終末のワルキューレ考察|アダムが強い!技と能力は対神で最強。ゼウスにも勝てた可能性
終末のワルキューレに登場した人類側のエース的な存在とも言えるアダム。
その強さは当初ギリシャ神話における最高神であるゼウスすらも圧倒する勢いでした。
結果的にゼウスに敗北することになってしまいましたが、内容としては決して負けてはいなかったと惜しみつつ死んだアダムについての考察です。
NO.00000000001のアダム
第2回戦で登場することになったNO.00000000001のアダムです。
何と0が10個もあるというエヴァのオーナイン(09)システムよりも0が多いという(関係ありませんが)すごいナンバリング。
ちなみに他のメンバーのNO.は登場しません。
11桁までのナンバリングが可能ということは999億までが表示可能となっている状況。
世界の人口は1800年頃に10億で1987年に50億、最近である2019年に77億となっています。今まで生まれた総人口は500~1000億ほどと言われています。
そんな中で一番最初の人類であるアダムがゼウス戦に挑みます。
勿論ですがアダムが実在したかと言われれば疑問が湧くところでもあるはずです。
アダムはヤハウェによって作られた
アダムが登場するのは旧約聖書の創世記です。
アダムはユダヤ教における唯一神である「ヤハウェ」に作られています。
ユダヤ教とキリスト教とイスラム教はお互いの聖典を新旧とする親子のような関係にある宗教です。
旧約聖書という言い方はキリスト教から見た時のユダヤ教の聖典を旧と名付けた事に由来します。
(当然ながらユダヤ教からすれば新約聖書を認めていないので唯一の聖典がいわゆる旧約聖書になります)
ブリュンヒルデは当初シヴァ神(インドの最高神)に対してアダムを充てていました。
しかし突然の順番変更でギリシャ神話の最高神であるゼウスが登場することになります。
ギリシャ神話の最高神と言いましたが、このゼウスは各国神話でも相当な位置に充てがわれる神と言えます。
おそらく全ての神々の中でも最上と言えるような存在でしょう。
当然ながらヴァルハラ評議会の議長も務める神の中でも一つ別格と評価されそうな人物です。
アダムは技と能力が対神戦最強クラス
一見するとヒョロっとしたアダムですが、対神としての力が半端ではありません。
アダムの神器錬成(ヴェルンド)はメリケンサックでした。
武闘派のヤンキーでも今どきは持っていないであろう腕にはめてパンチ力を強化する武器です。
本来人を殴ると中指の突き出た骨を中心に骨折してしまう可能性が高いもの。
特に相手の骨など固いものにあたると意外と簡単に折れたり内出血などで拳が使えなくなります。
メリケンサックがあればそれを防げるという意味で「完全なる拳骨主義」のアダムにとって意味のある神器と言えます。
ゼウスも素手での勝負でしたので、丁度良かったと言えそう。
アダムの強さの源であり能力は「神虚視(かみうつし)」にあります。
神は自らのかたちに模し人を創造された。
旧約聖書創世記第1章27節。
もともとアダムは神のコピー、ゆえに自分が見た神の技は全て模倣できる。
神の驕り高ぶりをそのまんまクソぶち返す。
それこそがアダムの能力。
(終末のワルキューレ9話)
ゼウスが放った黄昏流星群(メテオジャブ)も神の斧もそのままコピーしてゼウスに浴びせます。
かっこいい名前が付いていますが、簡単に言えば高速なジャブの連打とローキックです。
ただしその速度は0.00001秒となっています。
更にゼウスが若き日に当時宇宙最強と呼ばれた時空の番人である父親のクロノスを倒した時に受けた技。
「時を超える拳」
この大技をアダムに繰り出しました。
それこそ周囲の時間が完全に止まって見えるほどの速度であり表記では0.00000000000000000000…と0が20個並んでもまだ続きそうな時間。
その絶対的な速度である時を超える拳に対しても「神虚視」は有効だと分かった瞬間でもあります。
生涯2度目に父親の技だった時を超える拳をモロに喰らったゼウスです。
しかも自分も時を超える拳の速度で打ち込んでいることを考えるとそのカウンターの威力は通常の2倍以上のダメージと言えるでしょう。
これでゼウスは敗れたかに見えました。
