キングダム661話|ネタバレ考察|什虎陥落で趙攻めの再開。猶予は3年!
寿胡王が満羽についてを語り、絶望の先に何かがあるのではないか見届ける役を秦国武将に委ねました。
今回は秦国と魏国の最強ランク武将が3人集まって成し遂げた戦です。
蓋を開けるとすぐに陥落した什虎城と言えますが、相手武将は660話の時点では誰も死んでいません(寿胡王も首をはねろと言っていますが実際にはねられてはいません)。
そして秦国では明らかに武力最強と呼べる蒙武が満羽に打ち負けるなど、実際の勝利とは言い難い状態。
確かに満羽が今まで通り冷酷に相手を貪っていたら、この戦もどうなっていたか分からないでしょう。
色んな要件が絡む事で秦国と魏国の同盟軍は什虎城を手にする事に成功しました。
満羽はまた登場する
什虎城を奪われた満羽と千斗雲、そして玄右の楚における扱いはどうなるのでしょうか。
満羽は蒙武とまたの再会を約束したとも取れます。
敵を前にしてあっさりと引いた3人に武将ではありますが、楚がこの3人に責任を取らせて斬首などはないと言えます。
趙の悼襄王の様なバカな上層部ならいざ知れず、媧燐などが揃っている状態で強すぎる3人を殺すはずもありません。
満羽たちは別の戦にて蒙武と出くわす事になるでしょう。
最も可能性が高いのは昌平君が裏切った後の楚との大戦になるのではと予想されます。
昌平君の裏切りは史実で確定
項燕と昌平君が最強の敵!?
史実において昌平君が秦国を裏切るのは確実なことになっています。
蒙武と共に戦い続けてきた昌平君の裏切り。
満羽が言っていた言葉に似たものを感じます。
言ってみれば信が政に裏切られたのと同じだとも言えます。
趙攻略の再開
趙の攻略は魏国に割いている戦力の分散によって難しくなっていました。
王都の守護者と呼ばれる扈輒(こちょう)の存在も大きいものです。
武将も守りに特化していて、王都を守る兵も相当な練兵を重ねているのでしょう。
今の兵力だけで落とし切るのは至難な状態で魏国との同盟を持ちかけました。
今回の什虎城は魏国に渡す事になっている秦国ですが、期間は3年とあるので早々にかたをつけなければなりません。
ただ、滅亡する順番で見れば趙よりも韓が先になります。
ここから戦の流れはどうなるのかだけ史実に基づいておさらいしておきます。
史実における順番
史実の年代で見れば、鄴を落として2年後の紀元前234年に桓騎率いる軍勢が扈輒の軍を破ります。
ここで扈輒は死に、趙兵の首10万を斬り落とすことになります。
桓騎がキングダムにおいてすでに「首切り桓騎」と呼ばれているのは、この史実があってのものだと予想されます。
そして、更にこの扈輒討ち取りの翌年、紀元前233年に趙を再度攻めるのですが、侵攻の途中で李牧が現れて桓騎が逆に討たれてしまいます。
李牧はそのまま秦国を攻め続け、さらに翌年の紀元前232年には秦国から一部の領土を奪還しています。
この時代に秦国からの大きな領土奪還が出来たのは、後の楚の項燕将軍を除いて一人もいませんでした。
春秋戦国時代における強い武将の一人として李牧の名前が上がってくるのも当然と言えます。
最初に滅ぶ韓が騰によって滅亡させられるのは、この李牧が進軍して秦国の領土を奪ってから2年の後、紀元前230年となります。
騰は韓を滅亡させ、続いて秦国は趙に攻め入ります。
翌年、紀元前229年に王翦率いる軍によって趙は滅ぶことになっています。
ちなみに什虎城が陥落したのは鄴攻めから1年の後の話だとキングダムでは明記されています。
よって桓騎が扈輒を攻めて討ち取るのは、ここから更に1年後となります。
そこまでの準備が描かれるのか、一気に時間を巻いて桓騎率いる趙攻めが描かれるのか。
この当たりも注目するべきところになっていくでしょう。
キングダム661話は、什虎に対しての最終幕、そして趙攻めに入る手順が描かれると思われます。
史実では李牧死亡
李牧は死ぬ!史実通り処刑か!?
マンガ好き
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