約束のネバーランド考察|ムジカ死亡説は否定された!ソンジュの敵説も否定!
ムジカとソンジュは外の世界でエマ達が最初に出会った味方と思える鬼です。
しかし最初の別れの時の最後のソンジュのセリフが波紋を呼びました。
誰がどう見ても後々敵になってしまうフラグが立っています。
※ここからは約束のネバーランド最終話までのネタバレを含みますのでご注意下さい。
ムジカとソンジュは敵なのか
外の世界で最初から出会ったソンジュとムジカです。
彼らが敵なのか味方なのか測りかねる場面が多くありましたが、最終的に味方のまま終了となります。
ソンジュに関しては上記で見せた様に「どう考えても敵になる」という描写でしたが、ならないままエマたちを救う側に立っています。
ムジカについても序盤のソンジュ二人での回想を見ていると敵の可能性もあるのかと思わせました。
多分人間。
通達のあった脱走者よ。
農園に突き出せば半年は楽に暮らせるわ。
-ムジカ-
(約束のネバーランド51話)
ここから後のムジカの立場などを考えると、そもそもこの発言は疑問が残るものになっています。
最終話までのムジカたちの取り扱いについて考えが定まっていなかった可能性が見えてくるワンシーンでもあります。
ソンジュがエマ達を助けた理由
ソンジュがエマ達を助けた理由は「約束を壊せる可能性があるから」でした。
その理由も最初の出会いからエマ達と別れた後の回想シーンで登場しています。
人間でなきゃ壊せないんだよ“約束”は。
忌々しいだろ、あの“約束”。
信仰を歪め、社会を歪め、種族の姿を歪めたあの忌々しい“約束”をあいつらならブッ壊すことができるかもしれない。
そうすりゃまた人間を狩れる様になる日だって来るかもしれねぇだろう?
-ソンジュ-
(約束のネバーランド51話)
ソンジュはエマ達が約束を変化させて、人間が狩れる状態、言ってみれば天然物の人間を食べたいから助けたと言うのです。
実際に女王であるレグラヴァリマとの戦いが終了した後もソンジュは食べたかった風な事を思っていました。
いいのか?それで。
このままエマ達が結び直した“約束”を履行したら、俺はこの先一生人間を食うことも、いや見ることすらもなくなる。
-ソンジュ-
(約束のネバーランド159話)
ちょっと人間臭さがある様なソンジュですが、ムジカと抱き合うエマを見たり、自分に感謝を伝えてくるエマを見て考えが変わりました。
そうは言っても残念だったのでしょう。
「いいの?人間もう食べられなくなるわよソンジュ」
最後の別れをエマ達に言われた後で、ムジカの質問がこれでした。
それに対してのソンジュは「あ~~~!」とこうなります。
結果的に女王殺しにも協力してくれたソンジュは最後の最後まで味方であったと言えます。
ちょっと人間という鬼にとってのご馳走が失われるショックは隠しきれませんでしたが、それもまた愛嬌と呼べるでしょう。
ムジカの正体とは
そもそもムジカの正体とは何だったのかを解説しておきます。
ムジカはこの鬼の世界では「邪血」と呼ばれる存在です。
もちろんこの邪血というのも実際は政治利用されたものであり、実際には奇跡の血である事が分かります。
民衆がそれを知るのはレウウィス大公の言葉によってでした。
何が奇跡なのかというと「血を飲めば人間を食わずとも退化しないから」です。
要するにムジカは鬼の進化形態であると言えます。
鬼は食べた生物の遺伝子を引き継いで形を変えたりしました。
人間を食べる事で知性を育み、形も人間に近づいています。
その状態で人間を食べないまま過ごすと元の鬼に戻ってしまいます。
エマ達が外で最初に出会った野良鬼を想像してもらえれば退化の行末が分かるかと思います。
人間を食べずに退化を免れる方法というのが邪血と呼ばれるムジカの血を飲む事でした。
ちなみに邪血の一族は多くいましたが、政治利用の為に不要であると判断されてしまい、ムジカを除いて根絶やしにされてしまいました。
ムジカの正体は鬼を退化から守れる奇跡の血を有した一族の生き残りだったという事です。
ムジカは死ぬのか
先程も伝えましたが、レウウィス大公が新たな鬼の安らかなる世界の王としてムジカを推します。
これによって鬼の世界の平和も一旦は担保された状態となりました。
よって最終話に至るまでムジカが死ぬ事はありませんでした。
危険と思われたシーンは2つです。
1つ目のムジカの死亡直前の状況
1つ目は女王レグラヴァリマとの戦いで殺されかけますが、直前に何も感じていない顔をしているムジカに疑問を抱いて手を止めます。
ここからムジカは女王であるレグラヴァリマに対して中々挑発的な言葉を投げかけていきます。
可哀想に。
あなたはなぜそんなにもひもじく飢えているの?あなたは飢えている。
いくら食べても、いくら手に入れても、いくら上りつめても満たされない。
憐れだわ。あなたは既に破滅している。
もう死んでいるのよ。あなたは食べた命に食いつぶされる。
さようならレグラヴァリマ女王陛下。
-ムジカ-
(約束のネバーランド158話)
女王の最後にトドメを刺したのはソンジュたち武装組ではなくムジカの言葉だったとも言えます。
多くの食い殺されたものに内部から破壊されて死亡するレグラヴァリマという形になりました。
もう一つがムジカとソンジュ処刑の場面
ムジカとソンジュはレグラヴァリマ女王が死んだ後に残った貴族の配下たちによって捕らえられます。
そこで行われる処刑の実行。
これもまた直前にレウウィス大公が登場して事なきを得ましたが、死亡寸前だったのは言うまでもありません。
結果的にムジカは幾つかの死亡寸前の状況を回避して最終的には王に至ります。
ソンジュもムジカも死亡せず味方のまま
この後でエマ達は人間の世界に戻っていきますが、最後の最後までムジカとソンジュは味方でした。
特にムジカは違う世界にいっても友達だとお互いが思うほどでした。
ムジカもソンジュも死亡せず、尚且味方であることは確定となっています。
一時期は私も「ソンジュは敵として出てくるだろう」って思っていましたが、申し訳ない限りです。
とても良いキャラでした!
マンガ好き
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