ちなみにこの時の描写を軍神であるアレスには見えていませんでしたが、ヘルメスには見えていました。
アダムは時を超える拳が発動されると同時に神虚視にて時を超える拳をコピーし、その技を見切って躱し尚且同じ時を超える拳を繰り出したとされます。
めちゃくちゃなコピー力ですが、それこそがアダムの強さと言えるでしょう。
アダムの能力には限界がある
本来のコピーはオリジナルを超えない程度である可能性が高いものです。
またオリジナルと同じ様には使えないこともあるでしょう。
しかしアダムはオリジナルを超えてくる様な使い方が出来ています。
完全コピーな上にそのコピーを使う事で技を見切るまでに至るまさにチートと呼べる能力。
時を超える拳をカウンターで喰らったゼウスが見せたのは「最終形態アダマス(漢字で書くと阿陀磨須)」です。
極限まで圧縮されたゼウスの筋力を抑え込んで形を維持するようなもの。
その爆発力は尋常ならざるものであり、この状態での秘技は「全速力で放つシンプルな拳の一撃」となります。
ゼウスといえば雷のイメージがあり、実際には全てを支配する神です。
ゼウスは天空神であり雲・雨・雪・雷と言った天候は勿論ながら全宇宙を支配していました。またアダマスというのは本来は万物を斬れる刃であり武器の形は鎌状となっています。
終末のワルキューレでは拳一徹のガチンコファイトを選択しました。
そんなゼウスの真の神の一撃と神虚視のやり合いです。
神虚視の制度が高すぎてアダマスになっているゼウスの拳すらも全て神虚視にて躱してカウンターを当て続けるアダム。
そこで限界が来てしまいます。
ゼウスの全力一打である真・神の右を含め多くの技を受け続けたせいもあり神虚視がオーバーヒートして限界を迎えそうになります。
それでも連続する神の技に対して一歩も退かなかったアダム。
しかし限界が来たところで神虚視が目から血が出て何も見えない状態になり一撃を食らってしまいます。
倒れないアダムはゼウスを掴んで更に拳の応酬。
お互いに一歩も退かない掴み合いのインファイトの中で最期は訪れます。
右拳を伸ばしたアダム。
そして膝をついたのはゼウスでした。
膝をついたゼウスはアダマスを解除させました。
全知全能の神であるゼウスがアダムの前に敗北を喫した瞬間・・・に見えましたが違います。
拳を前に出したままで死んでしまったアダム。
この死合は先に死んだ方が負けです。
アダムはたったの一度も地に伏す事はありませんでしたが、命が先に潰えたのは彼でした。
ゼウス勝利となりましたが、戦いの内容としてはこの全知全能の神にすら勝利していたと言えるものだったのではないでしょうか。
アダムは人類最強なのか
アダムが人類最強なのかという話が出てきますが、これは分かりません。
神虚視という能力が神だけに有効なのだとすれば人類側の強者には勝つ事が出来ないでしょう。
但し相手の強さに合わせて更に強くなれる人物でした。
死亡時のアダムの強さはイコールゼウス級と言えます。
この時点で人類最強になっていたとは言えるかもしれません。
また神虚視について武器を使用したものであればどうなのかという疑問もあります。
今回の相手はもともとシヴァでありステゴロを基本とした拳の勝負でした。
ブリュンヒルデの策としてはシヴァ相手でも当たっていたと考えていいはず。
しかしトールやポセイドンの様な武器を使う相手であれば同じ神器を持っていなければ難しいのではないかと推察出来ます。
ただ回想シーンで蛇神の技を神虚視で真似して爪での攻撃は可能になっています。
肉体の形状変化程度であれば対応してくると考えていいでしょう。
よってアダムが肉体にて対応可能な神相手であれば最強を称するに値する人物であったと言って良さそうです。
ゼウスへの敗北で人類は2連敗となっていましたが、アダムは悲観を与えはしませんでした。
神に人類が抗える事実を教えてくれた意味でも希望を与えてくれたアダムの功績は最強クラスを意味するものだったと言えそうです。
以上がアダムが如何に強いのか、また技や能力についての考察となります。
対神に対してはほぼ最強といえそうな能力を有したアダムでした。
マンガ好き
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