ベルセルク考察|ベヘリットとは「ゴッドハンドを呼び出す道具」ガッツの使用もある
ベルセルクの世界にはベヘリットというものが存在しています。
ベヘリットには2種類存在しています。
利用方法を一言で表すなら降魔の儀を行うための道具ということになります。
ベヘリットとは
ベヘリットは真の所有者が望んだモノを手に入れられない絶望を感じた時にゴッドハンドを呼び出すことが出来る道具となります。
使徒の長ゴッドハンドを呼び出すと同時に降魔の儀という儀式が行われます。
これによって所有者は大切にしている者を生贄として使徒に転生が可能になります。
端的に言えば、ゴッドハンドを呼び出し降魔の儀によって大切な者を生贄にして使徒へ転生するための道具と言えます。
ベヘリットの特徴はランダムに置かれた顔のパーツです。
但しゴッドハンドを呼び出す際には元の位置に戻り、赤い涙(血の涙)を流します。
ベヘリットは生きていると言いますが、実際には生物というよりも高位の霊体に近い存在です。
グリフィスが所持したのは覇王の卵
グリフィスの持っていたベヘリットは覇王の卵と呼ばれるものです。
216年に一度行われる宴「蝕(しょく)」によって所有者は使徒の長であるゴッドハンドに転生する事が出来ます。
グリフィスが鷹の団の全てを生贄に差し出したのが「蝕」です。
これによって殺戮の宴が行われ、グリフィスはゴッドハンドに転生しました。
誕生と存在意義
大魔導師ゲドフリンはベヘリットは深淵の奥深くにまで達している“竜の道”を開くための呪物で深淵にいる神とも深く関わっているものだとも考えています。
実際、グリフィスがフェムトへ転生していく際には、ベヘリットが深淵から浮かび上がっていく描写もありましたから、
何処から生み出されているかと言われれば、深淵の底になるのでしょう。
また、フローラが言うには、
ベヘリットとは人間の運命をも司る高位の霊体・・・・・・あるいはそれ以上の存在が現世に遣わしたものです。
然るべきと刻然るべき者の手に在る。
もしこのベヘリットがあなたのものならば、今捨てたとしてもその時が来れば必ずあなたの手にあるはず。
そうでなければあなたの意志に関わらずいずれはその手を離れていくでしょう。
(ベルセルク24巻
)
要はベヘリットの真の所有者にはいつか渇望と絶望が混在する瞬間が訪れ、その時にゴッドハンドの力で使途になる運命にあるということです。
真の所有者でなければ、自然とベヘリットは自分の手から離れていくことになります。
ガッツ達のベヘリット
ガッツ達は伯爵を倒す過程でベヘリットを一つ手にしています。
今はパックが自分のモノだからとベッチーと名づけて世話をしていますが、このまま彼らの手から離れないとしたらいつか誰かが降魔の儀を行う可能性があるということになります。
しかし、ベヘリットで転生をする場合には最も大切なものを生贄が必要です。
そういう意味では、ガッツが使うならキャスカを生贄にすることになるでしょう。
キャスカが使うならガッツを生贄にする事にも繋がってきます。
こんな展開が訪れるとしたら、相当なダークファンタジーと言えるでしょう。
ベヘリットの今後
ガッツはグリフィスに仇なす存在として、今後とも闘っていく事になります。
本当に最後の最後で人間としての限界が訪れるのなら、このベヘリットを使う可能性もあるでしょう。
しかし、ガッツがキャスカを生贄に捧げる事はありえないので、そうなるともう一人の大切な存在としてグリフィスを捧げる事になります。
仮にガッツがグリフィスを生贄に使途となるなら、神と同等の存在となって闘う事も可能でしょうから、これで残りのゴッドハンドも蹴散らす事になりそうです。
こうなると深淵の執行者であるゴッドハンドが神に背く事にもなります。
髑髏の騎士が“喚び水の剣”を生成したように、“ドラゴンころし”を強化させるためのアイテムとなっていく可能性はあるかもしれません。
“喚び水の剣”はゴッドハンドを葬るために作ったものでしょうが、“ドラゴンころし”もまた更なる進化が必要になってくるでしょう。
今はゴッドハンドを呼び出すだけに用いられるベヘリットですが、今後はこの役割を超えてくることも考えられます。
マンガ好き
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