終末のワルキューレネタバレ|シヴァVS雷電の勝敗と死亡者!八咫烏と輪廻武踊灰燼が最終奥義
終末のワルキューレのシヴァVS雷電為右衛門の勝敗結果についてのネタバレです。
終末のワルキューレ31話から始まり41話までの11話にのぼる展開を見せていました。
どちらもガチンコのステゴロ同士ということで読んで字の如し肉弾戦。
勝ったのはどちらなのか。
最後に死亡してしまったのは誰なのか、また奥義についても見ていきます。
※41話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。
勝敗の結果を最初に知る
第5回戦となったシヴァVS雷電為右衛門の試合、というか死合。
早速ネタバレになりますが、勝者となったのはシヴァでした。
お互いに繰り出した最終奥義とも取れる大技にて決着となります。
雷電為右衛門は八咫烏(やたがらす)という鉄砲技。
相撲における鉄砲とは「突っ張り」を意味します。
簡単に言えば有り得ないほどに強力な突っ張りが雷電為右衛門の最終奥義となります。
そしてシヴァは足技で大切炎舞(デーヴァローカ)。
この二つの技がぶつかり合って決着がつくことになりました。
八咫烏と大切炎舞がぶつかり合い、雷電為右衛門に足先が入り込んで二つに裂けてしまいます。
ありがとな。
あんたのおかげで思う存分ワシの相撲が取れた。
砂粒ほどの悔いも残さず、一切全力出し尽くした。
-雷電為右衛門-
(終末のワルキューレ41話)
ちなみにこの戦いにおいて雷電為右衛門はたったの一度も膝をつくことなく終わっています。
最後はシヴァの足で首が斬られて決着となります。
さすがは相撲界最強と言われる存在です。
首を斬られてもなお倒れる事はなく勝敗を決しました。
これで天界と人間界は3-2で人間側の勝ち越しを許すことはありませんでした。
印度の神のトップがシヴァ
かつての印度神界では乱立する神々の群雄割拠だったと言います。
その中で田舎にいた無名の二柱がシヴァとルドラです。
インド神話ではルドラとシヴァは同一視される事もあります。
シヴァは踊りの神様にでもなろうとしていましたが一緒にいたルドラの夢に付き合う形で次々に神々を倒し続けていきます。
そして最終戦とも言える戦いはヴィシュヌとブラフマーとの戦いでした。
シヴァとヴィシュヌとブラフマーはヒンドゥー教における最も影響力のある三柱。
これにも勝利したシヴァとルドラ。
そして最後はルドラとの一対一での戦いになります。
戦い続けるシヴァとルドラですがシヴァは思っていました。
頼む、立つな。立つんじゃねぇぞルドラ。
このままじゃ死んじまうぞルドラ。
-シヴァの心の中-
(終末のワルキューレ37話)
それでも立ち続けるルドラを相手にシヴァは幼少から付き合いのあった彼を思い出します。
「印度神界の天辺に立ちたい」
これはルドラの夢でした。
それを思い出したシヴァは後ろに倒れこみ「俺の負け」と言いかけたところでルドラが先に「まいった」と言います。
描写からもわかる様に明らかにシヴァには余裕がありました。
要するに手を抜いていたということです。
それを見抜いていたルドラ。
命がけで闘る相手に手を抜かれるのはな。
死ぬことよりもずっと辛えんだよ!
-ルドラ-
(終末のワルキューレ37話)
シヴァはルドラの夢を叶えたいがために強力していたに過ぎません。
涙するシヴァですが、ここで遂にシヴァが天辺であることが確定しました。
1116の柱の天辺に君臨することになったシヴァです。
シヴァ派には最高神と位置づけられており世界の創造・維持・再生を司るとされています。またトリムルティという三神一体の考えではシヴァは破壊と再生を司ります。
印度界のトップに君臨する神だけに人類に負けるわけにはいかなかったとも取れるでしょう。
第5回までで人類側に敗れてしまった神はヘラクレスとポセイドンです。
どちらも各神話の「最高神」ではありませんでした。
雷電為右衛門は筋肉の異常発生
雷電為右衛門は農家の子供でした。
しかし2歳8ヶ月で立つことすら出来ていません。
雷電為右衛門は1767年~1825年の人物であり、通算黒星が僅か10個。勝率9割6分2厘(96.2%)の大相撲史上未曾有の最強力士とされています。最近の力士で勝率が異常値だった人物は白鳳で82.6%、1172勝247負という驚異的数字です(歴代15位)。ちなみに朝青龍は79.5%でした(これも高く歴代26位)。
立ち上がった雷電為右衛門は即座に骨が折れてしまいます。
理由は「強すぎる筋肉の圧が骨を粉砕した」というものでした。
