キングダムネタバレ757話【確定】王女と洛亜完とヨコヨコと韓非
騰大将軍や録嗚未と共に信は韓の王都の内部へ。迎えるのは美しい王女や洛亜完大将軍、そして・・・。
※キングダムの本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
嬴政は書物から韓非子の存在を知り、存命を聞いて連れてくるように騰に指示を出しています。
後の世、つまり統一後に必要になる存在であると考えているのでしょう。
韓の王都である新鄭に到着する騰一行。
ここでは韓の大将軍である洛亜完がいます。
またその副官である砂鬼一家や河了貂の昔の仮面のようなものを被ったヨコヨコの姿も。
(キングダム62巻参照)
更にそれら韓側を率いているのは美しい王女で、彼女は韓非子の弟子でもあります。
あまり軍力的に強靭なものではないというのは見えるところですが、攻めるとなればまた別の話でしょう。
王女と洛亜完とヨコヨコ、そして異質な一人の男が信に話しかけます。
吃音気味の彼、この男こそが韓非子です。
史実では嬴政に気に入られながらも後に死亡することになる韓非子をスムーズに連れ出せるのでしょうか。
それではキングダム757話を考察していきます。
キングダム757話ネタバレ情報1・嬴政は韓非子と話をしたい
・ある書物を読みながら作者と話してみたいと昌平君に語った嬴政
・嬴政が感銘を受けた書の著者が韓の王族である韓非であり存命と知る
・韓非は李斯と同じ師を持つ人物
嬴政は史実でも韓非子という人間の考えに影響を受けたとされています。
キングダムの政もまた書物から韓非の存在を知り、そして話してみたいと思うようになります。
嬴政は生きているとは思っていなかったのでしょう。
それほどに卓越した考え方であり、多くの書物を出しまくっているということ。
昌平君が誰が書いていたのかを知っていた様子で、現在も存命であることを嬴政に伝えます。
韓非は韓の王族であり、さらに李斯と同じ師のもとで学んだ人物だと知りました。
統一後に必要になる人物であると政は認識したのでしょう。
この人物に会い、話す必要があると考え、今回の騰大将軍の外交派遣に至ったということになります。
史実を考えると、ここで李斯ではなく昌平君とだけ話していたことが後々大きな問題をはらませることになるとは知りようもないことでしょう。
要するに李斯からすれば立場を危うくする存在が韓非であるとも取れる訳です。
自分よりも優れが法家がいれば嬴政はどうするのか。
元は自分は嬴政の命を狙い国家転覆ではないですが、現王族の覇権を終わらせるべく動いた人間です。
重宝されるのがどちらなのかを考えれば火を見るより明らかでしょう。
キングダム757話ネタバレ情報2・洛亜完が第一将軍で王女と共に
・韓側を引き連れるのは王族の美女の一人
・久しぶりの登場となった韓の洛亜完とヨコヨコ
・洛亜完が第一将軍で騰と話す
騰大将軍と録嗚未、そして信が新鄭に到着します。
当然ながら勝手に動く訳にはいかないので韓側のナビゲーターというかお目付け役がついてくることになります。
六大将軍に対して充てがわれる人物が同じく韓の大将軍である洛亜完です。
誰? となる読者もいそうですが、六大将軍制度が新たに打ち出された時に韓側の描写でも登場している人物となります。
描かれているのはキングダム62巻の673話となります。
ここでの洛亜完の発言はとても興味深いものであり、後に起こる秦VS韓の戦も一筋縄ではいかないのが分かるところでしょう(後述します)。
ちなみに副官はヨコヨコという人物で韓の本営の人間にも「気持ち悪い」と評されるような者。
大柄で山の民を思わせる雰囲気。
被り物は砂鬼のような感じで”只者ではない”ということだけは分かります。
おそらくは武力の象徴のような人物ではないかと予想されます。
そういう意味では乱美迫やランカイのような人物かもしれませんが、何も考えずに暴れるような人間ではないと信じたいところ。
ただし洛亜完が中心になって騰たちを案内する訳ではありません。
