバンがイム様を完全に倒せなかったとしても、その戦いには大きな意味があります。

ルフィは、不死身に見えるイム様へ攻撃を通せることを知りました。

これまでのルフィは、再生する五老星に対して有効な倒し方を見つけられていません。

しかし、ギャバンの斬撃がイム様に傷を残したのであれば、覇気をさらに高めることが攻略の鍵になる可能性があります。

ルフィにはニカの能力がありますが、最終決戦では能力だけに頼らない戦いが必要になるでしょう。

ロジャーが悪魔の実を持たずに世界の頂点へ到達したように、ルフィも覇気をさらに成長させなければならないのかもしれません。

ギャバンは言葉だけでなく、実際の戦いを見せることで海賊王に必要な力をルフィへ教えたのでしょう。

イム様を倒すには能力と覇気の両方が必要?

イム様を倒すためには、覇気だけでもニカの能力だけでも足りない可能性があります。

ギャバンは強力な覇気によってイム様を傷つけることができても、完全には倒せませんでした。

一方、ルフィはニカの能力を覚醒させていますが、五老星の再生を止める方法をまだ見つけていません。

ギャバンが持つ覇気の技術と、ルフィが持つニカの力。

この二つが合わさることで、初めてイム様の不死身を完全に破れるのではないでしょうか。

ギャバンの役割は、ルフィの代わりにイム様を倒すことではありません。

覇気によってイム様へ傷を与え、ルフィが持つニカの力だけでは足りないことを教えることだったとも考えられます。

ギャバンが示したイム様の弱点とは

現時点で最も可能性が高いのは、ギャバンが極めて強力な覇王色の覇気によって、イム様の不死身や契約の力を一時的に突破したという説です。

ジョイボーイの覇気が五老星の召喚に影響を与えたことからも、一定以上の覇気がイム様の力へ干渉できる可能性があります。

さらにギャバンは、ラフテルでイム様の正体や弱点に関する情報を知っていたと考えられます。

つまり、今回の攻撃が届いた理由は一つではないのかもしれません。

ギャバンはイム様の弱点を知ったうえで、そこへ最高峰の覇気を込めた斬撃を叩き込んだのでしょう。

それでも左腕を失ったことから、弱点を知っていれば簡単に倒せる相手ではありません。

攻略法を知り、圧倒的な覇気を持ち、さらに身体の一部を犠牲にする覚悟まで必要だったことになります。

まとめ

ワンピース1190話では、ギャバンの斬撃がイム様に傷を負わせました。

ギャバンの攻撃が届いた理由として最も考えられるのは、強力な覇王色の覇気と、ラフテルで知ったイム様の弱点を組み合わせた可能性です。

ジョイボーイの覇気が五老星の召喚へ影響を与えたことからも、極められた覇気にはイム様との契約や再生能力を乱す力があるのかもしれません。

また、イム様が武器を使って実体化した瞬間を狙った可能性や、ギャバンの武器そのものに秘密がある可能性も残されています。

ギャバンは左腕を失いましたが、イム様が完全な不死身ではないことを証明しました。

この戦いは、ルフィにイム様の攻略法を伝えるためのものだったのでしょう。

今後ルフィがギャバンの戦いから何を学び、ニカの能力と覇王色の覇気をどう組み合わせるのか。

それがイム様を倒し、世界を夜明けへ導く鍵になると考えられます。

イム様が語る空白の100年――巨大な王国は本当に正義だったのか?



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