約束のネバーランド|シェルターのオジサンの正体はグローリー=ベル農園の脱走者!
B06-32の地下シェルターで出会ったオジサン。
地下にいることで最初はW・ミネルヴァではないかと思えましたが違います。
オジサンはエマたちと同じで「先輩」であると言いました。
オジサンの正体とは
B06-32で出会った地下シェルターの先住民であるオジサン。
彼はエマたちの先輩だと言います。
13年前“グローリー=ベル”って農園から逃げて来た。
仲間と一緒にペンを頼りに。
-オジサン-
(約束のネバーランド53話)
エマ達の農園はグレイス=フィールドでしたが、オジサンの農園の名前はグローリー=ベルだと言います。
略称も異なり、GFのグレイス=フィールドに対してGBと表記されます。
更にミネルヴァは13年シェルターで過ごしながら一度も現れていない事が判明しました。
オジサンのもう一つの人格ルーカス
エマ達を追い出そうとしましたが、過去にいた自分の仲間と重ねて精神が壊れてしまいます。
そこで現れたのが頭の中にいる「ルーカス」でした。
頭を抱えて「ルーカスお前は黙ってろ!」と叫ぶオジサン。
そしてすぐに「マズイ・・・奴らだ」と倒れてしまいました。
この人格はオジサンが作り出したものではなく実在する人間でした。
ルーカスはオジサンの親友
ルーカスはオジサンの親友で同じ様にグローリー=ベルから逃げてきた食用児の1人です。
エマとレイとの関係に似ているかもしれません。
後に現れるレウウィスという密猟者の1人に追われた時、ルーカスはオジサンだけを逃しました。
(この時は勿論オジサンという年齢ではありません。というか今でも20代前半でしょうが)
このレウウィスという鬼は後に非常に重要な役割を担っていきます。
また恐らく外の世界で最もエマ達を恐怖に陥れた鬼であると言えます。
ルーカスの生存を知らないオジサン
ルーカスはゴールディ・ポンドという場所で生きているのですが、オジサンはその事を知りません。
先に伝えたレウウィスという密猟者を含め、ゴールディ・ポンドでの狩場での戦闘が終わる頃の再会となりました。
エマが出会うのが先でしたが、ルーカスもまたオジサンの生存について気にしていながら恐怖で聞けなかったと言います。
その服・・・やっぱり君もB06-32から来たのか。
わかってた・・・そうだ一番知りたくて、でも聞くのが怖くて・・・。
もう13年も経ってしまったから。
あいつは生きてるのか?
-ルーカス-
(約束のネバーランド70話)
グローリー=ベルから一緒に脱走した中では、たった1人の生き残りでレウウィスに殺される直前に知らない子に助けられて生存しました。
密猟者から隠れ続けていた人物だったそうですが、エマとルーカスが出会う5年前に病気で亡くなったと言います。
少なくとも13年もの間隠れ続ける事が可能な場所がルーカスの居場所でした。
オジサンはエマ達を死なせようとする
オジサンと共にエマとレイがA08-63へ向かう事になります。
ゴールディ・ポンドと言われるこの場所でルーカスたち仲間を失ったオジサンです。
出発の前にギルダには「二人を生きて戻して」と約束させられています。
現実の厳しさを教える意味でも必要だと考えているのでしょう。
希望を持つから外に出て移動して、そのまま死んでしまい辛い思いをする事をオジサンは理解しています。
また同じ苦しみを味わいたくない一心であると考えて良さそうです。
この辺りの性格もエマとレイは理解していました。
オジサンと一緒に向かいながらエマとレイは二人で話しています。
レイ「ギルダの一言が効いてりゃオッサンは俺達のどちらかを殺しに走るはず、両方じゃなく。
エマ「うん、でも殺すより見殺しにするだと思うな。オジサン、殺せても殺したくはない人だと思う。本当は悪い人じゃないと思う。苦しくて、でも自分じゃどうしようもないんだよ」
エマ(一番は殺されずについていくこと。でも出来るならこの旅でオジサンを知ってちゃんと話したい。駆け引きなしで)
レイ(甘い。元が善人だろうが関係ねぇ。エマも弟妹も殺せない。いざとなりゃ最悪俺がオッサンを殺す)
(約束のネバーランド60話)
エマ達を見るのが辛くなっていた
オジサンがなぜエマ達を嫌うのか。
その理由が明かされたのは約束のネバーランド64話です。
今の家族と同じ様に希望を持っていました。
実際にエマ達が現れた時とオジサンの仲間が居た時は恐ろしいほどに重なり合っています。
部屋にあれだけの落書きをするほどに精神が壊れたオジサン。
また同じ場面が繰り返されて辛くなったのだとエマはオジサンの気持ちを全て見透かします。
仲間の気持ちを思い出す
今のオジサンは「変わらない現実」について絶望していますが、エマがこの絶望から救おうとします。
「共に生きられる。一緒に生きようオジサン」
私は二年以内にGFへ戻る。
置いてきた4歳以下の弟妹と、その他全ての食用児を開放し人間の世界へ連れて行く。
オジサンも行こう、一緒に、人間の世界へ。
仲間が見たかった世界を見よう!
-エマ-
(約束のネバーランド64話)
この言葉でオジサンは今までの思いに変化が生まれます。
エマかレイのどちらかを死なせようとした考えを改めます。
改めるというよりは思い出さされたと言った方が正しいでしょう。
俺だけが生き残れた。
仲間に生かされた。
だから俺はあの場所から逃げて来られた。
生かされた、生き残った、俺だけが。
何のために?
-オジサン-
(約束のネバーランド64話)
オジサンは仲間が自分に託してくれた想いを感じ始めます。
ここでエマが捕えられてゴールディ・ポンドに連れていかれました。
ゴールディ・ポンド編のラストでは強敵であるレウウィスを狙撃して倒す事に成功します。
エマが放った言葉によってオジサンは現実に希望を見出す事が出来ました。
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