これが理由で歩けませんでしたが、徐々にその筋肉を新たな筋肉で殻の様に包む構造になった雷電為右衛門です。
要するに強すぎる筋肉を筋肉が封印したという形です。
これを解放可能としたのがワルキューレのスルーズです。
大型の女性スルーズが解放してもなお破裂して骨が砕けるようなこともなく戦える状態にしてくれる完全制御。
百閉を解除した雷電為右衛門が本来の力となります。
全てを閉じた上に人間の世界では強すぎる雷電為右衛門に対して相撲で禁じ手が出されるほど。
「鉄砲(突っ張り)」「張り手」「閂」「鯖折り」
これらを使ってしまうと相手が壊れてしまうというのが理由だったのでしょう。
そもそも戦ってくれる相手を探すのも難しくなってしまいます。
圧倒的な技を封印してもなお敗れる事はほとんどなかった雷電為右衛門という実際の人物。
終末のワルキューレではその雷電為右衛門が全くもって全力を出していなかったと描写。
だからこそ最高神であるシヴァに対しても善戦可能だったと言えます。
シヴァと雷電為右衛門の技をおさらい
終末のワルキューレは技一つ一つがとても魅力的なものになっています。
改めて出てきた順に紹介していきます。
まずは百閉を解除した雷電為右衛門が繰り出したのがまさかの「握撃」でした。
握撃というのはバキシリーズに登場する花山薫が得意とする技ですが、単純に握力で握りつぶすというものです。
シヴァの腕を握った雷電為右衛門はそのまま腕を握りつぶしてしまいます。
これでシヴァの左腕の1本は使い物にならなくなってしまいました。
続いてシヴァが繰り出した技となります。
それが踊りながら独特のリズムで攻撃を仕掛けるタ・キ・タ・タティン・ギ・ナ・トムです。
この連打に翻弄される雷電為右衛門は上腕筋を大きくふくらませる深山という防御技にて対抗しました。
これに恐ろしいまでの連打を繰り出すシヴァ。
連打し続けるシヴァは徐々に火を纏い始めました。
外野で見ていたゼウスとヘルメスが説明してくれています。
ヘルメス「文字通り燃えているんですよ。あの凄まじい連撃でシヴァの身体が超燃焼をはじめている為です」
ゼウス「そうじゃ。あれがインド最強の破壊神の秘奥・輪廻武踊(ターンダヴァ)」
(終末のワルキューレ38話)
あまりの連撃に深山の防御が持たないと感じたところで総仕上げの如く空中からの踵落とし。
えぐれた肉が焼けていくというとんでもない技で雷電為右衛門もダメージを受けました。
そしてこの状態から雷電為右衛門は自身の最終奥義と言える技を繰り出すに至ります。
雷電為右衛門の最強技は八咫烏
雷電為右衛門が繰り出す技で最終奥義とも言えるのが八咫烏になります。
人間界にいたころの雷電為右衛門は一度も本気になることもなく生涯を終えています。
相撲をしても強すぎて相手が怯えてしまうほど。
それは言ってしまえば弱い者イジメでしかありません。
田舎の両親にお金を送るために相撲を始めながらもやっていることが弱い者イジメでは心が満たされるはずもないでしょう。
今ここにシヴァというとっておきの人物を目の前に本当の全力。
鉄砲(突っ張り)の「極みの型」を繰り出す事が出来ます。
それが八咫烏。
正面から受けたシヴァは両腕でクロスガードをしますが、両腕をそのまま消し飛ばしてシヴァの顔面にクリーンヒットさせました。
これでシヴァは使える腕が1本だけになってしまっています。
但し八咫烏は使うことによる自身へのダメージもあり限界が近くなるのも事実。
シヴァの最終奥義は輪廻武踊灰燼
続いてシヴァの最終奥義なるものが登場します。
それは輪廻武踊(ターンダヴァ)の進化系と言えるもの。
心臓を直接刺激することで強制的に心拍を底上げしていく技です。
伝説は言う
「時至ればシヴァ神
ターンダヴァを踊り世界を破壊す」
だが伝説には先がある
「然してシヴァ自らの肉体を焼き尽くし
その灰燼により世界を再創造せん」
曰く
「輪廻武踊灰燼(ターンダヴァ・カルマ)」
(終末のワルキューレ40話)
ここで繰り出されたのが内包する力を更に底上げする大技となります。
共に命の削り合いを行い最後の着地が先述した大技同士の打ち合い。
雷電為右衛門の八咫烏に対応するのが輪廻武踊灰燼(ターンダヴァ・カルマ)で繰り出す大切炎舞(デーヴァローカ)になります。
結果、シヴァの大切炎舞が八咫烏を勝って雷電為右衛門の敗北が決する流れになります。
以上がシヴァVS雷電為右衛門についての戦いの大筋の流れと勝敗、お互いの大技の紹介となりました。
マンガ好き
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