率いるのは王女である美女です。
キングダム757話ネタバレ情報3・王女は韓非に教わっている
・王女は韓非子を師と仰いでいる
・王女の登場については洛亜完が止めている(王女のわがまま)
王女は韓非子とどういう関わりがあるのか。
ここはキングダム757話で記されるところ。
韓非は王女にとって法家の師ということになります。
洛亜完からすれば「こんなところに王女が」という気持ちもあるのでしょうが、それはわがままの一つ。
ただし単なるわがままではなく韓にとって意味があるからこそ出張ってきたと考えるのが自然でしょう。
韓非子から教わっているのであれば聡明な人物だと予想されます。
韓非子は中華における君主論とも言われるような思想が描かれています。
王女の雰囲気は切れ長の目に薄い顔の美人という感じでしょうか。
媧燐やカイネと同じような武将の類では無いのは見た感じでも分かるところです。
完全に思想家、戦闘とは無縁の世界で生きていく人物という感じがするところです
洛亜完は楚を味方にする策があった
・魏と秦が同盟したことで楚を味方につけるべく動く洛亜完
六大将軍制度ができた時に洛亜完大将軍は一つの考えを持っていました。
本来なら魏と趙が自分たちの後ろ盾になってくれるはずのところ。
しかし魏と秦が同盟を結んだ時点で韓は厳しい局面にさらされてしまいます。
ここで洛亜完はすぐさま「楚を味方につけておくべき」と王に進言していました。
史実では、この時の韓は国力の低下も激しく戦国七雄に名を連ねるのも困難な状況でした。
白起が長平の戦いで勝利してからは衰退の速度も増し、現実に秦国と戦えるような軍力は持っていなかったと言えるでしょう。
ただしキングダムでは洛亜完がこう発言したことで”韓攻め⇒楚とも戦う”という状況が生まれるのは確実。
友好的な雰囲気を見せながらも、実際は相手側も今来ている六大将軍の騰という人物がどんなものか秤にかけているところです。
この韓の王都で大きな問題が起こることがあるのか、また信が何を感じるのかに注目です。
キングダム757話ネタバレ情報4・もう一人の男が吃音持ちで信と話す
・付き添いには鉄の兜を被った異質な男が一人
・鉄兜の男は信と話がしたく隣並んで話す
・吃音が酷いが信に対して性善説と性悪説について問います
付き添いのはもう一人、鉄兜の男がいました。
この人物が信と話すために横に並び、そこで質問。
「性善説と性悪説」についてです。
要するに人は生まれた時点で悪なのか善なのかという話。
現代において確定的な思想はなく、多くの人の中で入り交じる問題と言えるでしょう。
信は確かに悪の代表のような桓騎の元で戦争に付き従ったこともあれば、善を思わせる嬴政の剣としても働いています。
そもそもの善悪という判断も難しいところですが、この質問は武将のそれではないでしょう。
ちなみに韓非子は世界的に知れる性悪説の代表的思想家です。
「人は本来利己的な欲を持ったものだ」とするのが韓非子の根幹。
果たして信はこの質問にどう答えていくことになるのか。
キングダム757話ネタバレ情報5・鉄兜の男は韓非子
・昌平君から韓非の判断は吃音持ちであると騰は聞く
・信は計画を成功させるかどうかの重要な質問をされていた
この鉄兜の男は吃音持ち。
そして韓非だと判断するために必要な情報として持っていたのが「吃音持ち」でした。
しかしそれを知っているのは騰だけであり、信はそのことを知りません。
騰は喋り方で気付きますが、もう遅い。
大事なのはここでの信の質問に対する回答です。
よって韓非からすればこの質問は「ついていく意味があるのか」を判断するために重要なものだと分かります。
信の回答、その言葉で今回の計画が失敗に終わるか成功するのかが決まってくることになりそうです。
※予想や史実の独自解釈を含む速報での考察となります。追記や修正はご理解下さい。
マンガ好き
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