進撃の巨人考察|タイバー家と戦槌の巨人と歴史!アルミン血統説もあり
タイバー家の歴史には幾つかの重要なポイントがあります。
戦槌の巨人を管理し、マーレを権限下に治め続けたタイバー家とは一体どんな家だったのでしょうか。
タイバー家は救世主の末裔
当時世界は巨人の力を有するエルディア帝国の蛮行に苦しんでいました。
そこで立ち上がったのがマーレで英雄とされているヘーロスとタイバー家でした。
よってエルディア人でありながら大きな豪邸に住み「救世主の末裔」として称賛を浴びています。
タイバー家と戦槌の巨人
タイバー家はエルディア帝国を葬った巨人大戦からずっと「戦槌の巨人」を継承し守り続けている一族です。
現在の継承者は頭首ヴィリー・タイバーの妹。
エレンの宣戦布告の後に戦槌の巨人は進撃の巨人と戦う事になりますが、敗北してしまいます。
戦槌の巨人に関しては機密性が高く、マーレの上層部でもごく一部しか誰が継承したのかを知らない状況でした。
エルディア人ながら実質の支配者
実はマーレはタイバー家の権限下にあることがヴィリー・タイバーとマガトの会話で明らかになりました。
お察しの通り、マーレという国はタイバー家の権限下にある。
-ヴィリー・タイバー-
(進撃の巨人97話)
タイバー家の権限下にあると言えどもマーレを操作している訳ではありません。
勿論、裏で操っているという感覚でもないのが実情と言えるでしょう。
だがマーレが軍国主義の道を歩んだのはあくまでマーレが選んだことだ。
我々はマーレへの贖罪として自由と力を与えた。
我々の先代がな。
-ヴィリー・タイバー-
(進撃の巨人97話)
戦槌の巨人の記憶を通してタイバー家は真実の歴史を持ち続けています。
ヴィリー・タイバーの死亡
ヴィリー・タイバーはパラディ島への宣戦布告の際にエレン巨人によって葬り去られています。
ここで死亡が確定しましたが、その少し前からヴィリー・タイバーは世界に向けて演説を行っていました。
ヴィリー・タイバーは演説の際に世界に対して、本当のタイバー家の姿を語っています。
巨人大戦後のいち族の安泰を条件にカール・フリッツと手を組み、マーレにエルディアを売った。
そしてエルディア人でありながら世界から尊敬され迫害とは無縁の待遇を享受した。
-ヴィリー・タイバーの演説-
(進撃の巨人100話)
カール・フリッツと結託
巨人大戦はヘーロスとタイバー家がエルディア帝国に反旗を翻した結果のものと言えます。
ヘーロスとタイバー家に敗れたエルディア帝国は崩壊し、マーレが世界に台頭する存在になりました。
実際にはパラディ島で壁内を作り上げた145代のフリッツ王であるカール・フリッツともタイバー家は結託していました。
フリッツ王はすでにエルディア帝国のやり方を気持ちよく思っていませんでした。
裏でタイバー家と結託しながらエルディア帝国そのものを潰し、壁内という「楽園」をつくり、いずれ滅亡させられるまでの日を安息に過ごそうとしていました。
アルミンがタイバー家の血統説
タイバー家のヴィリー・タイバーがアルミンと似ているのではないかと話題になりました。
確かに鼻の形や髪の毛の色が一致していますが、確かな情報は出ていません。
アルミンは外の世界のことが記された本をエレンに聴かせたりと、壁内の人類とは思えない情報を手にしていました。
何かしらの形で外の世界を知り得る存在と繋がりがある家柄だったとしても違和感はないでしょう。
後にハンジに続く15代の調査兵団団長を任命される存在です。
確かにタイバー家のあり方に似ているとも思えなくはありませんが、一つの対比で見せているだけではないかと感じます。
地ならしを食い止める事が出来れば、後の世ではタイバー家と同様に「救世主」として崇められる可能性があるのはアルミンとなるでしょう。
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