チェンソーマン102話のネタバレ含む考察と感想|人の命の重さをチェンソーマンが教えてくれる

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チェンソーマン102話のネタバレ含む考察と感想|人の命の重さをチェンソーマンが教えてくれる

チェンソーマン102話のネタバレを含む考察となります。

本編ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。
⇒未読の方はジャンプ+よりチェンソーマン102話を御覧ください。

コウモリの悪魔に飲み込まれたアサたちでしたが、そこにチェンソーマンVSゴキブリの悪魔の戦闘

とりあえず生き残り、チェンソーマンVSゴキブリの悪魔の戦いです。

というかゴキブリの悪魔がゴキブリというか髑髏の悪魔みたいな姿(よく見ると顔がゴキブリ)。

そしてトロッコ問題の新たな解答を示してくれました。

強すぎるチェンソーマン

巨大な髑髏&筋肉の姿となっているゴキブリの悪魔。

その戦いは中々に壮絶でビルは当然の粉砕です。

悪魔のくせに人間の味方をするってことでゴキブリの悪魔は怒っています。

でもチェンソーマンって人間の味方なのでしょうか。

そういう枠組みから外れているって気がしますが、チェンソーマン102話でそのあたりもはっきりします。

トロッコ問題のような試しをするゴキブリの悪魔。

一人か五人かどっちを救うって話。

この解答が素晴らしかったですね。

命の等しさの新たな感性

そもそもチェンソーマンは別に人間を救おうとしている訳ではなさそうです。

悪魔を殺したいから殺しているって感じでしょうか。

とりあえず一人と五人が殺されそうな時に一直線にゴキブリの悪魔に向かってこれを粉砕。

真っ二つ。

その代わり一人の青年も五人の老人も死んでしまいました。

人を救おうと動いていたらキリがないって話なのか、どちらもそれは死ぬ運命ってことなのか。

成り行き任せで生き残るなら残るだろうし、残らないなら残らないってことなのか。

ある意味で公平な判断と言えそうなところでしょう。

その代わりチェンソーマンはビルから落ちてしまいそうな猫を救いました

「ネコもいたよ」

チェンソーマンのこの一言はなにか響くものがありました。

世間的にも被害が伝えられない

チェンソーマン102話の最終ページではニュースが報道されていました。

そこには「またしてもお手柄」という言葉とともに「チェンソーマンがゴキブリの悪魔から猫を救いました」と語っています。

それくらい「人が死ぬのは当たり前の社会」ってことでしょう。

別にチェンソーマンを責める訳でもなく、死者が何人という報道をする訳でもなく、猫が救われたことを「お手柄」と話すキャスター。

何となく悪魔によって人が死ぬのは本当に当たり前になっている世界ってことでしょう。

もしかしたら人は減らさないといけないって力がそこにはあるのではないかって、そんな気にもなってきます。

このページだけでも異常な雰囲気が見え隠れする観念が描かれていてドキっとさせられます。



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